遊びをせんとや

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紅葉繚乱 その① ~二尊院~

2023-12-01 07:15:52 | 旅行
京都の特別拝観の一つで二尊院の二十五観音菩薩像が修復を終えて初めて公開されている。
是非、これは観に行かねばと。そして11月終わりの紅葉最盛の嵯峨野も訪れてみたいと平日に出かけた。
京都在住の友達に「嵯峨野はえらい事になってるから着物で出かけるのは気を付けてと。」アドバイスをもらったのでできるだけ朝早く出かけることにした。
いつもは阪急嵐山からぶらぶら橋を渡って行くのだが、阪急西院から嵐電に乗ることにした。
嵐電の嵐山の駅は橋の向こうなので無難。

ちょうど開門直前に二尊院の門前に着いた。すでに50人ほどが並んではった。

 
   
紅葉見頃と朱筆してあるのがすごくおかしい。

開門と同時にみんな写真を撮りまくっていた。

私は当初の予定通り、着物で。青の紬と男物の黒い紬の羽織。暖かくてちょうど良かった。

目指す本堂に。

 

堂内は写真撮影不可なのでHPよりお借りしました。

二体のお釈迦様と阿弥陀様。

廻りには二十五菩薩来迎図。

なんだか不思議な絵だった。お顔はいずれも定型ででもなんだか身体のポーズに躍動感がある。
とても綺麗に修復がなされているので美しい金箔の色が映えていた。

堂内はそう混まないのでゆっくり観ることができて良かった。

 
   
紅葉満載のお庭

 

本堂の裏庭にはお地蔵さんが


境内を巡り、少し上にある藤原定家が百人一首を選んだ館の跡を観ることができた。

見晴らしのいいところに館は建っていたみたいで前面には嵯峨野の集落が

少し山道の階段を上らなければならないが、草履でずかずか登った。



 本堂の前のお庭に橘の木が実が沢山なっていてきれいだった。

堂内の鐘も自由に撞けた。鐘撞く夫婦の図。

 
とてもいい音でした。

10時を過ぎるとどんどんツアーのお客さんが来て混んできた。
次は近くの宝筐院だけ行こうと道を歩く。

景色に似合いベンガラのお家


長くなりそうなので次回へ。

ここ2、3日、私事で忙しい日々だった。