経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■■【一口情報】 仁義とは

2012-07-11 16:36:51 | 知り得情報

■■【一口情報】 仁義とは <o:p></o:p>

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 4月25日は孔子祭です。孔子や儒教の先哲を祀る儀式が行われます。中国で儒教が国教となったときに、釈奠(せきてん/しゃくてん)と呼ぶようになりました。<o:p></o:p>

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 孔子は紀元前5~6世紀の春秋時代における中国の思想家、哲学者で、儒家の始祖でもあります。幼くして両親を失い、孤児となってからも苦学をつづけたそうです。<o:p></o:p>

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 生きている間は無冠で、一人の学者であったようです。しかし、後の漢代(前漢)に司馬遷は『史記』の中ででは、孔子の功績を「王に値する」と記述しています。<o:p></o:p>

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 孔子は、それまでにあった・・・・・MORE ←クリック


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■■【今日の写真】 京都 北野天満宮

2012-07-11 16:29:53 | 知り得情報

■■【今日の写真】 京都 北野天満宮

〒602-8386 京都市上京区馬喰町
午前5時~午後6時 http://kitanotenmangu.or.jp/
 北野天満宮は、菅原道真公(菅公)をおまつりした神社です。菅公を祀る宗祀(最も中心になるものとして尊びまつる)ですが、親しみを込めて「北野の天神さま」と呼ばれています。

 平安時代中頃の天暦元年(947)に創建されました。当時、京都に住んでいた多治比文子や近江国(滋賀県)比良宮の神主神良種、北野朝日寺の僧最珍らにより神殿が建てられ、菅公をおまつりしました。

 藤原氏の造営、一條天皇の国家平安祈念などがあり、「北野天満宮天神」の神号が認められました。寛弘元年(1004)の一條天皇の行幸をはじめ、代々皇室のご崇敬をうけ、国家国民を守護する霊験あらたかな神として崇められてきました。

 江戸時代に学業成就や武芸上達が祈られルようになり、全国各地には菅公をおまつりした神社が、およそ12,000社あるといわれ、私の近所にある北野神社もその御霊分けをした神社です。

 菅公は世々に「文道の大祖・風月の本主」と仰ぎ慕われ、学問の神様としての信仰は昔も今も変わることなく人々の生活のなかで受け継がれています。

  資料: 公式サイト

関連資料 ←クリック


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■■【経営コンサルタントの独り言】 少子化、高齢化 

2012-07-11 13:08:00 | 知り得情報

■■【経営コンサルタントの独り言】 少子化、高齢化 <o:p></o:p> 

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 本メルマガの第二連載で、少子化、高齢化の問題が取り上げられていました。<o:p></o:p>

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 世界で最も早く人口減に直面している日本の課題です。又、稀代の思想家と云われる佐伯啓思さんの著作「反・幸福論」でも、3.11の東日本大震災を契機に、これまでの日本のあり方、生き方を根本的に考え直す材料が提供されています。<o:p></o:p>

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 高度経済成長を実現して公害を克服、2度のエネルギー危機を乗り越えてきた日本ですが、この先はエネルギー使い放題の生活を抜本的に改めて、右肩上がりの経済成長の幻想を捨てて、少子化、高齢化に立ち向かう発想が求められています。<o:p></o:p>

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【筆者】 石原 和憲 先生
  新環境経営研究所所長
  日本経営士協会登録経営士、横浜経営支援センター センター長
 大手事務機器メーカーに永年勤務後、経営コンサルタントとして独立。
 「21世紀の環境経営を実現する技術コンサルティング ~地球環境に優しい21世紀のモノ作りを実現すべく、リスクマネージメントの視点で企業経営を支援する~」という理念の基にご活躍
 筆者詳細情報 クリック <o:p></o:p>

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■■ 経営コンサルタントの独り言 クリック<o:p></o:p>

 経営コンサルタントの視点から、経営や人生のヒントになりそうなことやブログの中から選りすぐった文章を掲載しています。<o:p></o:p>


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■■【セミナー・展示会】 経営コンサルタント・経営者向け

2012-07-11 11:51:17 | ◇経営特訓教室

■■【セミナー・展示会】 経営コンサルタント・経営者向け
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■■  週刊 ◆ セミナー・講習会開催情報  http://semi.jmca.or.jp/
■■□ ■□□  内閣府認証特定非営利活動法人 日本経営士協会
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2012/07/10 ━

