河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

妹になるんだワン!

2011-07-04 19:41:16 | 読書(小説)
スーザン・E・ヒントン、徳間書店。
ヒントンといえば、「アウトサイダー」「トラヴィス」。
少年の苛立ちみたいなのを書く作家という印象があったから、
図書館の児童書コーナーでこの名前を見かけて、すぐ手にとった。
親になったら変わるんかなあ。
とはいえ、おはなしは、頑張って人間になる子犬。
強い意志を持って、けっこう努力しているぞ。
人間へ変化してく様は、「どろろ」の百鬼丸みたいだ。
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小暮写眞館

2011-07-04 19:36:07 | 読書(小説)
宮部みゆき、講談社。
この人の書く話は細部がリアルなので、
サスペンスになるとちょっと怖い。
これは、どちらかというと初期の作品に似た、
少年が主人公の青春小説。
花菱家の長男英一と弟光(ピカ)が、初期の泥棒と双子みたいだ。
花菱家の父母が古い写真館のある土地を買い、
建屋を壊さずにそのまま住むことになった。
元の主である小暮老人はここで死亡、幽霊が出るという噂が立つ。
700ページもあるだけあって、話はけっこう広がっていく。
前半は、心霊写真探偵気取りな話が続くが、
そのうち、英一とピカの間にいた死んだ妹風子が鍵となり、
脳天気に見えた花菱家のわだかまりがあらわになる。
一方で、写真館を手配した不動産に務める垣本という女性が
無愛想なくせに自殺未遂をするもんで気にかかる、と。

人生いろいろ。
生きてたら、このくらいみんな抱えてるんだろうけど、
小説的にはややこしくなるからシンプルになりがち。
そこを詰めていくとこんな小説になるのかな。
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ともお18

2011-07-04 19:26:15 | 読書(マンガ)
これも18巻だよ・・・
長く続くのが嫌いなのだ。
でも短編だから読んでいられる。
ちょっとサザエさん的、永遠の小学4年生。
コンビニ兄ちゃんの手癖の悪さが明らかに!
いいとこばっかじゃないねえ。
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とりぱん11・とりぱん大図鑑

2011-07-04 19:23:37 | 読書(マンガ)
もう買うのやめようとおもいつつ、
また買ってしまった。11巻かー。
そして、今回は、倍の値段するカラー刷り図鑑まで・・・
猫イモムシの写真がみられるところがポイントですか。
鳥の写真は宣言通り、変わったアングルが多くて面白い。
マンガの方は相変わらずな独身女性の餌付け。
東北マンガだけに、3.11は避けて通れず。
誰にでも起こりうること。
たまたま彼地だったということ。
我々は地球の上に暮らしているんだ。
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