息子がずっと取り組んでいたことが一段落して「慰労して~、温泉つれてって~」と言ってきたので
9月の終わりに近場の滋賀県の温泉旅館を予約した。
それから、全国旅行支援が始まったのでラッキーなことに土日ではなく、日月で予約していたので支援を全て受けることができた。
その記事はこちら
というわけで当日三回接種の証明書と保険証などの身分証明を見せたらすぐに9000円分のチケットがもらえた。
すでに楽天トラベルから宿泊料が一人5000円のキャンセル料として返金され、お土産チケットが一人3000円分は当日。
今回は慰労の旅なので時間的に余裕を持ってゆっくりの日程
まず、京都駅で落ちあい、近江八幡の長命寺まで。
近江八幡の駅からバスで20分。
湖岸にそびえる山寺。したからこのような階段が808段も続いている。
途中で石段が崩れているようなところもあり、なかなかしんどかったです。
車で迂回できる道もあるようです。子供も御老人も頑張って登ってました。(私も老人なんですが)
お寺から紅葉と湖岸が見渡せます。
奈良時代から開かれた祈りの山で300年生きた柳の木から聖徳太子が千手観音を彫りだし開基したそうだ。
平安時代佐々木定綱が色々な建物を建立した。
幸い、特別公開中だったので千手観音立像などを観ることができた。丁寧に説明までしてくださった。
紅葉は少し時期が遅かったのも関わらず、見事に色づいていた。
この日は空に雲一つなく、少し寒かったが、日中はいい日差しで気持ちが良かった。
思えば11月は一昨年まで夫婦共に一番激務の月だった。私は昨年もほとんど休日休んだことがなかったのだ。
こんなに風景が美しいとは、、。
それと今年は秋に大地震もなく台風による大きな被害も起きない珍しく穏やかな日本列島だったと思う。
階段下の有名な蕎麦屋さん「長命庵」はテーブルが5つしかなかったし他に昼食を食べるところもほぼなかったので待つことにした。
名物は蕎麦。
私は軽い蕎麦アレルギーがあるようで時折蕎麦を食べると食後気持ち悪くなく。旅先で蕎麦しか昼食に食べるところがないと言う場合がたまにあるのでしょうがなく食べる場合がある。今回もこのお店は麺類は蕎麦オンリーでしかも新そばがとても美味しそうなのでチャレンジすることにした。しかもザルそば。野菜天ぷら付き。
この天ぷらがすごくカラッと上がって本当に美味しかった。サツマイモは甘くゴボウが香ばしく、赤カブが揚げてあるのも珍しかった。お蕎麦の美味しさは私にはわからない。
息子の長命蕎麦
男性陣2人は美味しいと言っていた。
このお店常に10人以上は並んでいた。
一旦、近江八幡中心までバスで戻って、息子が行きたいという骨董屋さんへ。
吸い寄せられるように広い店内へ。
ここで私はまたまた呼ばれたように渋紙を貼った籠と入れ子になった籠と長崎でお土産物仕様のクオリティに買うのを止めた昔の陶器のワインボトルと端切れを買った。
息子はぐい飲みを欲しがっていたので手ごろな物を選んでやると「それにするわ」と2個購入。昔の藩札も買っていた。
「おまけします。」と店主がつぶやいたので「まけてください。」と言うと1000円値引きしてくれた。
このお店は京都なんかに比べればお安い。
西川ふとん店の本店を観たり
観光案内所になっている白雲観を観たりした。
この日までこのあたりと彦根を中心に琵琶湖ビエンナーレが開かれていたようで古い建物に美術品が展示されていたようだが、今回はバタバタしたくなかったでパス。
一旦、駅まで歩いて宿のシャトルバスに乗り込む。
平地を走ること45分。
山のふもとの永源寺温泉「八風の湯」に着く。
ここは温泉施設になっているが、全部で16室宿泊もできる。
私たちは新館の1階だった。写真の奥側。
この奥にまだ新館を建設中だった。
いつも入室してすぐに写真を撮り忘れてしまう。これも次の日の出発間際の写真
個室に温泉も付いている。
新しくて広さも十分あり、きれいでインテリアや施設、備品、アメニティも過不足なかった。
接客もスムーズで次に日に荷物を送りたかったのでフロントに聞くとすぐにピッタリの段ボールをくれたりガムテープを貼ったりしてくれた。
館内の「いっぷくの間」
男性陣の足袋型のソックス
むくつけき画像で申し訳ない。でも柄が可愛い。
夕食は懐石料理。
お刺身も美味しかったし、近江牛のすき焼きも良かった。
私には珍しくデザートの手前の栗付き黒豆入り三笠饅頭はお部屋にケースをもらって持ち帰ってコーヒーと一緒に頂いて美味しかった。
料理が丁寧で器もよく熱い物は熱く、冷たい物は冷たくでサービスも行き届いていたし、お酒もタイミングよく運んできてくれた。
満腹になって部屋に帰って「鎌倉殿」を観る。
この日の夜まで永源寺のライトアップがされていたようで知っていたら観に行ったのに、、、。