     ◆ 日本経営士協会のメルマガの転送です。

日本経営士協会主催または共催の講習会・研修会・講演会などの開催情報を毎週お届け致します。お手数ですが、複数受講の場合でも個別にお申し込み下さい。

■日本経営士協会会員限定研修会・講習会
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◆東京:中級財務研修「中小企業の決算書を読む その4」
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■東京:知修塾 ―――――――――――――――――――――――――――■

 営業戦略のための「基本戦略の策定」
 
【コーディネーター】 経営士  酒井 闊 氏

■――――――――――――――――――――――――――――――――――■

■概 要

知修塾では、コンサルタントとして要求される能力の中でも、主に知識の修得と表現力を養うことを目的としています。

知識の修得面では、統一テーマと個別テーマで知識を広めてゆきます。

統一教材「営業戦略の実際」を中心に、統一テーマの「営業・マーケティング」を採り上げ、営業・マーケティング部門強化のコンサルティングに備えます。一方個別テーマは、統一教材に準じた毎月のテーマに関係する、自分の得意な分野や苦手な分野のテーマ作りを行い 調査・整理して、参加する方々を前にしてプレゼンテーション(報告)を行います。

参加者は、そのプレゼンテーションの方法・内容に関して議論・討論を通して知識と表現力・実戦力を修得をしてゆきます。

■日 時:平成24年7月12日(木) 19:00~20:45

■会 場:日本経営士協会会議室
     東京都文京区後楽2-3-10 白王ビル4F
     http://www.jmca.or.jp/pdf/JMCA_Map.pdf

■受講料:塾員以外の方でも下記受講料で受講できます
     ビジター 2,000円/回
     会員   1,000円/回
     塾員   無料

■対 象:経営コンサルタントに関心ある人
     経営知識を吸収したい人
     人前で話をする技術を習得したい人
     プレゼンテーション技術を習得したい人

■問合せ:日本経営士協会 事務局
>> http://www.jmca.or.jp/toiawase/

●詳細情報
>> http://info.jmca.or.jp/seminar/301/detail/chi20120712.htm

 

■東京:初級財務研修 ――――――――――――――――――――――――■

 初級財務研修 第4回
 企業をとりまく会計と税務 その1
 保険積立金(生命保険の処理)、事業税、役員報酬
 
 【講師】 経営士・税理士  谷澤 佳彦 氏(日本経営士協会 理事)
      http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/1065.htm?s
■――――――――――――――――――――――――――――――――――■

■内 容

経営コンサルティングを行う上で、会社を財務面から把握するための基本研修

■対 象:日本経営士協会会員(入会申請中の方を含みます)
     財務の基礎を理解する意欲ある人

■日 時:平成24年7月14日(土) 13:30~15:15

■会 場:日本経営士協会事務所
     東京都文京区後楽2-3-10 白王ビル4F
     http://www.jmca.or.jp/pdf/JMCA_Map.pdf

■受講料:当日会場にてお支払い下さい
     日本経営士協会会員          2,000円/回
     (但し、知修塾または経営士塾塾員は) 1,000円/回
     非日本経営士協会会員         5,000円/回

■問合せ:日本経営士協会 事務局
>> http://www.jmca.or.jp/toiawase/

●詳細情報・受講申込み
>> http://info.jmca.or.jp/seminar/301/detail/zai_s20120714.htm

 

■横浜経営支援センター ―――――――――――――――――――――――■

 中型小型企業における省エネの推進
 ~ 省エネと自然エネルギーの活用を進め、経費を削減しましょう ~

【講師】 経営士  石原 和憲 氏(横浜経営支援センター センター長)
     http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/2007.htm?s
■――――――――――――――――――――――――――――――――――■

■概 要

これまでに、眼からウロコの省エネ術―基礎編、中級編で、家庭の省エネ、創エネ、畜エネについて紹介してきましたが、これらの基本は、中型小型企業においても共通です。

尚、企業においては、生産性や、効率を落とさずに省エネを進める工夫や、複数の方々が関わることを前提とした省エネ目標の共有などが重要になってきます。又、家庭では使わない、動力や熱の機器等についても省エネを進める必要があります。

本セミナーでは、家庭の省エネ、創エネ、畜エネの基本を踏まえ、企業に対する省エネ診断や、ESCO事業等で実施されている省エネの実施例を元に、中型小型企業における省エネ推進のヒントを提供します。

又、少子化、高齢化を迎え、住宅も事業所も、拠点のリノベーションの動きが急です。従来、別々で扱ってきたファシリティーマネジメントと省エネですが、3.11を契機に、耐震、断熱、快適と省エネを一体で考える時代になりました。

