河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

魔少年ビーティー

2011-07-11 20:44:31 | 読書(マンガ)
これも寮のマンガ。
荒木飛呂彦のデビュー作か?
これはひどい。
なかなか人間性のない主人公だ。
爽やかに、邪道。あぶねー。
良い子は真似しないでください。
多分、今だったら絶対掲載できない。
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20世紀少年1~20

2011-07-11 20:42:22 | 読書(マンガ)
寮の談話室に置いてあるマンガ。
えー、最後までないのかよー。
太陽の塔がともだちの塔になってる時に、
大阪の万博公園にたまたま行ったことがある。
ってそれだけの知識でした。
モンスターは読んでいたから、
連載始まった頃はある程度読んでたんだけど、
連載で読む分には、謎ばっかりで、読むんがしんどかった記憶が。
さらにはストーリーに惹かれても、キャラは今ひとつ。
キャラはそれぞれしっかり造形があるんだけど、
こいつに思い入れ、とかがない感じ。
ケンヂはカッコいいよ。でも、ケンヂ好きとかにはならん。
しかし、風呂敷をどんどん広げて、どうやって閉じるんか。
あー・・・レンタルかなあ・・・
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魔使いの犠牲

2011-07-08 23:35:15 | 読書(小説)
ディレイニー、東京創元社。
シリーズ第6巻。
タイトル通り、おおきな犠牲が。
トムの母の謎が解ける。そして別れ。
そろそろクライマックス。
どうしたら魔王を倒せるだろうか?

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妹になるんだワン!

2011-07-04 19:41:16 | 読書(小説)
スーザン・E・ヒントン、徳間書店。
ヒントンといえば、「アウトサイダー」「トラヴィス」。
少年の苛立ちみたいなのを書く作家という印象があったから、
図書館の児童書コーナーでこの名前を見かけて、すぐ手にとった。
親になったら変わるんかなあ。
とはいえ、おはなしは、頑張って人間になる子犬。
強い意志を持って、けっこう努力しているぞ。
人間へ変化してく様は、「どろろ」の百鬼丸みたいだ。
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小暮写眞館

2011-07-04 19:36:07 | 読書(小説)
宮部みゆき、講談社。
この人の書く話は細部がリアルなので、
サスペンスになるとちょっと怖い。
これは、どちらかというと初期の作品に似た、
少年が主人公の青春小説。
花菱家の長男英一と弟光(ピカ)が、初期の泥棒と双子みたいだ。
花菱家の父母が古い写真館のある土地を買い、
建屋を壊さずにそのまま住むことになった。
元の主である小暮老人はここで死亡、幽霊が出るという噂が立つ。
700ページもあるだけあって、話はけっこう広がっていく。
前半は、心霊写真探偵気取りな話が続くが、
そのうち、英一とピカの間にいた死んだ妹風子が鍵となり、
脳天気に見えた花菱家のわだかまりがあらわになる。
一方で、写真館を手配した不動産に務める垣本という女性が
無愛想なくせに自殺未遂をするもんで気にかかる、と。

人生いろいろ。
生きてたら、このくらいみんな抱えてるんだろうけど、
小説的にはややこしくなるからシンプルになりがち。
そこを詰めていくとこんな小説になるのかな。
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