遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

涼し気な絽着物でお友達のグループ展へ

2024-08-11 06:58:11 | 着物
お盆の到来である。
毎年、この時期にあるお友達のグループ展へ
朝のうちに理事会の調べ物をしたり、
友達が仕立てた洋服を持って来てくれたりした。
なんだかバタバタ。

この前オークションで誰も入札しなくて手にいれた絽正絹着物。
着てみるとやっぱり私に似合うと思う。すごく軽くて、薄い。
なすびの羅の帯と去年買った浅葱色の夏用帯揚げ、夏用帯締めを締めて、茶色の籠バッグを持って、セルリアンブルーがかった日傘、カレンブロッソの薄いベージュの草履で。
バス停で待っていると、通りすがりのおばちゃんが「まーなんてきれい、凄くきれい。」と近寄って褒めてくれる。着物姿を道端で褒められたのが初めてなので、「ありがとうございます。」と言うと「日本人はやっぱり着物やね。」と。
あくまでもきれいなのは着物であって、着ている私ではないが、素直に嬉しかった。

地下鉄を降りる時にも後ろのたれが上がっていたので「たれ上がっているので直しますよ。」と妙齢の女性に声を掛けられ、その人も前に回って「まー帯締めも素敵。いいですね。」と褒めていただいた。一日で二人の他人に褒められた。

この日はこころもち風があって暑さがましだったが、さすがに日中着物姿の人は皆無だった。
声を掛けられて思ったのはやっぱり夏着物って回りが涼しく感じるかが重要なのだと。それも日本文化の特徴?
自分の体感より回りの見た目。黒っぽい夏着物はやっぱり、私にはしっくりこないのだ。
ちょうど「商い世傳 金と銀 特別巻下 幾世の鈴」の中に「江戸では、紺地の浴衣生地が流行るが、上方では暑苦しい。」と、それで白地の浴衣生地が売れたという話が出て来る。そうやんな。私もなんだか紺地を夏に着るのは暑苦しいのだ。紺の絽を一つ買ったけれど。この白地に薄いグレーがかったセルリアンブルーはほんまに涼し気に見えたんだ。


というわけで、お友達の涼し気な配色のしんとした北欧を思わせる幾何学的な抽象絵画を観せてもらってまた、涼をもらった。
小さい頃から好きな色は変わらないと。
好きって大事。
ほかの出品者の方とも久しぶりにおしゃべりして、帰り道で友達に出来上がったリメイクの洋服を渡した。


 
裄も十分で、「私の所によく来てくれたね。」と思わせる絽着物だった。

昨日の晩御飯は、焼き鮭、大根おろし。トマト、空芯菜、ベーコン炒め。モズク。ゴボウ、人参、セロリの葉、薄揚げのお味噌汁。

親との付き合い方 魚釣りゲーム優勝と夏の疲れ

2024-08-10 06:44:53 | 介護
一週間経つのがすごく早い
あっち向いてこっち向いたら一週間経っていた。
うかうかしてたらしたいこともしない間に時間が経つ。

ということで、週末実家
行きしなに買い物をしておく
早めについて、一旦休憩
真夏の日中に動くのはとても疲れる。私も老人。

母がデイサービスから帰ってきて、自分のタオルや下着を洗濯して干す。
夕刊を取りに行く。ここまではやってもらう。
「晩御飯は何もせんでいいねんな。」と母からの確認。朝からご飯は炊いてくれていた。
母の好きなあゆやスルメイカ、豚肉などを買っていってストック。
あれだけ言ったのでハムやソーセージも無くなったいた。良かった。
言えばそれなりに意識してくれるようだ。
疲れているので「今日は何曜日?」と何度も聞く。
デイサービスの日誌に少し前に「魚釣りゲームで優勝しました。賞品のポーチを入れておきます。」とあった。
紙に蛸や魚を書いた物を胸に撮った写真が飾ってある。
「優勝したんや。」と言うと母は「簡単なゲームやから。他の人はなんかね不器用やねん。」とのこと。
この前、昔の職場の人とランチした時に「ある程度の競い合いは年齢が行っても必要。」と言う話が出たのでなるほどと実感する。
「自分は人よりできる。」と言う感覚はある程度の人数が集まれないと生まれないものである。
行き過ぎるとしんどいけどね。