その辺も踏まえ、建物の省エネ、機器の省エネ、生活スタイルの省エネと、自然エネルギーによる創エネ、エネルギー自立を目指す畜エネ、それらをトータルに制御するスマート化等、この分野で世界の先頭を走る日本の話題について解説します。

■ カリキュラム
【第一部】 改正省エネ法、電力買取制度
・エネルギーの使用状況
・改正省エネ法のポイント
・余剰電力、全量電力買取制度
【第二部】 無料省エネ診断から見える、省エネのポイント
・断熱こそ省エネ、ガラスは熱を逃がす、遮熱カーテン
・エネルギー消費の見える化
・省エネの3つの進め方
【第三部】 省エネ、創エネ、畜エネの未来は素敵
・LEDは未来の光源
・スマートXXXXは無駄の撲滅
・EV、蓄電池でエネルギーの自立

◆ セミナー終了後、無料経営相談会を行います。
当日講師および横浜経営支援センターの講師陣がご対応いたします。
ご希望の方は予め相談内容をお寄せ下さい。尚、当日の受け付けも致します。

■日 時:平成24年7月15日(日) 13:00~16:00
            (無料相談会 16:10~16:40)

■会 場:横浜市技能文化会館 801視聴覚研修室
>> http://gibun.jp/gibun/index.html

■受講料:一般 3,000円(当日受付にて)
     会員 1,000円(当日受付にて)

■定 員:30人

■問合せ:日本経営士協会 横浜経営支援センター
>> http://www.jmca.or.jp/msc/yokohama/contact

●詳細情報・受講申込み
>> http://www.jmca.or.jp/msc/yokohama/news/semi/20120715.html

 

■東京:製造業経営革新セミナー ―――――――――――――――――――■

 原点回帰、工場の生産性向上に挑戦!
 ~ IEとの相乗効果で、活路を見出す経営手法とは ~
 
【講師】 経営士  阿比留 眞二 氏

■――――――――――――――――――――――――――――――――――■

■概 要

従来の垂直統合型から国際的な水平分業型への転換などの産業構造の変化や、大手企業の海外進出の加速や経営統合等による事業所の閉鎖などの影響を受け受注が減り経営が苦しくなったという経営者の方の話を聞くことが多くなりました。

この様な事態になった背景には、これまで決まった納期と価格で納品している限りは、次の仕事も来るはずだという甘えがあったのではと思われます。

他社と同じ価格・品質だけでは、受注競争に負けてしまいます。製造業では、仕様を充分に固めないと発注出来ない製品が数多くあります。この日本的な「すり合わせを行う」ことはサービスそのものに他ありません。

もう一度自社のサービス体制を見直して見ましょう。サービスの如何によっては、現況を打破する活路を見出すことができるはずです。本セミナーでは、サービス業のプロである講師が、サービスの本質について伝授致します。

■日 時:平成24年7月18日(水) 19:00~20:45

■会 場:大田区産業プラザPIO 6階 E会議室
>> http://www.pio-ota.jp/plaza/map.html

■参加費:2,000円(当日徴収させていただきます)

■問合せ:俵経営コンサルタント事務所
>> TEL:090-7244-6058  E-Mail:info@consultor.jp

●詳細情報・受講申込み
>> http://www.consultor.jp/infomations.html

 

■愛媛経営支援センター ―――――――――――――――――――――――■

あなたの大切な会社だから、あなたがやりたいことができる会社にしましょう!

【講師】 経営士  木本 康聖 氏(愛媛経営支援センター センター長)

■――――――――――――――――――――――――――――――――――■

■概要

「経営理念」って何でしょう。

経営者が、やりたいことをするための道具です。自分がやりたいことを、社員や取引先やお客様に伝えることで、社員のやる気UP、取引先の信頼性UP、お客様への好感度UPが図れます。

「愛媛経営支援センター」木本康聖センター長が、東京で培った実践的な実例を挙げながら、愛媛でも使える様にお話しします。実用書に載っている理論を伝えるのではなく、本当に実用的なお話を致します。経営の教科書に書かれている専門用語をできるだけ使わずにお話ししますので、経営の本を読んでいない方でも、経営を専門書で学びすぎて頭でっかちになっているかなと不安な方にも役に立つお話です。会社と会社の橋渡し役の経営コンサルタントが、今回は、あなたと専門書の橋渡しを致します。

■日 時:平成24年7月18日(水) 16:00~18:00

■会 場:新玉公民館 集会室(千舟町8丁目69-4) TEL 931-5294

■受講料:無料(当月の月会費として 1,000円必要となります)

■定 員:20人

●詳細情報・受講申込み
>> http://info.jmca.or.jp/seminar/301/detail/doc/ehime_20120718.JPG

 

■大阪:関西支部スキルアップ研修会 ―――――――――――――――――■

 営業活動に必要な7つの心構え
 顧客との信頼関係を構築するために!!
 
