経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■■【一口情報】 今日の情報をワンストップで

2013-07-02 16:08:21 | ◇経営特訓教室

■■【一口情報】 今日の情報をワンストップで

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【日刊経営マガジン】ブログでは、【今日は何の日】【経営コンサルタントの独り言】など、その日のブログをワンストップで見ることができます。<o:p></o:p>

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季節の移ろいを見せる毎日ですし、毎日が変化の日です。今日の出来事は何なのかを起点に、経営の視点で物事を見て、徒然に自分の思いを記述した、エッセーとは異なる文章にまとめています。<o:p></o:p>

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毎日、【今日は何の日】の内容をコンパクトにご紹介し、ご興味のあった日の詳細はリンク先を見てください。<o:p></o:p>

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 【今日は何の日インデックス】のリンクは、見たい日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できルようにしました。<o:p></o:p>

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 【今月の今日は何の日】は、【今日は何の日】を月単位で閲覧できますし、その詳細のリンクも貼ってあります。・・・・・MORE ←クリック


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■■【経済の読み方】 2013年 6月下旬を時系列的に見る

2013-07-02 15:24:06 | 知り得情報

■■【経済の読み方】 2013年 6月下旬を時系列的に見る

 世の中の動向は、アラカルト的に見ることも大切ですが、時系列的に見ると、また異なった面が見えてきます。
 ここでは、これまでの流れをコンパクトにまとめてご紹介します。



■ エネルギーの地産地消のすすめ 2013/06/30

 東日本大震災・原発事故を受けて、自然エネルギーへの関心が高まっています。

                     「自然エネルギー」といいますと、私たちは風力や太陽光を思い浮かべますが、当ブログでもこれまで、バイオマスや再生オイル、地熱や波浪などの発電を紹介してきました。

                     原発の解説でおなじみのNHKの水野倫之解説委員が、地域特有のエネルギーを生かして発電する地産地消の 導入拡大に向けた様々な取り組みへの必要性を主張していますので、ご紹介します。

【これまでの記事】
                     ◆1 優れモノのはずである地熱発電所の新設なし

◆2 なぜ地熱発電が火山国日本で盛り上がらないか

 火山国日本で、なぜ地熱発電の新規開発が10年以上にわたってなかったのでしょうか?

                     当然、いろいろな課題があるからですが、では、どのような課題があるのでしょうか?

                     まずはコストの問題です。蒸気を取り出すだけですので、コストが問題となるとは予想していませんでした。

                     大規模な地熱発電所となると200~300億円もかかります。

                     幸いなことに、去年から固定価格買い取り制度が始まりました。地熱発電による電気は、1kWあたり27円~42円で電力会社が買い取ってくれることになりました。

                     次の大きな問題として、地熱発電に適した場所です。地熱資源の8割が国立・国定公園の中にあり、ここでは開発の規制があります。

                     去年、環境省が規制を緩和したことにより、今後は、条件付きながら開発が認められることになりました。

                     このような条件も整備されてきて、地熱発電は20か所以上で建設が計画されています。

                     しかし開発にはさらなる課題があるのです。

【今後の掲載予定】
                     ◆3 温泉街を発電所にして地産地消に成功
                     ◆4 バイオマス発電
                     ◆5 バイオマス発電の課題は克服できるか?

■ エネルギーの地産地消のすすめ 2013/06/29

 東日本大震災・原発事故を受けて、自然エネルギーへの関心が高まっています。

                     「自然エネルギー」といいますと、私たちは風力や太陽光を思い浮かべますが、当ブログでもこれまで、バイオマスや再生オイル、地熱や波浪などの発電を紹介してきました。

                     原発の解説でおなじみのNHKの水野倫之解説委員が、地域特有のエネルギーを生かして発電する地産地消の 導入拡大に向けた様々な取り組みへの必要性を主張していますので、ご紹介します。

◆1 優れモノのはずである地熱発電所の新設なし

 自然エネルギーには、 全国的に導入が進む風力や太陽光に比べて、地域的な制限の多いバイオマスや地熱発電などもあります。一方で、拡大に向けて様々な取り組みが始まっています。

                     地熱発電というのは、地下のマグマの力を使って電気を作る方法です。マグマで暖められて地下に溜まっているお湯に向けて井戸を掘って、パイプを通して蒸気を取り出し、その勢いでタービンを回して発電する方法です。すなわち地熱発電は火山のある地域特有の自然エネルギーで、「優れモノ」と言えます。

                     平均的な地熱発電所では最大出力が25,000Kw、これは年間で6万世帯分の電気量に相当します。

                     それでは、その優れモノの地熱発電所は、国内にどれくらいあるのでしょうか?

                     日本は世界3位の地熱資源が確認されていますが、これは原発20基分に相当します。ところが発電所は17か所に留まり、あわせて52万kWです。まだ原発1基分にも満ちませんし、驚くなかれ、10年以上に渡って新規建設がなかったのです。

【今後の掲載予定】
                     ◆2 なぜ地熱発電が火山国日本で盛り上がらないか
 ◆3 温泉街を発電所にして地産地消に成功
                     ◆4 バイオマス発電
                 ◆5 バイオマス発電の課題は克服できるか?