スーパーにビール、牛乳、しいたけ、パンを買いにいく。

焼酎も飲んでないので、アペリティフとしてビールを半分づつ。

晩御飯は何だか変わり映えしないが、マグロの山掛け、かつおのたたき、サーモン、キュウリ、トマト。
ゴボウ、人参、豚バラのきんぴら。玉ねぎ、シイタケ、小松菜のお汁。胡麻豆腐。

できるだけ少量で品数多くと心がけてはいる。
母はこれだけでもきんぴらは残す。ご飯はちゃんと食べた。
最後の方ですごくしんどそうになるので、寝るように促すと一旦、寝室へ引き上げるのだが、片づけていると起きてきて、流しの回りがびちゃびちゃといつもの文句を言う。「もう置いといて、自分で好きなようにするから。」と言うのがパターンだ。

帰り道、風が少し、冷たくさすがに秋の風を感じた。

暗くなるのもほんの少し早くなったような気がする。


クーラー壊れました 舐めてました

2024-08-09 07:04:55 | 日々のあれこれ
この夏、ずっと夕方のハッピーアワーの時の飲み物はジントニック。
暑くなると去年はマルガリータに替えていたけれど、なんだかジントニックが気分だった。
ジンが切れたので、久しぶりにマルガリータを飲んだ。
今年初のマルガリータ


真夜中、ついにクーラーが壊れた。
なんども付け直すが、31度から下がらない。
ということで、寝室の20年以上使っていたサンヨーのクーラーが壊れた。
一度ガスを充てんしてもらって今年の夏は毎晩酷使されて、ついにお陀仏した。
寝室なので夜しか付けない。
冬に暖房として使うことはないので、長持ちしたかな。

実家に続いて、、、。
あと、少しで夜のクーラーは要らなくなるので、買い替えるのは年明けにすることにする。
一旦ちょっと涼しくなったので夜クーラーなしで寝てみる。
やっぱり暑かったので保冷剤を抱いて寝る。
夜中に旦那がいない。あまりの暑さに下でオリンピックを観てた。
諦めて、仏間でクーラーを入れて寝ることにする。ぐっすり。
やっぱりだめか。
年の一つは家電が壊れるなー。

昨日の晩御飯は、お好み焼きが食べたくなって

焼きました。海老が余っていたので、イカもいいのがあって、豚バラ。我が家のお好み焼きは、まず、鉄板を温めて油を引き
焼きそばの綿を一玉、塩コショウして炒めます。広げて、その上に生地(卵2個、キャベツ四分の一、牛乳、かつお節、海老、イカ)
を置いて、上に豚バラを乗せます。所謂、ミックスモダンですね。12分くらい蓋をして中火でしっかり焼いて(ここ大事)少し豚バラが色が変わってきたかなと言う段階でひっくり返して
弱火にします。ここで豚バラに火が通るわけです。8分くらい弱火で焼いて、そのままひっくり返さずに食卓に鉄板ごと持ってきて
切り分けます。写真はひっくり返したとこです。


 
上にはカツオ節と青海苔。まちがってもマヨネーズは掛けません。お多福のお好み焼きソースのみ。
今回は紅ショウガを買い忘れたので、味にパンチがありませんが、上部表は焼きそばがカリッと中ふわっと焼けました。
豚バラは下になってます。
最初に十分中火でしないと中まで火が通りません。
お通しに余ったカツオのたたき。飲み物は当然、ビール。




盛夏のランチ 昔の職場のみなさんと

2024-08-08 07:08:39 | おもてなし
昨年の夏の同じ時期に、集まった最後の職場でお世話になった方々。
年齢層は40代、50代、60代お二人
一人、お家の事情で参加できなくなった。私を入れて総勢5人。

 
今回は写真を撮ってラインでもらったので
例のごとく焼き立てバケットを買いにいったら、なんとバケットだけ売れ切れだった!
だれか、私のブログを読んだんだろうか?しょうがないのでプティバタールを買って切ってオーブンで軽く焼く。



