呼ばれたのか ～初めての単衣とスワトー刺繍の帯～

暑いけれど地下街を歩いていけばたどり着ける船場センタービル
本来は布地を探しに行ったのだけれど。大塚屋で見たバチックのようなインドネシア柄の布地がないかなと。
でもなかった。他にめぼしい布地もなかった。ぼんやり、美術館や観劇にちょっと持てる巾着が欲しかった。

ふと着物、古着屋さんへふらふらと入った。いつも行くお店ではない。単衣の着物が見たかった。
気に入った柄があった。3300円、安い！値札に前合わせと書いてあって、残念なころに一番目立つ膝上に汚れが来る。
だから安いのだ。サイズもピッタリ。

物色しているうちに渋い緑色の帯が目に付く。刺繍が施してある。それをまず保留。
次に目に付いた単衣、織り地が気にいった。斬新な模様が小さく入っている。
「着てみませんか？」と言われたので着てみる。なにせ色が黒いので明度の高い着物がいいと思っているがかといって白などだと高すぎるとまたこれ顔が黒く浮く。ベースの色は黒っぽいけれど、襟が白いので助けられる。
帯は広げてみるとシミもなくきれい。スワト―の刺繍。
どちらも５５００円。「これに呼ばれたんだな。」と思って２つともお買い上げ。

家に帰って広げると、着物の袂に何か入っている。あまり裂だ。しつけも付いていたので新品。

着物地で巾着を作りたかったのですごく嬉しかった。

帯は

本来は１０月くらいに締めるのがベストだそうだ。でも好みの色、生地、渋い色の刺繍。写真では茶色だがもう少し緑色。

ということで「呼ばれたら逆らわない。」

次の日から巾着袋の制作に取り掛かる。be continued

昨日の晩御飯は豚バラ肉のジンジャーポーク、トマト、ピーマン。冷奴。蓮根、シイタケ、人参のお味噌汁。