河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

浜村渚の計算ノート6さつめ

2016-01-14 23:41:14 | 読書(小説)
パピルスよ、永遠に。
青柳碧人、講談社文庫。
シリーズ7冊目の6さつめ。
じわっと話が進むような進まないような。
いろんな数学ネタ、尽きないなあ。
ナポレオンやらド・モルガンやら、
学校で習ったなあ。
そもそも羊がいないことを示す0の発明とか
数学は、身近なものを表すための学問なんだよね。
古代エジプトの数学もなかなかおもしろい。
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サイレント・ブラッド

2016-01-13 21:50:30 | 読書(小説)
北林一光、角川文庫。
前作「ファントム・ピークス」が面白かったんだが、
これを最後に亡くなったはずなのに、
この作品はなんだろう?
遺稿にしちゃ完結しているが。
ちょっとオカルト入っていて、
そのあたりがちょっとどうかなあという感じだけど、
主人公一成と、信濃大町で出会った女子大生深雪とかの
キャラクターがイキイキしてて、
リアルな大学生の自分探しも加わって、
物語は結構重厚な感じ。
山好きには楽しい描写があるし。
ただ、オカルト臭がねえ。
こんだけリアルなのに、そこだけ違和感。
一成の父探しは、かなりヘヴィーだ。
電車を降りそこねるくらい集中したよ。
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大神兄弟探偵社

2016-01-11 22:23:55 | 読書(小説)
里見蘭、新潮文庫nex。
ちょっと惹かれたけど、所見の作家だし、
どうもなーと思ってたけど、続編が出てたので?
1冊めに手を出した。

正直なところ、荒唐無稽。
双子の兄弟、大神鏡市と辰爾。同居人黎。
そこに、友達の女の子を助けたいと、
この探偵の門を叩いた大学生、城戸友彦。
頭脳と人脈と秘密道具?とパルクールで培った体力。
4人で、博物館から絵画を奪った犯人を暴きだす。

何かに似てると思ったら、ルパン三世かな。
裏の掻き方が、突拍子もない。
事件の幕引きが、それ!?っていうところも。

正直、友彦が忍び込んでブツを盗み出すシーン、
描写があんまり良くわからなかった。
もっかいよんでみる。
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向ヒ兎堂日記6

2016-01-10 22:28:24 | 読書(マンガ)
佳境に入ってきた。
伊織も動くことになる。
向こうの黒幕っているのかなー。
伊織のわだかまりはあっさり解消。
さて続きはいつになるのか。
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遠い日の呼び声

2016-01-09 22:07:36 | 読書(小説)
ロバート・ウェストール、徳間書店。
真夜中の電話に続く、2冊めの短編集。
こちらは、昔語りが多いかな。
戦時下の少年とか。
今回の宮崎駿の表紙画は、分かるぞ。
アドルフ/家に棲むもの/ヘンリー・マールバラ/赤い館の時計
パイ工場の合戦/遠い夏、テニスコートで/空襲の夜に
ロージーが見た光/じいちゃんの猫、スパルタン
スパルタンの話は、明るくてよかったな。
ヘンリー・マールバラは、働く女性が主人公でちょっと新鮮。
家に棲むものも、主人公が女性で、ちょっとズボラでいい。
パイ工場は不思議な寓話みたいだ。
アドルフとかロージーのはホラーだな。
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