◆ アメリカも温暖化対策に本腰? 2013/06/28

 オバマ大統領がワシントン市内の大学で演説し、2期目の重点課題の一つとして新たな温暖化対策の行動計画を発表しました。

                 「地球は温暖化が進行しており、手遅れになる前に行動する勇気が求められている」と、いまさらという感がするものの京都議定書に調印しなかったアメリカにおける姿勢の変化として歓迎できます。

                 したうえで、「発電所は無制限に二酸化炭素を排出し続けている」と述べ、温暖化対策に一層力を入れる姿勢を強調しました。二酸化炭素を排出し続けている火力発電所の二酸化炭素の排出基準がすでに定められていて当然というような気がします。

                 彼は、2020年までに風力や太陽光による発電を600万世帯以上に普及させ、さらに、中国やインドなどの新興国と協力して、温暖化対策を巡る国際的な協力をリードしていくなどとしています。


◆ 法人減税策の概要 2013/06/27

 経済産業省と財務省が2014年度の税制改正で検討している法人減税策に関心のある方は多いでしょう。

                     工場など設備の廃棄による損失の一部を、前の年度にさかのぼって法人税から還付できるようにすることなどが柱です。経済界が求める法人税率の引き下げは経済情勢や財政状況を見極めながら慎重に判断する方向です。

                     検討中の法人減税策は、3本柱です。

(1)設備廃棄による欠損金を前の年度に納めた法人税から還付できる措置

(2)減価償却費を一括して損金に算入できる「即時償却」の導入

(3)研究開発支援

                     大企業のメリットが大きいと野党から批判の出ているテーマですが、うまく機能するようになると良いですね。


◆ 日本とEUとのEPA本格議論始まる 2013/06/26

 グローバル経済の昨今、TPPを始め、国を超えた連携がいろいろと進んでいます。

                 その一つにEU(ヨーロッパ連合)との貿易自由化を目指す、EPA(経済連携協定)の交渉が、日EU完で進められています。

                 関税の削減や撤廃、投資に関する規制の緩和など、個別の分野ごとの本格的な議論が始まりました。

                 日本はEUに対して、自動車や液晶テレビなどの工業製品に掛けられている関税の撤廃に期待しています。一方、EUは日本に対して、日本国内の自動車の安全基準や食品の表示などに関する規制が厳しすぎ、いわゆる「非関税障壁」になっているとして見直しを迫っています。

                 EUは、強気で、日本側の非関税障壁撤廃に向けた取り組みが不十分だと判断すれば、交渉を1年で打ち切る姿勢です。

                 日本の安全基準の厳しさは、日本国民を守るために重要なことです。日本には、譲歩をして欲しくないですが、EUも簡単には納得しないでしょう。

                 両者が、自分達の立場に固執しすぎると交渉はご破算になると思います。


◆ 中英通貨融通協定 2013/06/25

 日韓が通貨融通協定を結んでいることをご存知の方も多いでしょう。それがこの度継続されなくなりました。政治問題が色濃く経済問題に絡んで来ているのでしょう。

                     中国人民銀行とイギリスの中央銀行でありますイングランド銀行との間で、必要な際には中国の通貨・人民元とイギリスのポンドを、互いに融通し合う通貨スワップ協定が締結されました。

                     融通枠は、人民元が2000億人民元(3兆円)、ポンドが200億ポンドとし、これにより金融危機などで外貨の確保が困難になった場合に実施されます。

                     例えばイギリスが通貨不足を生じた場合に、イングランド銀行が人民元を中国側から借り受け、自国の金融機関に供給できるようにできます。

                 この協定により、ロンドンにおいて人民元の市場の流動性が高まり、海外決裁における人民元が、これまではドル・円・ユーロの3本建てであった中に加わってくることになります。


◆ 巧妙なオレオレ詐欺に騙されるな 2013/06/24

 「オレオレ詐欺になんか、騙される方が悪い。俺は絶対に騙されない」と思っている人が多いでしょう。

                     西田公昭立正大学教授のNHK番組をご紹介しますので、その様な人こそ読んでいただきたい。できればNHKアーカイブを利用して、この番組を視聴することをお勧めします。

【これまでの目次】
                     ◇第一回 第一条 非現実的楽観主義が危ない!
                     ◇第二回 第二条 私の失敗と正常性バイアス
 ◇第三回 第三条 怪しさを見破る8策(1/2)
                     ◇第四回 第三条 怪しさを見破る8策(2/2)
                     ◇第五回 第三条 ストレスや心理的なプレッシャーに負けない耐性をつくっておく
 ◇第六回 第四条 なるべく早くはっきりと断る

◇第七回 第五条 見方をとっさに見出す

 これまでだまし被害に遭わないための西田教授による5カ条の1~4までについて、ご紹介してきました。

                     最後の第五条の心得です。

                     危険だと察知したときは、とにかく逃げて、誰かに助けを求めることです。

                     そのためには、味方をとっさに見いだす練習が必要だと西田教授は言っています。

                     同じ立場でセールスを受けている人に遭遇したら、その相手が見知らぬ人でも思い切って話しかけ、本音を確認する、といった度胸をつけることを皆が心がけるべきと、西田教授が言っています。

