初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

テレビ受像機の色温度

2009年10月30日 16時31分31秒 | Weblog


カメラの自動露出が市民権を得ますと,

いろいろメーターが出てきます。

カメラのミノルタ(コニカミノルタ)がカメラ以上に計器作りに熱心でした。

テレビがカラーになって色温度の問題が出てきます。

テレビでは,色温度のことをホワイト・バランスと呼んでいます。

スタジオ・カメラのホワイト・バランス調整は、

ミノルタ・アナログ式、色温度計で約2850度に合わせた

タングステン電球でカメラ調整用テストパターを照らしていました。




カラー映画の場合は,アメリカからスペクトラ・スリーカラー・メーター

(カラーフィルムの特性上3200度でした)が主役でしたが…。

カラーテレビ受像機が発売されて、どのメーカーが色の再現性が良いのか、

関心がありました…。

純白の描写とキャッチフレーズの製品もありました。




テレビモニターの色温度を測るメーターがミノルタで作られていました。

テレビ受像機で白の信号を映して,肉眼で白い部分が純白に感じるまで,

色温度を調整していくと、約1万度になります。

肉眼には,1万度で、やっと白と感じるのです。不思議です。

試しに,ディライト・カラー・フィルムの白昼の色温度5900度に

合わせますと,画面が元気のない茶色に見えました。

テレビの画面をディライトフィルムで写すと

テレビ画面の高い色温度の影響で青白く写ります。

正しく描写するには,色温度を下げるTV用のフィルターがありました。

カラーテレビの色温度が意外に高いことがわかります。

スタジオの数多くのマスターモニターなど、

このミノルタのメーターで色温度を揃えました。

              … … …

レスポンスの良い感光素子が出て,ストロボの光量が計れる

フラッシュ・メーターがミノルタから発売されました。

最初は高価でした。

欲しかったのですが…。