魔使いの敵

ジョセフ・ディレイニー、東京創元社。
最後から２冊めの語り手は、アリス。
魔王のもとにある３つめの剣を取りに
闇の世界へ行くことになったアリスが
どんな冒険をしたか。
ソーンが登場、ちょっとうれしい。

天と地の方程式３

富安陽子、講談社。
３部作、完結。
「開く者」「唱える者」「奏でる者」「閉ざす者」
「見る者」「知る者」「告げる者」
７人のカンナギが集結。天ツ神の意志を受け取り、
黄泉ツ神を地の底へ送る。
彼らは使命を果たせるか。

数学モノ？としてもなかなか面白かった。
きっちり３冊でみごと収束。

日の鳥２

マンガ・・・か？
イラストエッセイ的な。
可愛くない鶏を語り手にしたアフター震災レポート。
書き下ろしの「小さな世界」はなかなか。
古事記もそうだが、変なものを不思議な視点から
よくもまあ描ききるもんだなあと感心する。