                     即断即決を求める相手をふりはらって、警察や消費者センターなどの公的機関に相談するといった一歩引いた行動が大切です。

                     このような専門機関でなくても、誰かに相談するという行為が、心に余裕をつくり、あらためて怪しさに気づき、被害を免れた方も少なくないようです。

                    最後に西田教授による「だまし被害に遭わないための心得五か条」をまとめてみました。

                     第一条 騙される可能性を忘れない

 第二条 売り口上の怪しさに気づく感性を高める

 第三条 ストレスやプレッシャーに負けない耐性を作る

 第四条 なるべく早くはっきりと断る

 第五条 見方をとっさに見出す

 第一条は、自分もだまされてしまう可能性があることを忘れない練習です。第二条は、売り口上の怪しさに気づく感性を高める練習です。第三条は、ストレスや心理的なプレッシャーに負けない耐性をつくる練習です。第四条は、なるべく早くはっきりと断る練習です。第五条は、味方をとっさに見いだす練習です。

                     立正大学教授の西田公昭氏は、このように警告と対策を話していました。

                     私も、このような状況に立たされたら、このことを思い出して、冷静に行動スタイと考えています。

                 そのために、さっそく日頃の生活の中で、トレーニングを実践し、いつ遭遇するかわからない詐欺や悪質商法のだましに備えたいと思います。 <完>

◆ 巧妙なオレオレ詐欺に騙されるな 2013/06/23

 「オレオレ詐欺になんか、騙される方が悪い。俺は絶対に騙されない」と思っている人が多いでしょう。

                     西田公昭立正大学教授のNHK番組をご紹介しますので、その様な人こそ読んでいただきたい。できればNHKアーカイブを利用して、この番組を視聴することをお勧めします。

【これまでの目次】
                     ◇第一回 第一条 非現実的楽観主義が危ない!
                     ◇第二回 第二条 私の失敗と正常性バイアス
 ◇第三回 第三条 怪しさを見破る8策(1/2)
                     ◇第四回 第三条 怪しさを見破る8策(2/2)
                     ◇第五回 第三条 ストレスや心理的なプレッシャーに負けない耐性をつくっておく

◇第六回 なるべく早くはっきりと断る

 西田教授は、「悪質な相手が、感情を揺さぶってくる中で、こちらが理性を残して熟慮するのは簡単ではない」ので注意が必要だと言っています。

                     西田教授は、その理由として「人間の心は、省エネのシステムでできています。少しでも深く考えたりせずに、直感的に判断を下していきたいと無意識に動き、日常的な習慣にもとづいて、いつものように意思決定したいと考えてしまいます」ということを挙げています。

                     つまり、私たちは、安易で楽な対応に走りがちなのです。できれば積極的にストレスや緊張の場面を経験して、そんな場に耐える練習をしておくことは、いざというときに役に立つということです。

                     そして、このような我慢強い心の基盤をつくると同時にやるべきことが、なるべく早く、はっきりと断るトレーニングです。

                     これが第4の心得です。

                     電話で断れない人は、会っていまうともっと断れません。

                     礼儀やマナーは大事ですが、相手次第では無視しなくてはなりません。人には嫌われたくない、喜ばせたいという自己呈示動機と呼ばれる心理が誰にでもありますから、勇気がいることです。当然、慣れないとうまくできないものです。

【今後の掲載予定】
                     ◇第七回 第五条 見方をとっさに見出す


◆ ユーロ圏で直接銀行支援合意 2013/06/23

 単一通貨ユーロを導入するユーロ圏各国の財務相が集まって、ルクセンブルクで会議を開きました。

                 ユーロ圏で作る基金「ESM(ヨーロッパ安定化機構)」を使って、経営が悪化した銀行に対して、政府を通さず直接資金を注入する新たな仕組みについて協議しました。

                 経営難に陥った銀行にユーロ圏で作る基金から直接、資金を注入して支援する新たな仕組みについて、拠出できる総額を600億ユーロ(日本円でおよそ7兆7000億円)としました。来年後半からの運用が開始されることを目指すと、大枠で合意しました。

                 また、運用開始前に経営が悪化した銀行に資本注入するかどうかは、加盟国政府の要請に基づいて個別に検討することになりました。

                 すでに政府を通じて支援を受けているスペインの銀行についても将来、この仕組みを使うことができるようになります。

                 EUは、この仕組みによって銀行の救済のために公的資金を投入し、財政が悪化するという悪循環を断ち切ることができるとしています。ただし、前提条件となっている域内の銀行の監督業務を一元化するための仕組みについては最終的な合意に至っていません。

                 このことから、運用開始までに時間がかかることが懸念されます。折角良い仕組みを作ろうとしても、自国の事情を優先して、総論賛成各論反対というのでは、何も決めないのと同じことと考えます。


【今後の掲載予定】
                     ◇第四回 第三条 怪しさを見破る8策(2/2)
                     ◇第五回 第三条 ストレスや心理的なプレッシャーに負けない耐性をつくっておく
 ◇第六回 第四条 なるべく早くはっきりと断る
 ◇第七回 第五条 見方をとっさに見出す

◆ 巧妙なオレオレ詐欺に騙されるな 2013/06/22

 「オレオレ詐欺になんか、騙される方が悪い。俺は絶対に騙されない」と思っている人が多いでしょう。

                     西田公昭立正大学教授のNHK番組をご紹介しますので、その様な人こそ読んでいただきたい。できればNHKアーカイブを利用して、この番組を視聴することをお勧めします。

【これまでの目次】
                     ◇第一回 第一条 非現実的楽観主義が危ない!
                     ◇第二回 第二条 私の失敗と正常性バイアス
 ◇第三回 第三条 怪しさを見破る8策(1/2)
                     ◇第四回 第三条 怪しさを見破る8策(2/2)

