白岩玄、河出書房新社。
若者っぽいけどちょっと渋い一編。
住職の孫息子、海生(かいせい)、23歳。
家事手伝い?で檀家を回ったり葬儀の補助をしたり。
ある日、同い年の女性の通夜中、棺の上に座ってる本人を見た。
それからが、不思議のはじまり。
ものにさわれず五感も効かない幽霊(といっていいのか)の設定が
死者の孤独感を強調している。
その死者に同調してしまった海生の物語。
どういう意味を込めていて、どう読むのかは、よく分からなかったけども、
どうなるんだろう、とページを繰るのが読書であれば、十分面白い作品だ。
しかし海生、端から見たら、ちょっとした鬱状態だよなあ。
若者っぽいけどちょっと渋い一編。
住職の孫息子、海生(かいせい)、23歳。
家事手伝い?で檀家を回ったり葬儀の補助をしたり。
ある日、同い年の女性の通夜中、棺の上に座ってる本人を見た。
それからが、不思議のはじまり。
ものにさわれず五感も効かない幽霊(といっていいのか)の設定が
死者の孤独感を強調している。
その死者に同調してしまった海生の物語。
どういう意味を込めていて、どう読むのかは、よく分からなかったけども、
どうなるんだろう、とページを繰るのが読書であれば、十分面白い作品だ。
しかし海生、端から見たら、ちょっとした鬱状態だよなあ。