図書館には週に二、三回は行く。
駅近にあるので便利。
散歩にもちょうどいい。
夏の終わりに図書館で借りた本。
今回はどれも面白かった。
まず辻仁成の「真夜中の子供」
辻仁成さんのブログいつも読んでいる。
辻さんがやっとのことで日本のライブのために日本に帰国し、地元福岡中洲で撮影監督をされたいわばインディーズ映画のような映画。
映画の題名は「中洲のこども」
その原作となった本だ。何年か前に一旦映画を撮り始めるが頓挫したままだったのを再開したそうだ。
原作は一息に読んだしまった。すごくいい話だし、ビジュアルが目に浮かぶので映像にもなりやすいと思った。
でも中身はなかなか難しい内容を孕んでいる。
辻さんらしい子どもに暖かい視線を向けたヒューマンな内容だし現代の子供を取り巻く問題も含んでいる。
ストーリーもスピード感があり素晴らしい作品だと思う。
伊藤比呂美さんの「父の生きる」
これはお父さんの事が書いてあると思ったが、お母さんが先に亡くなって、一人残されたお父さんがいかに最後生きたかを描き切った作品。
これも読んでいて止められなくなった。一人の人間がどのように死に至るかを電話の会話を通して克明に描き切った作品だ。
この人も文章はいつも何だか引き込まれる。
高峰秀子のトンボの本シリーズ
どちらも楽しんで読めた。
オードリーヘップバーンがいかに普通のお母さんだったかを次男が書いている。
間に挟まるレシピがオードリーが実際に作ったわけではないが(多くは料理人がいた)彼女が熟知した家族にふるまった料理だ。
写真もふんだんに掲載されていて美味しそうな本だ。
というわけで結構今回借りた本は充実していた。
駅近にあるので便利。
散歩にもちょうどいい。
夏の終わりに図書館で借りた本。
今回はどれも面白かった。
まず辻仁成の「真夜中の子供」
辻仁成さんのブログいつも読んでいる。
辻さんがやっとのことで日本のライブのために日本に帰国し、地元福岡中洲で撮影監督をされたいわばインディーズ映画のような映画。
映画の題名は「中洲のこども」
その原作となった本だ。何年か前に一旦映画を撮り始めるが頓挫したままだったのを再開したそうだ。
原作は一息に読んだしまった。すごくいい話だし、ビジュアルが目に浮かぶので映像にもなりやすいと思った。
でも中身はなかなか難しい内容を孕んでいる。
辻さんらしい子どもに暖かい視線を向けたヒューマンな内容だし現代の子供を取り巻く問題も含んでいる。
ストーリーもスピード感があり素晴らしい作品だと思う。
伊藤比呂美さんの「父の生きる」
これはお父さんの事が書いてあると思ったが、お母さんが先に亡くなって、一人残されたお父さんがいかに最後生きたかを描き切った作品。
これも読んでいて止められなくなった。一人の人間がどのように死に至るかを電話の会話を通して克明に描き切った作品だ。
この人も文章はいつも何だか引き込まれる。
高峰秀子のトンボの本シリーズ
どちらも楽しんで読めた。
オードリーヘップバーンがいかに普通のお母さんだったかを次男が書いている。
間に挟まるレシピがオードリーが実際に作ったわけではないが(多くは料理人がいた)彼女が熟知した家族にふるまった料理だ。
写真もふんだんに掲載されていて美味しそうな本だ。
というわけで結構今回借りた本は充実していた。