【講師】 日本経営士協会会員  和田 隆 氏

■――――――――――――――――――――――――――――――――――■

■概 要

事業を展開するには、営業活動が欠かせません。営業活動の成果を勝ち取るには「お取引様との 人間関係を如何に早く創り上げるか」がポイントとなります。

講師が、30年の営業活動経験で培った、人間関係&信頼関係構築のポイントを体験談を基に、教科書には書かれていない営業活動 の心構えを熱く語って頂きます。

御参加の皆様のお役に立てることを信じてご案内申し上げます。

■日 時:平成24年7月22日(日) 14:30~16:00

■会 場:大阪NPOプラザ(3F)C会議室
     大阪市福島区吉野4丁目29番20号

■受講料:会員   1,000円
     一般   2,000円
     
■締切り:平成24年7月19日(木)

■問合せ:日本経営士協会 関西支部
>> http://www.jmca-kansai.net/toiawase/inquiry.html

●詳細情報・受講申込み
>> http://www.jmca-kansai.net/seminar/sem120722.htm

 

■東京:日本経営士協会会員限定研修会 ――――――――――――――――■

 中級財務研修 第4回
 事例演習 その4 中小企業の決算書を読む その4
 
 【講師】 経営士・税理士  谷澤 佳彦 氏(日本経営士協会 理事)
      http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/1065.htm?s
■――――――――――――――――――――――――――――――――――■

■目 的

経営コンサルタントがコンサルティング開始前に会社の概要を財務面から把握しその後の推移も財務面から把握できることを目的とします。

■対 象:日本経営士協会会員(入会申請中の方を含みます)
     財務の基礎を理解する意欲ある人

■日 時:平成24年7月14日(土) 15:30~17:15

■会 場:日本経営士協会事務所
     東京都文京区後楽2-3-10 白王ビル4F
     http://www.jmca.or.jp/pdf/JMCA_Map.pdf

■受講料:出席当日お支払い下さい
     日本経営士協会会員        5,000円/回
     但し、知修塾または経営士塾塾員は 2,500円/回

■問合せ:日本経営士協会 事務局
>> http://www.jmca.or.jp/toiawase/

●詳細情報・受講申込み
>> http://info.jmca.or.jp/seminar/301/detail/zai20120714.htm

 【 重 要 】
     当メールマガジンの記事をもとに行動された事に関し、
     当方では責任を負いかねます。
     読者の責任で判断、行動してください。

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■■【経営コンサルタントの独り言】 大覚寺・高桐院の袈裟形おりつくばい

2012-07-11 07:30:00 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言

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■■【連載 経営トップ15訓】 第 2 訓 全体を俯瞰的に観て、ぶれない判断基準(ものさし)を用いて

2012-07-11 07:21:45 | 知り得情報

■■【連載 経営トップ15訓】 第 2 訓 全体を俯瞰的に観て、ぶれない判断基準(ものさし)を用いて決断する

 経営コンサルタント歴35年を記念して、経営トップの皆様だけではなく、経営士・コンサルタント・士業の先生方にもご参考になると信じ、ここにまとめてみました。

 グローバルな視点の経営者・管理職 


線-孫悟空

経営トップ15訓 ”当たり前”が実行できる


 経営コンサルタント歴25年を経過した時点で、(特)日本経営士協会の理事長を拝命することになりました。その際に、自分自身を戒める意味で「理事長十戒」を作り、それを日々座右におきながら仕事をしてきました。

 私の経営に対する考え方の基本は「当たり前のことが当たり前にできる」「暖かい管理ができる」、その様な企業作りのお手伝いをしています。

 理事長歴も長くなり、そろそろ後任の選定やその人への傾斜引き継ぎを考える時期といえましょう。この十戒に加筆をして、企業や組織のトップ・管理職の方々に向けて焼き直したものを「トップ15訓」としてまとめてみました。経営トップの皆さんだけではなく、私自身にも必要なことなので「社員」という言葉と共に「会員」という言葉も使っています。

 まだまだ内容的には不充分ですが、今後もこれをベースに推敲・改訂を重ねて参りますが、その第一版として茲にご披露させていただきます。トップの方々や管理職で日夜ご奮闘されている方に、少しでもご参考になれば幸いです。

第  訓
全体を俯瞰的に観て、ぶれない判断基準(ものさし)を用いて決断する
■ 富士山がいろいろに見える

 トップといえども、自分自身の業務を抱えた上で、自社・自組織の運営という業務を担っています。それに関連する業務に追われると、その業務に視点が集中してしまい、周辺はおろか、全体を見失うことにも繋がりかねません。

 常に一歩下がって、俯瞰的に自分の会社を観るようにしましょう。単に「見る」のではなく、じっくり観察する「観る」という習慣を身に付けましょう。また、時には第三者的な冷徹な視点で「診る」ことも体得しましょう。

 その時に、漠然と見ていては、車窓から見える景色同様に過ぎ去るだけです。東海道新幹線に乗って、三島駅の手前から、「そろそろ富士山の全容が見える頃だ」と言い聞かせると同じ富士山でも見えるものが異なってきます。

 「今日の富士はレンズ雲がかかっているので天気が悪くなるな」「宝永火山の噴火口はあんなに低い位置だったかな?」「初夏なのに山頂近くにはあんなにたくさんの雪が残っている!」等々いろいろな発見があります。

 「今日は、富士山の頂上付近に雲がかかっているな」ということに気がつくと、昔の人が「今日は風が吹く」と言い伝えてきたことを思い出すかもしれません。

 左右に雲がたなびいていると、かつて使ったお札の富士山の絵を思い出して、「やっと手に入れたお金だ。大切にしよう」と若い日の気持ちを思い出すかもしれません。

■ 経営トップは鳥となって「観る」

 「観る」ことの大切さを再認識できれば、企業を俯瞰的に観るにはどうしたらよいのかを考えるでしょう。

 文字通り、物理的に高い位置を梯子などでつくって、社内を実際に観ても良いかもしれません。「あそこの部分は、照明が他に比べて明るい」というような物理的なことでも、発見があれば何かを観るきっかけになります。

 「昔、あの部分は受け入れ検査の担当者が作業していたところだ。だから照明を明るくしたんだ。いまは別の部署だから明るくしておく必要はないのだ。それにしても、受け入れ検査のデータを最近は見ていないな」などと自分の仕事のやり方の問題点に気がつくかもしれません。

 始業直後の営業部門を見ていると、今日の訪問先のアポを取る社員もいれば、サッサと準備をしてお客様の処へ出かける者もいます。そこから、営業パーソンの効率性について見直してみようということになるかもしれません。

 それが契機となって財務諸表や販売管理のデータを俯瞰的に観ることもあるかもしれません。

■ 経営トップは”ものさし”を持て

 その時に、ものさしを持って見ることが必要です。企業内を見るときには、経営理念や経営計画というものさしもあれば、マニュアルというものさしもあります。ものさしを変えると、視線も変化して来ます。

 さらに一歩下がって、「近隣の企業や商店は儲かっているのだろうか」「日本経済は・・・」「グローバルな視点で見て日本は・・・」「これからの技術動向はどう変化するのだろうか」等々、カメラのズームを引くようにしてみたり、元に戻したりと、俯瞰的に観る視点を変えてみてはどうでしょうか。

 例えば業界というものさしを使って、業界におけるポジションを確認しても面白いです。日本経済指標を基準に自社を観ることもあるでしょう。グローバルな視点で観る時に、それらを組み合わせて観ることも必要です。

 「木も見て森も見る」習慣を持つと、経営判断の精度も上がってきます。

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■■【今日は何の日】職業教育の日 7月11日 

2012-07-11 07:04:50 | 知り得情報

■■【今日は何の日】職業教育の日 7月11日 

【今週のポイント】

■ 7月11日(水) 
 5月の第3次産業活動指数(経産省)
 6月の企業物価指数(日銀)
 米倉経団連会長記者会見
 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨



【今日は何の日】

■ 職業教育の日

 7月11日は「職業教育の日」で、全国専修学校各種学校総連合会が制定しました。1975(昭和50)年の学校教育法の改正で「専修学校の制度」が定められたことを記念しています。

 戦後復興を以下に素早く行うかという「アメリカ教育使節団報告書」を参考にしたりして、1951年(昭和26年)産業教育振興法が成立しました。

 その年の8月に当時の通産省に産官学の人達が集い、今日の「経営士」が経営コンサルタント資格として討議されました。内閣府認証特定非営利活動法人・日本経営士協会の前身である日本計理協会で、この資格が討議され、1953年(昭和28年)9月10日に正式に「経営士」の資格が発足しました。

 

■ 真珠記念日

 1893年7月11日に、三重県鳥羽町の御木本幸吉夫妻が、初めて真珠の養殖に成功しました。

 養殖場を始めて3年経ってようやく半円形の5粒の真珠が収穫されたと言います。さらに8年かかってようやく丸い真珠ができたと言いますから、結構難しいことなのですね。

 因みに、6月の 誕生石は真珠です。そのため日本真珠振興会では6月を「真珠月間」に、6月1日を「真珠の日」としています。

 ミキモトの関連企業として御木本製薬という会社があります。2010年10月に同社を訪問しました。

 真珠と言えば「御木本」を日本人なら誰もが連想するでしょう。19世紀の末に世界に先駆けて真珠養殖に成功した御木本幸吉の伝記は、私どもが子供の頃には必読書の一つと言われるほどでした。

 第2次世界大戦の奢侈品禁止令の発布で真珠の製造販売を中止せざるを得ない窮地に追い込まれた御木本ですが、それで負けていないところが伝記が読まれる理由です。中国に伝わる漢方思想に「真珠を飲むと不老長寿を保ち、美容と健康に輝く」ということがあり、そこに着目しました。

 真珠タンパク質を含んだ真珠カルシウム剤の製造に成功し、御木本製薬株式会社を創立し、今日の「御木本化粧品」が誕生したそうです。

 同社を訪れて、まず驚いたのは工場の大きさもさることながら研究所の充実です。1階から3階まで、生化学を中心とした研究・検査機器が充実していました。化粧品というのは、肌に直接つけることが多いので肌に敏感な人からのクレームは大きな賠償問題に発展します。S社やK社のような大きなクレームにこれまで遭遇してこなかったのは、このような設備がものを言っているのでしょう。

 建物も、IC工場ほどではないですが、空調管理がされていて、差し障わりのない部分を見学させていただくだけにもかかわらず、使い捨ての宇宙服のようなつなぎ服を着せられ、途中で複数回も手を洗わせられました。それだけ空中浮遊物などを押さえる管理がされているのです。

 われわれ経営コンサルタントの目から見ても、すばらしい管理がなされているといえます。

 ミキモト化粧品は、関西地方の方はご存知ですが、首都圏でも超高級化粧品として知られています。1瓶5万円という商品から比較的手頃な価格帯まで品揃えがなされています。

 30年ほど前、営業研修で同社と関わりを持ちましたが、「真珠を通して美を追い求める」といる創業理念を守り、御木本幸吉の名を傷つけない努力が処々に見えました。些細なことですが、社員が訪問者に対して挨拶をきちんとしていることからもそれがうかがえました。

 

  図 ミキモト ←クリック

■ 【今日は何の日】その他
◇ 川崎寿福寺せがき
◇ 沼津松蔭寺先生が忌会
◇ 沼津永明寺大施餓鬼会



 
■■【今日の写真】 京都 北野天満宮

〒602-8386 京都市上京区馬喰町
午前5時~午後6時 http://kitanotenmangu.or.jp/
 北野天満宮は、菅原道真公(菅公)をおまつりした神社です。菅公を祀る宗祀(最も中心になるものとして尊びまつる)ですが、親しみを込めて「北野の天神さま」と呼ばれています。

 平安時代中頃の天暦元年(947)に創建されました。当時、京都に住んでいた多治比文子や近江国(滋賀県)比良宮の神主神良種、北野朝日寺の僧最珍らにより神殿が建てられ、菅公をおまつりしました。

 藤原氏の造営、一條天皇の国家平安祈念などがあり、「北野天満宮天神」の神号が認められました。寛弘元年(1004)の一條天皇の行幸をはじめ、代々皇室のご崇敬をうけ、国家国民を守護する霊験あらたかな神として崇められてきました。

 江戸時代に学業成就や武芸上達が祈られルようになり、全国各地には菅公をおまつりした神社が、およそ12,000社あるといわれ、私の近所にある北野神社もその御霊分けをした神社です。

 菅公は世々に「文道の大祖・風月の本主」と仰ぎ慕われ、学問の神様としての信仰は昔も今も変わることなく人々の生活のなかで受け継がれています。

  資料: 公式サイト


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