初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

ノーウッド・ディレクター

2009年10月26日 18時52分45秒 | Weblog


ウェストン・マスターⅡの、メーターの裏側は測定する光線の強弱で,

切り替えられるようになっていました。

撮影する場面にメーターを向けます。



メーターの針が振れないとき,蓋を外すと,

メーター面の目盛が低照度に切り替わります。

蓋を付けると、高照度に切り替わります。



メーターの目盛を計算盤にセットします。

計算盤も戦前のものより、印字も大きくハッキリしています。

カメラの位置から撮影する場面に向けて、

被写体からの反射光線を測定します。

反射光式露出計とも言いました。

反射光式露出計は国産,舶来品といろいろありました。

              … … …

しばらくして、父親は,新しい露出計を持ってきました。



黒い人工皮革の鉄のケースに入った露出計で,

ノーウッド・ディレクターです。

ハリウッドで使われているという代物でした。

ウェストン・マスターと違って、メーター部分と,

受光部が分かれていて,受光部は180°くらい回ります。

ウェストン・マスターが反射光式露出計に対して,

ノーウッドは入射光式露出計でした。

つづく…