河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

DVD「フランシスコの二人の息子」

2008-02-16 00:05:34 | 映画
ブラジル映画。
ゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルチアーノなんて歌手は知らないけれど。
フランシスコという音楽好きの酔狂な男の家に生まれた子どもたち。
長男ミロズマルと次男エミヴァルの兄弟は、父に音楽を仕込まれ、
バス停でアコーディオンとギターを弾いて歌い、一家を助ける。
この一家、子だくさん。次から次へと・・・ポリオの子も一人。
映画が半分過ぎたあたりで、一人死に、あれ、二人の息子は?と思ってる間に
兄弟がむくむくと大きくなり、現実の姿に結びつく。
実在の歌手なんだってねえ。
前半は、貧しいながらも家族の愛に満ちている子ども時代。
これは良かった。
後半は、急激に進む、サクセスストーリー。
実在となると、ちょっと鼻につくかも~

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その名にちなんで

2008-02-15 21:41:09 | 読書(小説)
ジュンパ・ラヒリ、新潮クレストブックス。
短編がそのまま長編になった感じ。
それは、文章が現在進行形を含んで淡々と進んでいくからか。
そして、次々と写る人が変わる。映画のように。
アシマが自宅で一人暮らしに悩んでいるころ、
息子ゴーゴリは、恋人とその家族との暮らしに疑問を持ち、
父アシュケは、胃の不調を訴え、病院へ行き・・・。
物語は、インドで娘アシマが、結婚を決めるところからはじまり、
結婚しアメリカへ渡り息子と娘を育て、夫に死なれた後、
アメリカを離れる生活に入るところで終わる。
しかし、物語は、息子ゴーゴリのためにある。
ゴーゴリの、名前との戦い。
父が、事故に遭い死にかけたときに読んでいた本の著者。
しかし、長ずるにつれ、その名を厭うようになる。
ゴーゴリが、名前を受け入れるようになるまでの物語でもある。
映画になってるらしいな。
早送りになってもいいから、すべてを描いてほしいな。
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DVD「街のあかり」

2008-02-09 23:40:31 | 映画
フィンランド映画。
アキ・カウリスマキ監督。
夜の警備をしているさえない青年。
ある晩、金髪の美女に声をかけられる。
デートする。家に呼ぶ。
しかし。
女はある一味の一員だった。
青年の不幸に拍車がかかる。
犬がいいね。犬、出したかっただけって感じだが。
ラストシーンに、ほっとした。
ぽっとあかりが灯るような。
アナログなバックミュージックや北欧デザインな家具なども面白い。
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DVD「ボンボン」

2008-02-09 14:00:28 | 映画
アルゼンチン映画。
原題は、たぶん、「犬」
「ボンボン」は、犬の名。あんまり出てこないけど。
仕事をクビになって手作りナイフを売り歩く、さえないおっさんが、
ふとしたことで、血統書付きの猟犬をもらう。
銀行へ行けば、支店長が、トレーナーを紹介してくれる。
トレーナーのところへ行けば、ショーに出すことになって。
とんとんと話が進む。
おっさんは、始終曖昧に笑ったまま、運命を拒まない。
でも、犬への愛は、本物だ。犬がいなくなって、愛想笑いがなくなる。
犬は、ビッグビジネスだ!という夢のような物語。
これは、南米が舞台だからこそ。あくまでタイトルは「犬」。
おっさんは、ボンボンの名前を勘違いして犬舎の名前で呼んでたし。
日本版の宣伝を読むと、大いに勘違いするぞ。
しかし、犬は、いい味出ていた。
ちゃんとしつけてある犬で良かったね。
日本だったら怪我している。
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リンドキストの箱舟

2008-02-03 21:07:47 | 読書(小説)
アン・ハラム、文藝春秋。
イギリスの児童書。SF。
原題は「シベリア」。
地球が寒冷化している未来。
以前は、囚人はシベリアに送ったが、
今は地球全部がシベリアになった、という言い回しが出てきた。
主人公の少女スロー(ロジータ)は、4歳の時、
母と一緒に収容所へ送られてきた。
政治犯の父母。父は連行された。
母は、幼いロジータに、「リンドキストの子どもたち」という
秘密の動物の世話の仕方を教える。
野生動物が絶滅し、そのDNAを保持するための生き物という。
母も失った少女は、北へ行き、それから西へ行って、都市を目指す。
その道のりを、リンドキストが、様々な動物に進化して、助ける。
どーにもハッピーエンドですが。
先が読めずに読み進めたけど、結局よく分からない部分も。
思ったより、動物が詳しく出てくるわけでもなかった。
またしても挿画は丹地陽子、画風が違う?妙に色気が。
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