気ままな撮影紀行

鉄道写真をメインに航空機や一般の
風景写真等の撮影に出かけました。

大和路を行く 薬師寺西塔 ・ 近鉄橿原線(奈良県)

2020年09月21日 | 近畿日本鉄道
奈良盆地のほぼ中央を近鉄橿原線が南北に走っています。
近鉄橿原線、奈良線、京都線が平面交差してる奈良市のターミナル駅、大和西大寺駅(やまとさいだいじえき)から南下して二つ目の駅、西ノ京駅(にしのきょうえき)のすぐ脇に世界遺産にも登録されている薬師寺があります。

その薬師寺のすぐ脇を近鉄橿原線が走っていて、線路脇の木立の合間に薬師寺西塔を見る事が出来るポイントがありました。

写真では木立に隠れて判別ができませんが、この西塔には屋根が6ヶ所設けられていて一見六重の塔に見えます。下か1・3・5番目の屋根は「裳階(もこし)」と呼ばれていて、風雨から建物構造物を保護する為に付けられたもので、塔の構造は三重の塔になっています。

このポイントからは見えませんが写真奥方向で西塔とは対称的な位置に東塔があります。東塔は薬師寺創建当時から1300年を経て現存していて、国宝に指定されています。ちなみに西塔は1981年(昭和56年)に再建されました。



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道後温泉 坊っちゃん列車  ・ 伊予鉄道(愛媛県)

2020年09月18日 | 第3セクター/その他私鉄
夏目漱石の小説「坊ちゃん」の中で、軽便鉄道時代の伊予鉄道が「マッチ箱のような汽車」として登場します。四国・松山の中学校に赴任した主人公の坊っちゃんが、よくこの列車を利用していた事から「坊ちゃん列車」と呼ばれる様になったそうです。

私は、伊予鉄道道後温泉駅から松山市駅迄乗車しました。所要時間は約16分程です。小さな機関車は、石炭を焚いて走るのではなく、ディーゼルエンジンで走っています。連結されている客車は大変小さくて、座席は板張りになっていて走行中の振動が、モロに体に響いてきます。

車内ではマイクの設備は無いようで車掌さんは、走行中の列車の音に負けない様に、肉声で大きな声を出して案内をしていました。
通常では経験する事の無い珍しい光景を楽しんでいるうちに、アッという間に終点に着きました。

≪1≫伊予鉄道道後温泉駅


駅のすぐ横に、坊っちゃん列車が止まってました。ホテルで夕食後、温泉街を散策して撮りました。


翌朝に同じ所で撮りました。


駅ホームに、坊っちゃん列車が入線してきます。


≪2≫松山市駅
ここでは、到着した機関車の方向転換や列車の入れ替え等は、人力で行われてました。この珍しい光景は話題になっていて、人気を集めています。(写真をクリックすると拡大します。)
   

機関車の方向転換が終ったら、今度は客車を人力で移動させて機関車に連結させていました。
 
 
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旧JR北陸本線 魚津駅(富山県)

2020年09月17日 | JR西日本エリア
この写真の撮影当時(2012年5月2日)はJR北陸本線の魚津駅(うおづえき)でした。

その後2015年3月に北陸新幹線が金沢駅(かなざわえき)まで開業した事により、現在は北陸本線の倶利伽羅駅(くりからえき・石川県)から市振駅(いちぶりえき・新潟県)までの間はJR西日本から経営分離されて、第三セクター路線「あいの風とやま鉄道」に経営移管された区間の途中駅になっています。

ネットで現在の駅舎の写真を見れば、駅舎正面の駅名表示で「U O Z U」が「う お づ」と変っていただけでした。


特急「北越」新潟行きが入線してきました。




私は鉄道写真を撮っていて列車の型番で 「○ ○ ○系」 と言われる情報には疎い面が有りますが、確かこの型の列車は廃止された様な記憶があります。特急「北越」は現役で新型車両に置き換わってます。
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黒部峡谷鉄道トロッコ列車 (富山県)

2020年09月14日 | 黒部峡谷鉄道
黒部峡谷鉄道は黒部川沿いに宇奈月温泉駅から欅平駅迄、総延長は約20Kmで小さな機関車が、トロッコ客車列車を牽引して走っています。(撮影:2012年5月3日)


レール幅はナローゲージ(鉄道線路の軌間の区分の一つで762mm幅)で運転されていて、新幹線の線路幅(1435mm)の約半分程しかありません。現在、ナローゲージの軌間の路線で乗客を乗せての運行されているのは、この黒部峡谷鉄道、三岐鉄道北勢線、四日市あすなろう鉄道の3路線のみです。

この黒部峡谷鉄道は、元々は黒部川沿いでの電源開発を目的に開通させたもので、建設資材や作業員を輸送する為のものでした。その後、観光客や登山客から、この列車への乗車希望が増えてきた事から、“事故が有っても命の保証はしない”を了解の上でなら、とりあえず乗車は認める事で運転されていたようです。

1953年(昭和28年)に正式な認可を受けた鉄道路線としての営業運転が始まり、現在は前記のような事は有りません。

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大井川鐵道 青部駅(静岡県)

2020年09月13日 | 大井川鐵道
大井川鐵道へはSLを撮りに何度も行っており、この青部駅(あおべえき)には毎回訪れています。現在は無人駅になってますが、有人駅時代の木造駅舎がのこされていて、昭和の雰囲気が漂う光景になっています。

下りの千頭駅(せんずえき)行き C11型 SLが通過して行きます。
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