前菜、
   ・枝豆
   ・マグロの山掛け
   ・キッシュ
   ・イチジクのカプレーゼ
   ・ゴボウと牛筋の炊いたん、山椒の水煮乗せ
   
   これに冷製コーンポタージュを出そうと思っていて忘れたので後で出した。

 お刺身
  
 今美味しいカツオのたたき、サーモン、トマト、大葉、茗荷

 万願寺、カボチャ、ズッキーニの煮びたし
 
 レギュラー出演のような茄子は今回やめた。煮びたしだけでお腹一杯なりそうなので。

 これも前日にイチボ肉を買いに行ったのに、マルシンしかなかったのでステーキ
 
 青いグラスに冷製コーンポタージュ

 
 シーザーサラダ、サニーレタス、パプリカ、セロリ、プチトマト、温泉卵

 この後に御素麺、鱧、オクラ。
 ここで蓮根まんじゅうを油で揚げようとするが、見事に失敗。海老と蓮根がバラバラで揚がった。
 どうもこのオリーブオイルばらつくようだ。と言い訳。
 お赤飯と続く
 飲んだのは、スパークリングワイン、ビール、焼酎、ジントニック、私は日本酒、赤ワイン。

 最後にお持たせの凄く美味しい桃
 コーヒー

 気が付いたら5時間以上経っていた。

私は人間関係で「この時に助けてもらったな。」という思いがあると、ずっと縁を結びたくなるようだ。
結構、ひつこく連絡を取って、会おうとするし、おもてなししたい。
と言うと、「ありがたい御縁に呼んでもらって嬉しい。来年も是非」というありがたいお言葉をいただいた。

残念ながら不参加だった方からの頂き物

次の日の朝に開けた。私の好みの色。可愛い。
ありがとう。また来年是非。

ランチ会も一月に一回くらいのペースで落ち着いた。
去年は少しやり過ぎた感があり、夏場に疲れが出たな。
今度は9月の初め。




 

 

懺悔 また買ってしまった!

2024-08-07 06:16:19 | 着物
家計に関して色々えらそうな事を言いながら、またネットオークションで着物を買ってしまった。
何度目のコンプリートなんや!と自分に突っ込みを入れながら。

言い訳その①
夏場暑かったので、外出がままならない。しかも歌舞伎鑑賞もない。
被服費としてではなく、これは趣味の一環としてネットで色々着物関係を観て、買うという、、、。
かなり苦しい言い訳ですね。決して、「ストレス解消の買い物ではない」とは言える。あくまで趣味。

言い訳その②
来年絽の小紋を買う予算を立てていたが、急に7月後半から、絽の着物に入札が入らなくなった。
どうも市場では、小地谷縮や上布に人気が集まっているようだ。
それと、浴衣人気。綿コーマや綿紅梅、竺線、有松絞やセオαなど。
ということで、正絹の絽に人気がない。私はデコルテが削げていて、下腹が余裕でたっぷりなので、どうみても浴衣は似合わない。なんだかだらしくなくなるのだ。年齢が60代後半になると浴衣の似合う人は少ないのではないか。それと、ポリエステルは暑いと思っている。
私は正絹の絽の小紋が欲しかったので、まずは、飛鳥文、これは入札入れて寝たら購入になっていた。完全に浴衣代わりの紺の絽と言った感じだった。

それからネットを彷徨っていると、これにまず、出会った。

汚れなし、サイズピッタリ、袖丈も大丈夫。やまと謹製。アヴァンギャルドな柄。
あんまり、モノトーンの着物にこだわっていないが、これはピンと来た。
これも二人目の入札であっさり、購入。えって言う感じだった。この絽は結構絶対欲しかった。
届いたら、結構しゃりっと言う感じで涼しそう。かっこいい。

相次いでこの絽

解りにくいが、白地にくすんだ緑がかったセルリアンブルーの稲穂のような抽象柄。届いて見たとたんにとても気に入った。
これは私だけの入札。とても薄くてさらっと着れそう。下前の衿に小さいシミがぽつんとあったがかくれるところ。

