河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

万引き家族

2018-09-25 19:24:22 | 映画
また休暇に映画。
今度はTOHOシネマズへ行ってみた。初かも。
こういう映画自体を、もう目新しくも感じないのは、
私がこういう映画やこういう現実の描き方に
慣れてしまってるからなんだろうか。

疑似家族ではあったけど、
その間に、何かがあった。
だれも言葉にはしない。
いえばいいのに、ともどかしく思う場面もあったけど、
きっと他人には理解できない。
あの映画を、最初から見てたから、なんかわかるような。
そのなにか、救われないけど、でもそういうのがあるってこと、
砂漠に染み込んで消えてしまう水のような、なにかに、ホッとする。
そんな感じの映画。
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天空の約束

2018-09-23 09:37:19 | 読書(小説)
川端裕人、集英社文庫。
気象エンタメ、って書いてあるけど、
一体どこがエンターテイメントやねん。
前作の「雲の王」は、気象が見えちゃう
能力者の女性が奮闘する話だったけど、
これは、その一族が戦中戦後にどんな目に
あったか、てあたりの小話の連作。
「雲の王」ばりに、手に汗握るクライマックス
があるならともかく、
これはエンタメを語ったらいかんと思うわ。
なんかちょっと中途半端というか、
壮大ななにかのプロローグ的な。
気象好きにはたまらん描写の連続だろうがな。
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カメラを止めるな!

2018-09-20 20:43:42 | 映画
休暇とったけど雨なので、ぽっかり空いた休日。
映画見てきた。
109シネマズで、今日は20日だから1100円。
面白い、ていうのと、くだらない、ってのと、
両極端に票が分かれてたので、それ以上は調べず、視聴。

くだらなくて面白かったよ。1100円だし。
なんか最後、いい話になってるし。
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ありくいのいんぼう3

2018-09-16 16:47:07 | 読書(小説)
鳩見すた、メディアワークス文庫。
出たよ、3冊目。
魔女と魔法のモカロールと消しハン。
そして、むっちゃくちゃ「続く。」になってた。
前に出てきた人が、不思議な感じに再登場するこのシリーズ、
今度はそう来たかー、って感じで、面白くなってきた。
慣れか。
そして、アリクイ、昔人間だったのか疑惑。
1話目で、旧姓はちょっと・・・とかいうタマちゃんの旧姓が、
3話目でしれっと登場して、そうつながるのかーとか。
そもそも、1巻1話目から枝マヨだのマヨネーズだの、
名前は全部ふざけた感じなので、ネタでしかないけど。
そういう妙な距離感にすっかり慣れてしまったようだ・・・
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R.P.G.

2018-09-16 00:33:09 | 読書(小説)
宮部みゆき、集英社文庫。
文庫書き下ろしだからか、存在を知らなかった。
今頃読んだ。2001年刊。
当時は最先端であろう、携帯とPCと、
ネット上の掲示板だのチャットルームだの。
そして、事件は、ネット上の疑似家族の「お父さん」
が殺されたことから始まる。
途中で犯人わかっちゃった。
文庫1冊は、微妙に短いんだな。
だからこういう書き下ろしになったらしい。
最後に徳永がつぶやく、西條八十の「蝶」とやらが気になる・・・。
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