ローズマリー・サトクリフ、評論社。
「イルカの家」と同じようなテイストの作品。
古代歴史物じゃなくて、子どもが主役の物語ってところで。
16世紀、孤児となっておばの家でこき使われていた、
10歳の少年ヒュー・コプルストーン。
あまりの扱いに、愛犬アルゴスと、ツルニチニチソウの鉢と共に、
以前父が話してくれたオクスフォードを目指し旅立った。
その途中で、ヒューはジョナサンたち旅芸人の一行に出会い、
共に生活することになる。
タイトルは、生活の糧を求めて旅をする人たちのことを指す
ほこりまみれの足Dusty-feetから来ている。
ヒューは運良く幸せにたどり着いて、その一連の流れが、
不幸も描きながら、不自然でなく、こうなって当然だよね、
と納得のいく描かれ方をしていて、サトクリフの話の運びは
うまいなあと、毎度毎度感心している。
「イルカの家」と同じようなテイストの作品。
古代歴史物じゃなくて、子どもが主役の物語ってところで。
16世紀、孤児となっておばの家でこき使われていた、
10歳の少年ヒュー・コプルストーン。
あまりの扱いに、愛犬アルゴスと、ツルニチニチソウの鉢と共に、
以前父が話してくれたオクスフォードを目指し旅立った。
その途中で、ヒューはジョナサンたち旅芸人の一行に出会い、
共に生活することになる。
タイトルは、生活の糧を求めて旅をする人たちのことを指す
ほこりまみれの足Dusty-feetから来ている。
ヒューは運良く幸せにたどり着いて、その一連の流れが、
不幸も描きながら、不自然でなく、こうなって当然だよね、
と納得のいく描かれ方をしていて、サトクリフの話の運びは
うまいなあと、毎度毎度感心している。