2枚で送料込みで私の洋服用のブラジャーの値段より安い。これってどうよ。
趣味としていいじゃんと思う他ない。とあくまでも言い訳。

これでコンプリートと思いきや、またまた帯を買ってしまったのだが、、、、。

昨日の晩御飯は、ズッキーニ、グリーンアスパラに豚肩肉を巻いて、焼いて、味噌、醤油、酒のたれを掛けた。焼きピーマン。
人参、ゴボウきんぴら。空芯菜、セロリの葉のお味噌汁。




親との付き合い方 体重減少

2024-08-06 06:46:52 | 介護
母がデイサービスに行けなかったのは二日間
それなのに、落ち込んで焼酎を飲みすぎて食欲不振に
デイサービスから「来週から来られますか?」の電話をいただいて、「行きます。」と。
やはりかなりの数の利用者さんが休まれたようだ。

弟に「次にコロナ感染があったら、もうデイサービスは休まんと行かせるわ。」と言うと
「それは、あかんで。」の答え。
そうか、やっぱりそう言うわなと不思議に納得した。
次はもう、休んでいる間に私が昼間通うことにしよう。

デイサービスが復活して、体重が初めて43㎏台に減っていた。
通いだしてから、ずっと44~45㎏を推移していたのだが、、、、。
ちょっとショック。
でも何事もなく過ごせたようで「食欲も戻った。」と母も電話の向こうでは言っていた。
やっぱり、デイサービスに行けないのはよほど応えたようだ。
暑さの中で猛威を振るうコロナ。老齢者は大変だ。

阪神も調子を取り戻し、オリンピックも個人種目を中心に好調。
理事会の仕事も集中して色々見えてきたこともある。全貌を解ると目指すところがはっきりするので自分の中ではすっきりした。
今日は工事

昨日の晩御飯は、やっぱり土用の丑の日なので旦那の希望で鰻。なんとか大きな鰻が買えた。
8月はあまり出かけないので食糧費は奮発。

大根、人参のお汁。サニーレタス、ワカメのサラダ。冷奴。空芯菜の煮びたし。
私はこれくらいの量の鰻でちょうどいい。


残り物でなんとか

2024-08-05 06:33:46 | 料理
久しぶりに雷雨
やっと雨が降った。
一瞬、停電した。すわっ!冷蔵庫と思った。
5秒くらいですぐに電気が点いたので安心した。

我が家の冷蔵庫、結構スカスカである。
作り置きをしないので、冷凍庫も空いている。
作り置き、時々わざと沢山作って冷凍しておくか、冷蔵庫に入れておくかはせんでもないが、基本すぐになくなる。
退職して時間があるので、ほぼ毎日、スーパーに行っても野菜室もすぐにガラガラ。
なんで?
旦那が吸うように食べるからである。

暑くて出歩く気にならない。楽しみは食べること。でも体重も増えるので、三度のご飯を充実して間食はしないようにしたい。
昨日のお昼ご飯

私は納豆が嫌いなので食べてなかったのだが、夏場は温泉卵、オクラを一緒に入れてみればねばねばでいいかもと入れてみた。
餃子の中身が残っていたのでそれのハンバーグにして焼いて、これは冷凍しておいた。残り物の中華スープも冷やして少量。
黒酢モズク半分。ラデッシュ、キュウリの糠漬け。じゃこ天。万願寺。

