経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■■【経営情報・セミナー案内】 公的機関主催セミナー 首都圏

2013-07-01 17:51:07 | ◇経営特訓教室

■■【経営情報・セミナー案】 公的機関主催セミナー 首都圏



icon30 経営コンサルタント歴35年の経験から、

  ◇ 経営者・管理職の皆様
  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
  ◇ プロの経営コンサルタント

の皆様に、時宜に即した情報を毎日お届けしています。


icon22
【今日のブログ】 ←クリック

 本日お届けした、その他の記事が掲載されています。


経営情報

◆中小企業庁の公式Twitterを開設しました

 中小企業庁では、補助金の公募状況など中小企業・小規模事業者の皆さんや支援者の方々に役立つ情報を発信していきますので、是非、ご活用ください。

詳しくは、以下サイトをご覧下さい。
https://twitter.com/meti_chusho

◆中小企業・小規模事業者間の業務連携等に資するサービスアプリケーションの公募を開始します

 中小企業・小規模事業者ビジネス創造オープンプラットフォーム・コンソーシアムでは、意欲はあるものの「知識」が十分でない中小企業・小規模事業者および起業予定者などに対し、起業・成長・安定経営などの各段階で必要となる実践的で生きた「知識」を円滑に共有できる新たな仕組み(ITシステム)上で稼働するサービスアプリケーションの開発(業務連携機能、経営力強化支援機能などに加え、既存アプリケーションの改修も含む)および提供を行う事業の公募を開始しました。

詳しくは、以下サイトをご覧下さい。
http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/koubo/2013/130606service.htm

◆平成24年度補正予算 中心市街地魅力発掘・創造支援事業費補助金の公募を行っています(第3次募集)

 経済産業省では、まちの魅力を高めるための事業化調査、先導的・実証的な取組及び専門人材の派遣に対して重点的支援を行うことにより、地域経済の活性化を促進し、ひいては生活者が安心して暮らすために不可欠な活力ある商機能を維持し、市町村が目指す「コンパクトでにぎわいあふれるまちづくり」を推進する事業を支援する補助事業の公募を行っています。

[公募締め切り]7月11日(木)まで※所轄の経済産業局に17時必着。

詳しくは、以下サイトをご覧下さい。
http://www.chusho.meti.go.jp/shogyo/shogyo/2013/130531MiryokuKekka.htm

◆海外展開のお悩み「ワンストップ」で解決!

中小機構では、中小企業海外展開ワンストップ相談窓口を設置しています。
ナビダイヤル番号(全国共通) 0570-073-600
受付時間 9:00~17:45(祝日、休日を除く平日のみ)


    出典: e-中小企業ネットマガジン



セミナー案内



■ 首都圏 ■

◆平成25年度新事業創出セミナー「ウーマンミーティング in Tokyo
~女性起業家と成長~」を開催します

 関東経済産業局では、女性起業家(起業を目指している方も含む)を対象に、女性起業家のビジネスの「成長」について考えるセミナーを開催いたします。二人の女性起業家と、働く女性の月刊誌の編集に創刊時から携わり活躍する女性達を支えてきた講師の方々を迎え、講演やパネルディスカッションを行います。

[日 時]7月6日(土)14:00~16:20
          ※終了後、30分程度名刺交換会を行います。
[場 所]泉ガーデンコンファレンスセンター Room1・2(東京都港区)
[参加費]無料  [定 員]150名(先着順)
[その他]会場内の後方にて、創業に関する支援制度のご案内をはじめ、
     各支援機関等のチラシ、パンフレットを配布させていただきます。
http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/sogyo/20130706women.html

◆テレワーク推進フォーラム主催セミナー「成長戦略とテレワーク」を開催
 します

 (一社)日本テレワーク協会では、テレワークについての政府方針や新たな目標が決定し発表されたことから、総務省・厚生労働省・経済産業省・国土交通省によるパネルディスカッション「成長戦略・新たなIT戦略とテレワーク」やクラウドソーシングなどの講演を行うセミナーを開催します。

[日 時]7月8日(月) 13:30~16:20
[場 所]主婦会館プラザエフ(東京都千代田区)
[参加費] 無料  [定 員]100名(定員になり次第受付終了)
[申込締切]7月4日(木)
http://www.japan-telework.or.jp/topics/43.html

◆産学交流サロン「グローバル競争で克つ!
 ものづくり中小企業 ~“ものづくり”のよい流れを作ろう~」を開催します

 (公財)横浜企業経営支援財団では、“技術はあるのに儲からない”という悩みをもつ中小企業がも多くみられる中、グローバルに競争優位を確保している企業には、革新的な強い固有技術を保有しながら、「現場のものづくり組織能力」の強化に努めるとともに固有技術偏重の考えから脱却し、「よい設計」を起点に、「よい流れ」で現場を顧客までうまくつないでいる企業が多く存在することから、各地域において活躍している、ものづくり現場のベテランを活用し、「よい流れ」を作るための「インストラクター」を育てる取り組みについて紹介するセミナーを開催します。