◇第五回 ストレスや心理的なプレッシャーに負けない耐性をつくっておく

 2回にわたって、だましの手口を見破る方法を紹介してきました。

                     相手は巧妙ですので、それに対処するためには、日頃からトレーニングして、身につけることが大事であると西田教授は述べています。

                     なぜなら、詐欺や悪質商法の手口はたくさんあり、今後も変化していくでしょうが、悪用される状況は、記述のように8策ぐらいの数に集約できると言うのです。

                     さて、こういう状況になったとき、敏感に気づいたら、次は、勇気をもった対処が必要となります。これにもトレーニングが必須です。

                     「8策をわかってさえいれば大丈夫」と、高をくくってはいけないと、西田教授は警告しています。

                     たとえ8策をわかっていても、そういう人はいざという時に不覚をとる可能性が高いと断言しています。

                     地震や火災のような災害のときに、うまく対処するには、へそかR訓練して、身体で覚えるが大切と言いますが、それと同じことです。

                     詐欺や悪質商法のときでもそれと同じことが求められています。

                     振り込め詐欺の被害も、電話の主を確認するなどのとっさの判断や行動が、練習不足でとるべきことが取れないで生じた結果だったといえるのです。

                     では、日頃、何をトレーニングしておくべきでしょうか。

                     第一は、ストレスや心理的なプレッシャーに負けない耐性をつくっておくことです。これが、西田教授流の詐欺や悪質商法に対抗する心得の第3条なのです。


◆ 巧妙なオレオレ詐欺に騙されるな 2013/06/21

 「オレオレ詐欺になんか、騙される方が悪い。俺は絶対に騙されない」と思っている人が多いでしょう。

                     西田公昭立正大学教授のNHK番組をご紹介しますので、その様な人こそ読んでいただきたい。できればNHKアーカイブを利用して、この番組を視聴することをお勧めします。

【これまでの目次】
                     ◇第一回 第一条 非現実的楽観主義が危ない!
                     ◇第二回 第二条 私の失敗と正常性バイアス
 ◇第三回 第三条 怪しさを見破る8策(1/2)

◇第四回 怪しさを見破る8策(2/2)

                     こちらの真理を突いて、うまくその気にさせる人達に共通している行動があります。それを理解していると、騙されずに済むかもしれません。西田教授による8策の4策までは前回ご紹介しました。今回は、残りの4策をご紹介します。

                    5 不得手な内容

                     こちらの知識不足をついてくる手口もあります。

                     こちらが詳しくない商品や契約内容を、話術でついてきて売り手を信じさせてきます。「わからないところは私たちプロにお任せ下さい」というように、任せておけば大丈夫という言い方です。

                     通帳と印鑑を添えて出させるなど、相手の手口を見極める必要があります。

                    6 動揺した状態

                     古典的なオレオレ詐欺の常習的な手口です。不安、恐怖、そして焦り、あるいは、好意、罪悪感、責任感などの感情に訴えてきて、記述の即断即決や即行動を起こさせようとする手口です。

                    7 権威者や合意者情報の強調

                     有名人の名前を挙げて、「著名な人が使っている商品だから安心」とか、「大変な評判だから有名人も使っている」など、未確認情報を吹聴して信頼性を高めようとする手口です。

                    8 多勢に無勢の状態

                     これも古典的なオレオレ詐欺の手口ですが、警察役とか弁護士役など、複数の人が関わり、こちら側が一人で、いろいろと言われるとどうしてもこちらの石を言葉に表現できなくなってしまいます。

                     相手側が複数で、自分側はひとりといった状況で勧められている時には注意が必要です。たとえ、こちら側が複数であっても、群集心理を利用して、マインドコントロールする手口もあるので注意が必要です。

                     上記にあるような状況に少しでも該当する場合、特にお金とか契約書とかを要求されたら、すぐさま怪しいと身構えましょう。慎重に対処すべきです。

【今後の掲載予定】
                     ◇第五回 第三条 ストレスや心理的なプレッシャーに負けない耐性をつくっておく
 ◇第六回 第四条 なるべく早くはっきりと断る
 ◇第七回 第五条 見方をとっさに見出す


◆ 巧妙なオレオレ詐欺に騙されるな 2013/06/20

 「オレオレ詐欺になんか、騙される方が悪い。俺は絶対に騙されない」と思っている人が多いでしょう。

                     西田公昭立正大学教授のNHK番組をご紹介しますので、その様な人こそ読んでいただきたい。できればNHKアーカイブを利用して、この番組を視聴することをお勧めします。

◇第三回 怪しさを見破る8策(1/2)

                     自分では騙されないと思っている人ほど、騙されやすいと言うことを認識すべきであるというのがこれまでのポイントです。

                     相手が、自分を騙そうとしているとき、顔や話し方ではわかりません。では、それを見破る方法はないのでしょうか。

                     犯人は悪役顔ではなく、やさしそうな顔立ちであったり、見かけは誠実そうで、立派だであったり、挙動も不審ではないことが多いので、騙されやすいのです。ところが、注意してみると見破るための8策があると西田教授は言っています。

                     次回と2回に分けて、その8策をご紹介します。

                    1 稀有な機会の強調

                     父上的な感じではありますが、通常ならあまり起こらないようなことがテーマになっていないかどうか、意識しましょう。実際には応募したことがないのに「あなたが当選しました」などと特別に当たったとか、滅多にない幸運なチャンスとか、その種のことで煽っていないかどうかを疑ってみましょう。

