不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

珍犬デュカスのミステリー

2009-07-20 21:15:12 | 読書(マンガ)
ものすごいめんたま。
表紙絵に惹かれて読んでみた。
文庫2巻。
「伊平次とわらわ」が面白かったので、
「わらわ」成分を求めてしまうが、やつはタダの犬。
甘い物が好きでデブでタヌキ似?の憎めない奴だが。
しゃべるのとくりくり目玉は共通点。
「伊平次とわらわ」が面白かったのは、犬プラス、
の仕事(墓守)がさらりと描かれていて、
妖怪物としても面白かったんだなあ。
で、現代物のこの話は、いまひとつ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みのりちゃんの実験室 世界征服のすゝめ

2009-07-18 09:33:13 | 読書(小説)
火浦功、朝日ノベルズ。
「ゝ」って、「おなじ」で出るんだ・・・
復活新書化シリーズ第4弾。
挿絵がね・・・いしかわじゅんじゃないので、
違和感があったけど、まあこんなもんか。
本来は、知世ちゃん似のはずだ。
今読むと、もしかして「萌え」?って思うけど、
火浦功は20年早かったのか・・・
文庫、84年とか87年に出てんだなー。
大学の頃、古本で集めたっけ。それももう10年前か☆
そして、書き下ろし短編は、もはや短編の体を成していない。
復活するより新作を・・・ガルちゃんを・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

魔使いの弟子

2009-07-17 20:53:24 | 読書(小説)
ジョセフ・ディレイニー、東京創元社。
佐竹美保の挿絵だ。金原瑞人らの翻訳だ。
この人たち、どんだけ本を出してんだろうと思うくらい、よく見る。
魔法使い、ではなく、魔使い。
SPOOK。お化け?薄気味悪い人?
主人公トムは、7番目の息子の7番目の息子。
魔使いグレゴリーの弟子となることとなった。
トムのお母さん、何者なんだろう。
それなりに才能のある少年で、自分の失敗は自分で解決しようとする
見上げた男の子で、最後までなんとか、自力でやり通したあたり、
運だとか、あの世からの助け、みたいなのがないのが、好感が持てる。
しかも、魔使いといっても、なんか自力でがんばっていて、魔法は存在するけど、
個々人がもっている能力ではなさそう。杖の力とか。
とりあえず、シリーズ第一弾なので、続きを読もうと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白蛇島(はくじゃとう)

2009-07-15 21:29:58 | 読書(小説)
三浦しをん、角川書店。
高校生の男の子2人の、夏の冒険物語・・・
というにはちょっと、和風ホラー風味が。
神さまだとか、あやかしの類も、顔をのぞかせるけど、
なんにも説明がないのが、小気味よいような。
ちょっと間違うと、和風「ファンタジー」と言われかねない内容を、
きっちりまとめているあたり、うまいと思う。
主人公、悟史は、生まれ故郷の拝島や海が苦手で、
島から出たいと思っている。
高校は島から出て寮生活だが、
13年に一度の祭りに参加するため、お盆に戻ってきた。
迎えるのは、「持念兄弟」である幼なじみ、光市。
神社の兄弟信一と荒太、謎の民俗学者犬丸、多彩な顔ぶれ。
そして、祭り=神事の夜に、島を守ることができるのか?
不思議が見える主人公の能力は、島を出ることとの因果関係はないらしいが、
そのあたりが引っかかる以外は、全般的にさらりと描かれていて、
荒太とかも、悩みをうつうつと引きずってなくて、さっぱりしている。
思ったより明るくさわやかな小説。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

橋のない川第一部

2009-07-09 22:51:02 | 読書(小説)
住井すゑ、新潮社。
何となく読んでみる。
分厚い。まだ1冊目。7冊はあったはず。

奈良県のあたりの被差別に住んでる、
誠太郎と孝二のきょうだい。
父は戦死、祖母と母の4人で暮らす。
勉強だって結構出来るのに、住んでいる地域のせいで、
中学校へ行く気にもならない。
誠太郎の友人豊太は、私生児でこちらもあまりいい目は見ていない。
孝二は、頭のよい子で、周りがよく見えすぎる。
そのぶん、兄よりも強情だったりする。
ハッピーエンドはこないことは分かっているけど、
とりあえず先を読んでみよう。

くさいくさいといじめられる子らだが、
わらじのワラを漂白する過程はホントに臭いらしい。
牛とかも臭いし、解体も野外じゃ臭いだろうなあ。
そういう匂いのことまで考えが及んでなかったなー。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする