写真説明:散歩の途中の赤峰の交差点で、
LEDを使った新型の信号機に付け替えていました。
電柱についている信号機はあまり大きく感じませんが,
下に置かれた信号灯は大きなものです。
マイルス・デイビスは「卵の殻の上を歩く男」
と言われてソフト・ブレスのトランペッターです。
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マイルスは、2日間で25曲という、マラソン・セッションをおこないます。
プレスティッジからCBSに移籍するため,
プレスティッジの契約の残を履行するため
『クッキン』、『スティーミン』、『リラクシン』、『ワーキン』
と4部作を作ります。
これも消化試合的なものではなく,それぞれが5つ星の作品です。
「クッキン」
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マイルス・デイビス(tp)
ジョン・コルトレーン(ts)
レッド・ガーランド(p)
ポール・チェンバース(b)
フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)
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『クッキン』の①マイ・ファニー・ヴァレンタインが好きです。
レッド・ガーランドのピアノのイントロが「ヴァレンタイン」という娘の
可愛らしさを表現します。
次にマイルスがトランペットでテーマを奏します。
歌詞の意味は「私の恋人は美人ではないが、私には魅力的な娘だ…」
というのでしょうか。
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昔,「ファニー・フェース」と言う言葉が,ファッション・モデル界
にありました。
どうやら和製英語らしくFunny+ Face=美人ではないが奇妙な魅力のある顔。
とあります。
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もう一人トランペッター,チェット・ベイカーがいます。
マイルスと人気を二分するほどでした。
ウェストコーストジャズ、バリトン・サックスの
ジェリー・マリガン、ピアノレス・カルテットで活躍していました。
彼のトランペットも唇に強くトランペットを押し付けないで吹奏する
ソフト・ブレスです。
チェット・ベイカーは、「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」を
唄ってしまいました。
チェットは中性的な歌唱で,不思議な魅力がありました。
特にご婦人連に人気があったようです。
勿論,トランペットも魅力あるのですが,彼の歌のほうが
有名になってしまいました。
チェットは最期までトランペットと歌唱の二本立てでした。