                    2 即断即決の要請

                     多くのケースで、意思決定を急がせています。相手は、他の人に相談せないように、即断即決を求めてきます。

                    3 優しい勧誘者

                     それまであまり日常には関わりなかった人なのに、急に現れて親切がおをして、相手を油断させて心の中に忍び込んできます。特別に親切だったりする場合には要注意です。

                    4 絶対得する話

                     「これは法律で保護されている、特別なケースに相当するので、絶対に損をしません」「一般にあまり知られていないので、他の人は知らないのを私たちがあなただけに教えてあげるのです」というように、無料だとか特別に安いとか、簡単に儲かるとかいうような都合の良い話を持ちかけてきます。

                     うまい話があれば、誰もが楽して大金を得たりすることができますが、昔から言うように「うまい話には気をつけろ」ということを肝に留めておくべきです。

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■■【日本経済の読み方】 日銀短観はホンモノか? 近況のエッセンスをコンパクトにまとめました

2013-07-02 14:27:49 | ◇経営特訓教室

■■【日本経済の読み方】 日銀短観はホンモノか? 近況のエッセンスをコンパクトにまとめました

 時代の流れを時系列的に見ると、見えないものが見えてきます。NHKの放送や新聞・雑誌などを見て、お節介心から紹介しています。


独善解説


■ 日銀短観はホンモノか? 2013/07/02

 日銀が短観を発表しました。2013年度の大企業の設備投資は、昨年度の実績に比べて5.5%増加するという見通しです。

 製造業が6.7%、非製造業が4.9%と両業種とも増加となっています。

 失われた20年という長いデフレの中で、これまで先送りしてきた古くなった設備を更新する動きが出始めているのでしょう。アベノミクスによる景気期待感が企業意識をプラスへと押し上げいるのではないでしょうか。

 しかし、実体経済が必ずしも伴っていない、期待感である表れとして新車販売数が2か月連続で減少していることが挙げられます。

 昨年は、エコカー補助金がありましたので、正確に比較にはなりませんが、一時的な刺激策で一件景気が良くなるように見えても、多くの場合には一回の花火に終わってしまっているようです。ただしいカンフル剤が求められます。

 因みに、日本自動車販売協会連合会は「新車販売は依然厳しい状況で、景況感の改善は実感できない。今後販売がいつ回復するか予想はつかない」と言っています。

■ エネルギーの地産地消のすすめ 2013/06/30

 東日本大震災・原発事故を受けて、自然エネルギーへの関心が高まっています。

                     「自然エネルギー」といいますと、私たちは風力や太陽光を思い浮かべますが、当ブログでもこれまで、バイオマスや再生オイル、地熱や波浪などの発電を紹介してきました。

                     原発の解説でおなじみのNHKの水野倫之解説委員が、地域特有のエネルギーを生かして発電する地産地消の 導入拡大に向けた様々な取り組みへの必要性を主張していますので、ご紹介します。

【これまでの記事】
                     ◆1 優れモノのはずである地熱発電所の新設なし

◆2 なぜ地熱発電が火山国日本で盛り上がらないか

 火山国日本で、なぜ地熱発電の新規開発が10年以上にわたってなかったのでしょうか?

                     当然、いろいろな課題があるからですが、では、どのような課題があるのでしょうか?

                     まずはコストの問題です。蒸気を取り出すだけですので、コストが問題となるとは予想していませんでした。

                     大規模な地熱発電所となると200~300億円もかかります。

                     幸いなことに、去年から固定価格買い取り制度が始まりました。地熱発電による電気は、1kWあたり27円~42円で電力会社が買い取ってくれることになりました。

                     次の大きな問題として、地熱発電に適した場所です。地熱資源の8割が国立・国定公園の中にあり、ここでは開発の規制があります。

                     去年、環境省が規制を緩和したことにより、今後は、条件付きながら開発が認められることになりました。

                     このような条件も整備されてきて、地熱発電は20か所以上で建設が計画されています。

                     しかし開発にはさらなる課題があるのです。

【今後の掲載予定】
                     ◆3 温泉街を発電所にして地産地消に成功
                     ◆4 バイオマス発電
                     ◆5 バイオマス発電の課題は克服できるか?

■ エネルギーの地産地消のすすめ 2013/06/29

 東日本大震災・原発事故を受けて、自然エネルギーへの関心が高まっています。

                     「自然エネルギー」といいますと、私たちは風力や太陽光を思い浮かべますが、当ブログでもこれまで、バイオマスや再生オイル、地熱や波浪などの発電を紹介してきました。

                     原発の解説でおなじみのNHKの水野倫之解説委員が、地域特有のエネルギーを生かして発電する地産地消の 導入拡大に向けた様々な取り組みへの必要性を主張していますので、ご紹介します。

◆1 優れモノのはずである地熱発電所の新設なし

 自然エネルギーには、 全国的に導入が進む風力や太陽光に比べて、地域的な制限の多いバイオマスや地熱発電などもあります。一方で、拡大に向けて様々な取り組みが始まっています。

                     地熱発電というのは、地下のマグマの力を使って電気を作る方法です。マグマで暖められて地下に溜まっているお湯に向けて井戸を掘って、パイプを通して蒸気を取り出し、その勢いでタービンを回して発電する方法です。すなわち地熱発電は火山のある地域特有の自然エネルギーで、「優れモノ」と言えます。

                     平均的な地熱発電所では最大出力が25,000Kw、これは年間で6万世帯分の電気量に相当します。

                     それでは、その優れモノの地熱発電所は、国内にどれくらいあるのでしょうか?

