お盆の到来である。
毎年、この時期にあるお友達のグループ展へ
朝のうちに理事会の調べ物をしたり、
友達が仕立てた洋服を持って来てくれたりした。
なんだかバタバタ。
この前オークションで誰も入札しなくて手にいれた絽正絹着物。
着てみるとやっぱり私に似合うと思う。すごく軽くて、薄い。
なすびの羅の帯と去年買った浅葱色の夏用帯揚げ、夏用帯締めを締めて、茶色の籠バッグを持って、セルリアンブルーがかった日傘、カレンブロッソの薄いベージュの草履で。
バス停で待っていると、通りすがりのおばちゃんが「まーなんてきれい、凄くきれい。」と近寄って褒めてくれる。着物姿を道端で褒められたのが初めてなので、「ありがとうございます。」と言うと「日本人はやっぱり着物やね。」と。
あくまでもきれいなのは着物であって、着ている私ではないが、素直に嬉しかった。
地下鉄を降りる時にも後ろのたれが上がっていたので「たれ上がっているので直しますよ。」と妙齢の女性に声を掛けられ、その人も前に回って「まー帯締めも素敵。いいですね。」と褒めていただいた。一日で二人の他人に褒められた。
この日はこころもち風があって暑さがましだったが、さすがに日中着物姿の人は皆無だった。
声を掛けられて思ったのはやっぱり夏着物って回りが涼しく感じるかが重要なのだと。それも日本文化の特徴?
自分の体感より回りの見た目。黒っぽい夏着物はやっぱり、私にはしっくりこないのだ。
ちょうど「商い世傳 金と銀 特別巻下 幾世の鈴」の中に「江戸では、紺地の浴衣生地が流行るが、上方では暑苦しい。」と、それで白地の浴衣生地が売れたという話が出て来る。そうやんな。私もなんだか紺地を夏に着るのは暑苦しいのだ。紺の絽を一つ買ったけれど。この白地に薄いグレーがかったセルリアンブルーはほんまに涼し気に見えたんだ。
というわけで、お友達の涼し気な配色のしんとした北欧を思わせる幾何学的な抽象絵画を観せてもらってまた、涼をもらった。
小さい頃から好きな色は変わらないと。
好きって大事。
ほかの出品者の方とも久しぶりにおしゃべりして、帰り道で友達に出来上がったリメイクの洋服を渡した。
裄も十分で、「私の所によく来てくれたね。」と思わせる絽着物だった。
昨日の晩御飯は、焼き鮭、大根おろし。トマト、空芯菜、ベーコン炒め。モズク。ゴボウ、人参、セロリの葉、薄揚げのお味噌汁。
毎年、この時期にあるお友達のグループ展へ
朝のうちに理事会の調べ物をしたり、
友達が仕立てた洋服を持って来てくれたりした。
なんだかバタバタ。
この前オークションで誰も入札しなくて手にいれた絽正絹着物。
着てみるとやっぱり私に似合うと思う。すごく軽くて、薄い。
なすびの羅の帯と去年買った浅葱色の夏用帯揚げ、夏用帯締めを締めて、茶色の籠バッグを持って、セルリアンブルーがかった日傘、カレンブロッソの薄いベージュの草履で。
バス停で待っていると、通りすがりのおばちゃんが「まーなんてきれい、凄くきれい。」と近寄って褒めてくれる。着物姿を道端で褒められたのが初めてなので、「ありがとうございます。」と言うと「日本人はやっぱり着物やね。」と。
あくまでもきれいなのは着物であって、着ている私ではないが、素直に嬉しかった。
地下鉄を降りる時にも後ろのたれが上がっていたので「たれ上がっているので直しますよ。」と妙齢の女性に声を掛けられ、その人も前に回って「まー帯締めも素敵。いいですね。」と褒めていただいた。一日で二人の他人に褒められた。
この日はこころもち風があって暑さがましだったが、さすがに日中着物姿の人は皆無だった。
声を掛けられて思ったのはやっぱり夏着物って回りが涼しく感じるかが重要なのだと。それも日本文化の特徴?
自分の体感より回りの見た目。黒っぽい夏着物はやっぱり、私にはしっくりこないのだ。
ちょうど「商い世傳 金と銀 特別巻下 幾世の鈴」の中に「江戸では、紺地の浴衣生地が流行るが、上方では暑苦しい。」と、それで白地の浴衣生地が売れたという話が出て来る。そうやんな。私もなんだか紺地を夏に着るのは暑苦しいのだ。紺の絽を一つ買ったけれど。この白地に薄いグレーがかったセルリアンブルーはほんまに涼し気に見えたんだ。
というわけで、お友達の涼し気な配色のしんとした北欧を思わせる幾何学的な抽象絵画を観せてもらってまた、涼をもらった。
小さい頃から好きな色は変わらないと。
好きって大事。
ほかの出品者の方とも久しぶりにおしゃべりして、帰り道で友達に出来上がったリメイクの洋服を渡した。
裄も十分で、「私の所によく来てくれたね。」と思わせる絽着物だった。
昨日の晩御飯は、焼き鮭、大根おろし。トマト、空芯菜、ベーコン炒め。モズク。ゴボウ、人参、セロリの葉、薄揚げのお味噌汁。