昨日の晩御飯、イタリアン。イカとシラスのペスカトーレ。

あさりをいれようと思ったが、スーパーでシラスが安くなっていたので。ちょっと高いアンチョビを入れたので美味しい。

キャベツと糠漬けのコールスローサラダ。これはわざと冷凍してあったキッシュ。キッシュは少しチンして冷たいままで美味しい。

ということで、料理をするのは暑くても苦にはならない。


色々な情報や資料を結び付けて考えること

2024-08-04 07:05:10 | 日々のあれこれ
マンション理事会の仕事を始めて、三か月半。
通常業務は慣れて、やっと軌道に乗った。

自分の中でピンとくる問題を考え始めた。
「ここはどうなてるの?どうしてだろう?」
昔の資料を調べ始める。
自主管理なので、どうしても単年度で物を考えがちだが、数年の記録を読み進むうちに見えて来る物がある。
これはそういう意味だったんだ。とか、ここでこうなるから今この問題が起きているんだとか。
長期的な計画を立てていてもその資料を毎年読み込んでいない。
引継ぎの時に十分次年度の理事会が咀嚼していない間にその年が終わる。
そして、長い間の抜け落ちた伝言ゲームのように前年度にやったことをそのまま繰り返す。

少し、引いて物事を見る。考える。資料や現実起きてることや、これから起こるであろう未来の事象を想像しながら結び付けて、
最適解を導き出す。色々な事実が結びつく脳内シナプスが繋がる。
息子がやっている古文書や資料を読み込んで考察することに似ているかな?

私は直感型人間なので、ある日突然、ひっかっかった事から閃いたりするので、そこから根拠を探すために過去資料を確かめる。
全貌が解るまでには、インターバルを含めた時間もかかる。

退職して、自分にもし、少しの能力があれば、それを使って他の人のお役に立てればこんな嬉しいことはない。
そこには色々摩擦もあるけれど学びもあっていい事もある。

桃が美味しい。

綺麗な向き方を昨年教えてもらったので、種付きを半分、そのままヨーグルトとメープルシロップを掛けて、ナイフとフォークで。

晩御飯、久しぶり餃子を食べたくなった。トマト、セロリ、サニーレタス。人参、玉ねぎ、シメジの中華スープ。

 

ビール!


親との付き合い方 リズムが狂うととんでもないことに

2024-08-03 07:17:16 | 介護
母のデイサービスでコロナ感染が出たので用心のために週二日のところを二回休ませた。
週末お昼ご飯も一緒に食べようと、昼頃訪れると、なんだかしんどそう。
食事もすすまない。
あんまり暑いのでお昼からビール350ml缶を二人で分けてのんだが、、、。

晩御飯もいつもの半分しか食べない。
キッチンのゴミ箱に中に「かのか」のパック発見!
確か前に来た時は冷蔵庫にワインが半分、日本酒の180mlのパックが一個。
それも当然のようにない。
それから3日も経っていない。
どんだけ飲んだんだ。
そうなるとぐんと食欲が落ちるので解りやすい。
暑いから疲れるが、食欲だけはあったので安心していたのだが、、、。
何度も「次にデイサービスに行くにはいつ?」と聞いていたし、施設の方から拒否されたと思い込んでいた。
説明したら、少し安心していた。

思えば母の生活の中で週に三日のデイサービスは掛けがえのない物だったんだなと。
コロナが5類になって、拒否されることが無くなったのだが、何分高齢なので大事を取り過ぎたと反省。
リズムが完全に狂ったのだ。
コロナがまた流行っているので、感染者はこれからも出るだろうが、次回は休まずに続けようと固く誓った。
それで感染したら、母の運命だ。
そういう考え方にシフトしていこうと思った。
「今、その時、最善の選択を瞬間にすること」
人生はそれの連続だ。

昨日の晩御飯は、相変わらずマグロの山掛け、かつおのたたき、トマト、キュウリ。小松菜、しいたけのお吸い物。
ゴボウ、人参きんぴら。
写真は撮り忘れました。

相変わらず、暑いが、夕陽はいつも美しい。


江戸時代のきもの 日本の伝統文化を知る 奈良県立美術館

2024-08-02 08:15:26 | 美術館、博物館
ものすごっく暑い日々
できたら一歩も外に出たくない。
以前から観たい展覧会には意を決して行くことにする。
奈良県立美術館。あんまり暑いので海外の観光客は少ないだろうと踏んでいたが、近鉄電車の中にはスーツケースを持った外国人で一杯
そりゃそうだろうなー。未曾有の円安。安全、下手したらその辺に荷物を置いておいても無くならない。食べ物は美味しいうえに安い。
8ユーロも出せばお昼のランチは定食が食べられる。暑さも何のそのって感じ。