                     日本は世界3位の地熱資源が確認されていますが、これは原発20基分に相当します。ところが発電所は17か所に留まり、あわせて52万kWです。まだ原発1基分にも満ちませんし、驚くなかれ、10年以上に渡って新規建設がなかったのです。

【今後の掲載予定】
                     ◆2 なぜ地熱発電が火山国日本で盛り上がらないか
 ◆3 温泉街を発電所にして地産地消に成功
                     ◆4 バイオマス発電
                 ◆5 バイオマス発電の課題は克服できるか?

 

 

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■■【経営情報・セミナー案内】 公的機関主催セミナー 中部

2013-07-02 13:47:30 | ◇経営特訓教室

■■【経営情報・セミナー案 公的機関主催セミナー 中部

 



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◆中小企業庁の公式Twitterを開設しました

 中小企業庁では、補助金の公募状況など中小企業・小規模事業者の皆さんや支援者の方々に役立つ情報を発信していきますので、是非、ご活用ください。

詳しくは、以下サイトをご覧下さい。
https://twitter.com/meti_chusho

◆中小企業・小規模事業者間の業務連携等に資するサービスアプリケーションの公募を開始します

 中小企業・小規模事業者ビジネス創造オープンプラットフォーム・コンソーシアムでは、意欲はあるものの「知識」が十分でない中小企業・小規模事業者および起業予定者などに対し、起業・成長・安定経営などの各段階で必要となる実践的で生きた「知識」を円滑に共有できる新たな仕組み(ITシステム)上で稼働するサービスアプリケーションの開発(業務連携機能、経営力強化支援機能などに加え、既存アプリケーションの改修も含む)および提供を行う事業の公募を開始しました。

詳しくは、以下サイトをご覧下さい。
http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/koubo/2013/130606service.htm

◆平成24年度補正予算 中心市街地魅力発掘・創造支援事業費補助金の公募を行っています(第3次募集)

 経済産業省では、まちの魅力を高めるための事業化調査、先導的・実証的な取組及び専門人材の派遣に対して重点的支援を行うことにより、地域経済の活性化を促進し、ひいては生活者が安心して暮らすために不可欠な活力ある商機能を維持し、市町村が目指す「コンパクトでにぎわいあふれるまちづくり」を推進する事業を支援する補助事業の公募を行っています。

[公募締め切り]7月11日(木)まで※所轄の経済産業局に17時必着。

詳しくは、以下サイトをご覧下さい。
http://www.chusho.meti.go.jp/shogyo/shogyo/2013/130531MiryokuKekka.htm

◆海外展開のお悩み「ワンストップ」で解決!

中小機構では、中小企業海外展開ワンストップ相談窓口を設置しています。
ナビダイヤル番号(全国共通) 0570-073-600
受付時間 9:00~17:45(祝日、休日を除く平日のみ)


    出典: e-中小企業ネットマガジン



セミナー案内


■ 中部地域 ■

◆i-BIRD先進事例セミナーを開催します

 中小機構北陸本部では、いしかわ大学連携インキュベータ(i-BIRD)におい て、「日本型食生活とは何か、その意義を考える」と題したセミナーと交流会を開催します。

[日 時]7月18日(木)14:00~17:00 (交流会含む)
[場 所]いしかわ大学連携インキュベータ(石川県野々市市)
[参加費]無料(交流会は500円)[定 員]40名(申し込み先着順)
http://www.smrj.go.jp/incubation/i-bird/seminar/079558.html

◆「石川フェア」を開催しています

 石川県では、県内企業の販路開拓を後押しするため、JR上野駅構内の地産品ショップ「のもの」において、石川県産品の紹介・販売するフェアを開催しています。

[日 時]6月7日(金)~7月3日(水)11:00~22:00
                  *ただし、土日は、10:00~21:00
[場 所]JR上野駅構内(東京都台東区) 
http://www.isico.or.jp/dgnet/eventseminar/30296

◆平成25年度第1回イノベーション推進研究会を募集しています

 公益財団法人中部科学技術センターでは、中部地域を中心とした新事業・新
産業の創出を促進するため、産学官連携によるイノベーション推進研究会を実
施することとしており、当該研究会の運営業務を行う事務局を公募しています。

[受付期間]6月17日(月)~7月26日(金)
http://www.cstc.or.jp/

◆セミナー「“知らないと損をする”共同研究における公設試験研究機関の活用!」inなごやサイエンスパークを開催します

 名古屋産業振興公社及び中小機構中部本部では、新規事業を志す中小企業や創業者の方を対象に、公設試験研究機関の活用に焦点をあて、具体的な連携や共同研究の進め方などを分かりやすく解説するセミナーを開催します。

[日 時]7月17日(水)13:30~16:00
[場 所]サイエンス交流プラザ大会議室(名古屋市守山区)
[参加費]無料 [定 員]100名(定員になり次第、締め切ります)
http://www.smrj.go.jp/incubation/nagoya/seminar/079532.html

◆「クルマ未来博2013」への出展企業・団体を募集しています

 愛知県では、次世代自動車・ニューモビリティをテーマとした展示・博覧会「クルマ未来博2013」を開催することとしており、現在、出展企業、団体を募集しています。

[日 時]10月17日(木)~19日(土)10:00~17:00
[場 所]愛・地球博記念公園(愛知県長久手市)
[出展料]無料  [出展企業・団体予定数]約100者
[申込期限]7月31日(水)(申込み先着順)

