河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

マラソン2年生

2010-12-12 22:23:41 | 読書(マンガ)
マラソン1年生を読んでマラソン始めました(マジ)。
1年先輩は、次は何してるんだろう~と言う感じ。
なんだかんだ言って、この人結構早いよ。
写真撮ってる余裕もあるし。
そしてヘタウマだけどちゃんと書き込んであって、
色合いもきれいだし、マンガとしても上等。
私の初フルマラソンは未完に終わったからなあ。
次もがんばりすぎずにがんばろーっと。
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ピスタチオ

2010-12-09 19:39:18 | 読書(小説)
梨木香歩、筑摩書房。
理屈じゃなくて直感な小説。
棚(たな)こと、山本翠が、アフリカを旅する。
その発端から、旅で出会うものすべてが必然・・・
っていうような、超感覚小説(造語)。
雰囲気は好きですよ?
なにかを押しつけるわけではないので、怪しさはない。
日本が、ざぶんとアフリカの波をかぶったような。
家守奇譚は良くて、これがいかんと言うこともなかろうが・・・
舞台が現実過ぎたから違和感あるのか。
読んでて途中で森絵都と取り違えてたことに気付いたのは秘密。
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和菓子のアン

2010-12-08 21:24:42 | 読書(小説)
坂木司、光文社。
今度は和菓子。
この人の描く本は、毎度舞台が違うからなー。
ホテル・ジューシーとかそっち系。
高校卒業して、デパ地下の和菓子店でアルバイトを
始めた、ちょっとぽっちゃり梅本杏子(きょうこ)。
覚えはいいし、愛想もよい、お菓子大好き。
そんなこんなで、中身は親父なお姉様、椿店長と
イケメンだけど中身は乙女な立花さん、
元ヤンキーの大学生アルバイト桜井さんの4人でシフト。
連日お菓子を買いに来た客は、なぜああいう買い方をしたのか?
みたいな日常の謎を解き明かすほんわかミステリー。
「短劇」はちょっと・・・だったけど、
知らない知識が身について、ちょっとお得感もありつつ、
というあたりで、新刊出るつど読んでるという。
主人公たちはみんな、引きこもり探偵の鳥井みたいに、
社会に対してまっすぐすぎるところがあって、
あやういけど、共感するところがあるってことなんかなー。
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ほこりまみれの兄弟

2010-12-01 21:47:11 | 読書(小説)
ローズマリー・サトクリフ、評論社。
「イルカの家」と同じようなテイストの作品。
古代歴史物じゃなくて、子どもが主役の物語ってところで。
16世紀、孤児となっておばの家でこき使われていた、
10歳の少年ヒュー・コプルストーン。
あまりの扱いに、愛犬アルゴスと、ツルニチニチソウの鉢と共に、
以前父が話してくれたオクスフォードを目指し旅立った。
その途中で、ヒューはジョナサンたち旅芸人の一行に出会い、
共に生活することになる。
タイトルは、生活の糧を求めて旅をする人たちのことを指す
ほこりまみれの足Dusty-feetから来ている。

ヒューは運良く幸せにたどり着いて、その一連の流れが、
不幸も描きながら、不自然でなく、こうなって当然だよね、
と納得のいく描かれ方をしていて、サトクリフの話の運びは
うまいなあと、毎度毎度感心している。
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