池上永一、角川書店。
テンペストと舞台が一緒の短編集。
主人公は筑佐事に成り立ての武太(むた)。
琉球王朝の岡っ引きみたいなもん。
ろくろく字は読めないけど、三線は天下一。
那覇の、海のそばの長虹堤を中心に、
武太が巻き込まれる事件の数々を描く、人情話。
琉球の歌とか漢文とかさらさら出てくるのが不思議。
初期のSFほどはっちゃけず、ほどよい品格がでてきたねえ。
表紙の絵も全て網羅していて、なかなかいい感じ。
テンペストと舞台が一緒の短編集。
主人公は筑佐事に成り立ての武太(むた)。
琉球王朝の岡っ引きみたいなもん。
ろくろく字は読めないけど、三線は天下一。
那覇の、海のそばの長虹堤を中心に、
武太が巻き込まれる事件の数々を描く、人情話。
琉球の歌とか漢文とかさらさら出てくるのが不思議。
初期のSFほどはっちゃけず、ほどよい品格がでてきたねえ。
表紙の絵も全て網羅していて、なかなかいい感じ。