  出典: e-中小企業ネットマガジン



■東京:初級財務研修 ――■

 初級財務研修 第3回
                 企業をとりまく会計と税務

                 
                 【講師】 経営士・税理士  谷澤 佳彦 氏(日本経営士協会 理事)
                  http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/1065.htm?s

                ■内 容:保険積立金(生命保険の処理)、事業税、役員報酬

■対 象:日本経営士協会会員(入会申請中の方を含みます)
                     財務の基礎を理解する意欲ある人

■日 時:平成25年7月3日(水) 19:00~20:45
                     ※今年度から開講日・時間帯を変更しました

■会 場:日本経営士協会事務所
                     東京都文京区後楽2-3-10 白王ビル4F
                     http://www.jmca.or.jp/pdf/JMCA_Map.pdf

                ■受講料:当日会場にてお支払い下さい
  日本経営士協会会員          2,000円/回
                  (但し、知修塾または経営士塾塾員は) 1,000円/回
                  非日本経営士協会会員         5,000円/回

■問合せ:日本経営士協会 事務局
>> http://www.jmca.or.jp/toiawase/

                ●詳細情報・受講申込み
>> http://info.jmca.or.jp/seminar/301/detail/zai_s20130703.htm


■愛媛経営支援センター ――■


 第5回 異業種交流会

                 【講師】 経営士  木本 康聖 氏

■日 時:平成25年7月6日(土)17:00~20:00

■場 所:ムーングロウ(三番町3-2-8)

                ■参加費:5,000円(軽食付 後半90分飲み放題)

■参加資格:経営者・コンサルタント(目指している方もOK)

■定 員:20人

■問合せ:木本経営コンサルタント事務所
>> http://keieishi.net/contact/index.html

                ●詳細情報・受講申込み
>> http://keieishi.net/news/detail.cgi?page=0




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■【日刊経営マガジン 独善解説】 バイオマス発電

2013-07-02 09:19:33 | 知り得情報

■【日刊経営マガジン 独善解説】 バイオマス発電


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【今週の注目】ポイントを掴むと見えるものが異なってくる<o:p></o:p>
 漠然とものを見るのではなく、今何がポイントなのかを押さえてみると、それまで見えなかったものが「視える」ようになります。
                 今週の動きを、NHKニュース、日経サイト他を参照して、独断と偏見で項目を選んでみました。また
、最新記事を時系列的に掲載している【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。



7月1(月)
政府・日銀:6月企業短期経済観測調査、甘利経済財政・再生相講演
財務省:7月見込み財政資金対民間収支
民間:5月鉄鋼輸出量、6月大手百貨店売上高速報、6月と1~6月の新車・軽自動車販売台数
アメリカ:5月の米建設支出、6月サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数
ユーロ圏:5月失業率、6月消費者物価上昇率速報値
中国:6月製造業購買担当者景気指数(PMI)


2日(火)
政府内閣:菅官房長官講演
経産省:7~9月期鋼材需要見通し
厚労省:5月毎月勤労統計速報
日銀:6月マネタリーベース、7月当座預金増減要因見込み
民間:長谷川同友会代表幹事記者会見
アメリカ:5月製造業受注、6月新車販売台数


今日は何の日

季節の移ろいを見せる毎日ですが、毎日が変化の日です。今日は何なのかを起点に、経営の視点で物事を見て、徒然に自分の思いを記述した、エッセーとは異なる文章にまとめてみました
総合インデックス 日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

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独善解説

【経営コンサルタントの独り言】 
 独断と偏見で、その日のニュースや話題などを、タイミング良く、できるだけ公平公正にお伝えしたいと思います。また、最後に私なりの私見も付けることがあります。読者の皆様からは「わかりやすい」をお褒めの言葉をいただいています。最新記事を時系列的に掲載しているまとめて【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。



■ エネルギーの地産地消のすすめ 4 2013/07/02

 東日本大震災・原発事故を受けて、自然エネルギーへの関心が高まっています。

 「自然エネルギー」といいますと、私たちは風力や太陽光を思い浮かべますが、当ブログでもこれまで、バイオマスや再生オイル、地熱や波浪などの発電を紹介してきました。

 原発の解説でおなじみのNHKの水野倫之解説委員が、地域特有のエネルギーを生かして発電する地産地消の 導入拡大に向けた様々な取り組みへの必要性を主張していますので、ご紹介します。

【これまでの記事】
 ◆1 優れモノのはずである地熱発電所の新設なし
 ◆2 なぜ地熱発電が火山国日本で盛り上がらないか
 ◆3 温泉街を発電所にして地産地消に成功

◆4 バイオマス発電

 地産地消の自然エネルギーとして注目されている、もう一つの方法が「バイオマス発電」です。

 バイオマス発電というのは、あまり聞き慣れない方式と思いませんか?

 「1600頭の牛を使います」と言いますと、思い当たるでしょう。

 日本一の酪農地帯と言われます十勝地方に、国内最大級の牧場がありまして、そこには全国から視察が殺到しているというのです。

 バイオマス発電には、牛の糞を利用します。

 牛の糞尿を空気の入らない容器に入れますと発酵してメタンガスが発生するのです。これを集めて、燃やし、発電をします。この方式で発電された電気は、臭いません!!!