さすがに着物は諦めて、リネンのワンピースで。
奈良県立美術館 地味だが、いつも面白い企画展が多い。


 
入館料は大人600円である。


明治時代の婚礼の打掛。渋い。

平安時代の武士の衣装。狩衣

これは江戸時代の物ではあるが。こんな感じ。狩衣は思った以上に大振り。
その下に着る小袖を昭和になって復元した物



明治時代の振袖。地の紫がくすんでいて渋い。

桃山時代の辻が花の染の小袖裂

白地に紫の模様が美しい

江戸時代の武家の若い結婚した女性の姿


江戸時代18世紀の遊女太夫の打掛

打掛の下に着る間着

朱に袖口、裾から衿に掛けて刺繍がしてある。なるほど。見えるところだけ模様がある。

独特の紺と朱の色である。


明治時代の打掛、黒繻子地。
ここまで観てきて、後の方で展示されている西洋の染料が入ってくるまではくすんだ地色が多い。そこに日本人の美意識を感じる。


間着。裾だけに模様がある。



明治時代の綿に染め

とっても粋

江戸時代の夏物
鼠地絽に龍と富士山に夕立が降っている図の単衣

これは江戸時代後期の着物だけれど、意匠に妙があり感心する。かっこいい。


縹絽地秋草の文様。涼しそう。縹色独特のくすんだ青。


白地の木綿。江戸時代後期。浴衣がいきわたった時代かな?

江戸時代初期の着物を令和の技術で模造してみる企画



江戸時代の着物

麻である。令和の模造



江戸時代18世紀の麻着物

これなんてとても透け感があって素敵。
令和の模造



いずれも模造するのに大変な時間と難しい作業があったようだ。
麻も江戸時代、夏物として出回っていたのだ。

元禄期の友禅。萌葱縮緬。渋い色。




元禄時代の華やかな小袖 

 
  

 

文字もちらし始めた

地色の浅黄色がきれいだ。

光琳文様と呼ばれる文様



間着。裾の裏側に扇も模様が隠れている。

振袖。まさに琳派。


綺麗な薄紅色の地色


下前に裾だけに模様があるチラ見せ

これも上部に全く柄がなく裾だけに豪華な文様。



この色も大好き。きっと麻だと思う。前部の模様は薬玉である。文様の遊び心が可愛い。

透ける絹地に秋草模様の単衣

江戸時代武家の女房装束

歌川豊国作 御殿女中図


萌葱繻子の打掛 黒の刺繍が取れているが、それがあれば迫力のデザイン


きっぱりした白麻




江戸時代から明治時代のお公家さんの着物

なんだかモダン。


 
明治時代に外国の染料が入ってきたのでこんなにくっきりした藍が。


被衣と言うものを着用していたようだ。頭からかぶる着物

ショールのような物も同じ柄。モダン。


かっこいい文様。このまま着物で着たい。わらびの裾模様。


渋いモノトーングラデーション

一階のギャラリーでは「奈良晒 麻から糸へ、糸から布へ」特別展が行われていた。

 
  
江戸時代に高品質と言われた奈良の麻の制作過程を映像と、展示で説明。
気が遠くなるような行程を経て、麻は植物から布になる。

ランチはすぐ近くの「ごはんの間」

  
新築の居住ビルの一階がお店

このセットに

私は天ぷら、旦那はミンチカツ。この二択。1100円なりは安かった。メインは出来立て、美味しかった。
11時開店と共に近くのサラリーマンらしき人たちやおばちゃんや高校生などが食べていた。

あまりの暑さに他に寄り道もせずに電車にのり、ニトリで実家に持っていく簡易洗濯物台を買い、図書館で七緒を借りる。
晩御飯は、何故かがっつり肉が食べたくて、ポークケチャップ風。

温泉卵にトマト。豆腐、ワカメ、シメジのお汁。

洋服姿の自分の姿に下半身豚になっているのに気づき、すっかり着物体形になり、アイスを封印することにした。
猛暑に食欲は全く落ちず。困った物である。