佐藤多佳子、文藝春秋。
school and musicシリーズ2冊目。
1冊目の第二音楽室は短篇集だったけど、
これは中編。
そして主人公は男の子。
高校のオルガン部の部長。
牧師の父と祖母と暮らす。
母は10歳の頃、父を捨ててドイツ人の元へ去った。
子供の頃からオルガンに親しみ、ある程度の腕を持つけど、
オルガンを教えてくれた母へのわだかまりからか、
自分のあり方に自身が持てずイライラする毎日。
そんな中、後輩の天野真弓が弾くオルガンの音に惹かれる。
その音を聞いてみたいなあと思わせる。
いろいろなことがハッキリしないまま、日々が過ぎる。
1980年という設定で、罪とかの意識が古風なのも面白い。
school and musicシリーズ2冊目。
1冊目の第二音楽室は短篇集だったけど、
これは中編。
そして主人公は男の子。
高校のオルガン部の部長。
牧師の父と祖母と暮らす。
母は10歳の頃、父を捨ててドイツ人の元へ去った。
子供の頃からオルガンに親しみ、ある程度の腕を持つけど、
オルガンを教えてくれた母へのわだかまりからか、
自分のあり方に自身が持てずイライラする毎日。
そんな中、後輩の天野真弓が弾くオルガンの音に惹かれる。
その音を聞いてみたいなあと思わせる。
いろいろなことがハッキリしないまま、日々が過ぎる。
1980年という設定で、罪とかの意識が古風なのも面白い。