 酪農家にとって厄介者だった糞尿がエネルギーになるのです。そのために、この牧場では4億円を投資し、発電施設を整備しました。

 小規模な酪農業者にとっては、この初期投資は大きいです。

 糞尿を使った発電では全国で初めてということで、注目を浴びています。

 2013年春からは、電力会社に電気を売り始め、年間8000万円の収入が見込まれています。さらに発電した後の糞尿は臭みがなくなり、肥料として畑にまいても苦情も無くなります。一石二鳥の発電方法と自画自賛をしています。

 しかし、良いことばかりではありません。

【今後の掲載予定】
 ◆5 <最終回>バイオマス発電の課題は克服できるか?

■ エネルギーの地産地消のすすめ 3 2013/07/01

 東日本大震災・原発事故を受けて、自然エネルギーへの関心が高まっています。

 「自然エネルギー」といいますと、私たちは風力や太陽光を思い浮かべますが、当ブログでもこれまで、バイオマスや再生オイル、地熱や波浪などの発電を紹介してきました。

 原発の解説でおなじみのNHKの水野倫之解説委員が、地域特有のエネルギーを生かして発電する地産地消の 導入拡大に向けた様々な取り組みへの必要性を主張していますので、ご紹介します。

【これまでの記事】
 ◆1 優れモノのはずである地熱発電所の新設なし
 ◆2 なぜ地熱発電が火山国日本で盛り上がらないか

◆3 温泉街を発電所にして地産地消に成功

 地熱発電は、火山国であり、世界第3位の地熱資源国である日本では、今後見直され、新設が進むことがこれまでのことからわかってきました。しかし、まだその開発には課題があるのです。

 地熱発電に適した場所を想像してみてください。モクモクと立ち上がるゆけむりといえば、日本人なら「温泉」を想像するでしょう。すなわち地熱発電に適している場所は温泉の近くにあります。

 地熱発電に蒸気を取り出してしまうと温泉のお湯が減りますと、温泉関連の地元から反対の声が上がり、中には開発が中止になったケースもあります。

 長崎県雲仙市の小浜温泉は、江戸時代から続く湯治場として知られていますので、多くの読者が訪れていると思います。温泉街のいたるところで白い蒸気が見られます。

 この地に地熱発電の計画が持ち上がったのは2004年のことです。井戸の掘削が計画されたところ、源泉を持つ旅館の経営者らが猛反対をしました。

 温泉が出なくなってしまういうことが懸念されるからです。

 その後、事業者や大学、旅館組合が話し合いの場となる協議会を設立して、井戸を掘らずに温泉の湯をそのまま使う小規模な方式が提案され、2013年春から発電にこぎつけました。

 地熱発電所の経営も合同で行うことで、旅館の経営者たちも納得しました。

 源泉からは100度のお湯をとりだせますが、大規模な地熱発電を行うには温度が低すぎます。

 その対応策が練られました。発電所内に、低い温度ですぐに蒸発する液体を循環させ、温泉のお湯だけを利用することで気化する小規模な発電方式です。

 安定して発電設備1台当たり30kW前後、120世帯分の電力を賄う能力があります。 2014年からは、電力会社が電気を買い取る予定です。将来的には温泉街に源泉を持つすべての旅館に発電機を置いて温泉街の電気をすべてこの方式で賄うことを目指すそうです。

 これまでは、地熱発電といいますと大手の事業者が主体となり、それに対して地域住民が反対運動を起こすという構図でしたが、小浜温泉では小規模ながらも地産地消方式をとり、住民の間に「自分たちの発電所」という意識が持てたことが、問題解決に繋がったと言えます。

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■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 7月1日 早朝ミーティング

2013-07-02 07:06:02 | 知り得情報

■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 7月1日 早朝ミーティング



 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

【 注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。


【あらすじ】 【登場人物】 【作者紹介】 ←クリック

 7月1日 早朝ミーティング

 週の初めでもあり、一日でもある。昨日の「経営コンサルタントとは」へのこだわりを引きずってばかりはいられない。

 毎月1日は、早朝ミーティングを開いて、月の目標、課としての方針、計画数値等等の確認を課員にさせることにしている。課長になったときに始めたが、最初は「早朝出勤手当が出るのか?」とか、「ミーティングなどは時間の無駄だ」などとブータれる者も多かったが、今や誰も不平も言わず、真剣に取り組んでくれるようになった。

 計画とか目標に対する意識付けができることを各自が気がついたのである。

 一通りの定例事項を行った後、時間があるときには、一人を指名して、今月の計画や方針に対する自分の考えを発表させることにしている。要領よく、自分の考えを伝えるトレーニングになると考える。

 ■■「経営コンサルタントへの道」  ←クリック



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経営コンサルタントの独り言

2013-07-02 03:41:34 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言



ブログを更新しました。 『■■【今日の写真 カシャリ!一人旅】 福岡県 鎮国寺 』 http://t.co/4pPSOqx1GV






ブログを更新しました。 『■■【経営情報・セミナー案内】 公的機関主催セミナー 首都圏』 http://t.co/w7ZwJmDeia






ブログを更新しました。 『■【日刊経営マガジン 独善解説】 温泉街を発電所にして地産地消に成功』 http://t.co/PSHMW21O9h






ブログを更新しました。 『■■ 【今日は何の日】 7月1日 弁理士の日』 http://t.co/zP7lSI71NK






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