ローズマリ・サトクリフ、岩波書店。
「第九軍団のワシ」と「ともしびをかかげて」の間の時代の物語。
主人公は、ちょっと内気なところのある外科医のジャスティン。
祖先のいたというブリテン島に赴任してすぐ、いとこにあたる
百人隊長フラビウスにであい、意気投合する。
二人は皇帝カロウシウスに仕えていたが、
皇帝の腹心の部下の裏切りの場面を目撃するも、
ブリテン北部へ左遷されてしまう。しかし。
クライマックスで、前作で失われた「ワシ」が復活し、
ジャスティンにより高々と掲げられる。
気弱なジャスティンの成長物語でもある。
ローマの属州の末期という混沌としたこの時代。
けっこう面白いなあ。
「第九軍団のワシ」と「ともしびをかかげて」の間の時代の物語。
主人公は、ちょっと内気なところのある外科医のジャスティン。
祖先のいたというブリテン島に赴任してすぐ、いとこにあたる
百人隊長フラビウスにであい、意気投合する。
二人は皇帝カロウシウスに仕えていたが、
皇帝の腹心の部下の裏切りの場面を目撃するも、
ブリテン北部へ左遷されてしまう。しかし。
クライマックスで、前作で失われた「ワシ」が復活し、
ジャスティンにより高々と掲げられる。
気弱なジャスティンの成長物語でもある。
ローマの属州の末期という混沌としたこの時代。
けっこう面白いなあ。