[日 時]7月4日(木)14:00~16:00
[場 所]情文ホール(横浜市中区)
[参加費]無料
     なお、交流会費は、別途1,000円/人頂戴します
[定 員]230名(定員になり次第締め切り)
[申込締切]7月4日(木)
http://www.idec.or.jp/seminar/detail.php?pid=288

◆医療機器ビジネス参入促進セミナーを開催します 

 (公財)横浜企業経営支援財団では、2.5兆円のうち、約80%は中小企業が占めているといわれる日本の医療機器市場に焦点をあて、今年度、大注目の薬事法改正のトレンドをどこよりも早く、医工連携推進機構監事の古川氏を招き講演頂きます。また、医療機器分野で成功を収めている企業の方から参入にあたっての貴重な体験談も講演頂きます。

[日 時]7月8日(月)14:00~16:00
[場 所]横浜企業経営支援財団(横浜市中区)
[参加費]無料(横浜市内中小企業のみ) 
[定 員]50名(定員になり次第締め切り)
[申込締切]7月5日(金)
http://www.idec.or.jp/seminar/detail.php?pid=297

◆「事例から学ぶ!企業経営改革セミナー ~“いま”を勝ち抜く 経営課題解決の手法~」を開催します

 東京商工会議所では、「嗜好変化が激しく製品・サービスがすぐに売れなくなる」「価格競争が熾烈である」「人材(後継者)育成が上手くいかない」「グローバル展開のノウハウがない」などのの経営課題を抱えている企業のため、NTTドコモを立ち上げ、五兆円企業にした初代社長の大星長氏を招き、企業経営手法について講演いただくとともに、中堅中小企業が、新たな切り口で、新製品戦略や顧客開拓、生産の見直しなどを行い、売り上げや収益が上がった事例とポイントについて、解説するセミナーを開催します。

[日 時]7月8日(月)14:00~17:00
[場 所]東京商工会議所(東京都千代田区)
[参加費]無料  [定員]150名
http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-49894.html

◆「中小企業のための独占禁止法・下請法解説セミナー」を開催します

 東京商工会議所では、中小企業の経営者・実務担当者の方々を対象に、独占禁止法や下請法などの関連法令を正しく理解していただくためのセミナーを開催します。

[日 時]7月11日(木)16:00~18:30
[場 所]東京商工会議所(東京都千代田区)
[参加費]無料  [定 員]150名
http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-49755.html

◆「テクノトランスファーinかわさき2013」を開催します

 (公財)神奈川産業振興センター、神奈川県、川崎市では、「技術が創る新たな時代」をテーマに、工業製品やソフトウェアなど多岐にわたる新技術・新製品や研究成果を発信する展示会を開催します。

[日 時]7月10日(水)~12日(金)10:00~17:00
[場 所]かながわサイエンスパーク(KSP)イノベーションセンター西棟
     (川崎市高津区)
[参加費]無料(登録制)
http://www.tech-kawasaki.jp/ttk2013/

◆虎ノ門セミナー「中小企業における技術開発をいかに促進するか」を開催します

 中小機構では、品質工学の基本と中小企業における品質工学の具体的な活用事例を通して、品質工学の効用および導入におけるマネジメントの留意点を理解し、技術経営の参考にするためのセミナーを開催します。

[日  時]7月10日(水)14:00~16:30
[場  所]中小機構本部(東京都港区)
[参加費]無料 [定 員]50名(申し込み先着順)
http://www.smrj.go.jp/jinzai/tokutei/079719.html

◆無料セミナー「中小企業のためのLINE活用術セミナー」を開催します

 LINE(ライン)は個人のコミュニケーションツールだけでなく企業の新たなマーケティングツールとしても利用されはじめています。そのため、昨今注目が集まるLINE(ライン)について、マーケティングツールとして活用する方法を専門家が解説するセミナーを開催します。

[日 時]7月19日(金)14:00~16:00
[場 所]目黒区民センター(東京都目黒区)
[参加費]無料  [定 員]先着50名
http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-49963.html

◆ITセミナー「中小企業のためのクラウド・コンピューティング ~Google Appsで簡単活用術~」を開催します! 

(公財)千葉県産業振興センターでは、「Google Apps」というクラウド・コンピューティングを皮切りに、クラウドの概要から活用方法、実際に「Google Apps」を利用している企業の活用事例などを分かりやすく解説するセミナーを開催します。

[日 時] 7月23日(火)13:30~16:30
[場 所] ホテルグリーンタワー幕張(千葉市美浜区) 
[参加費] 無料  [定 員] 50名(定員になり次第、締め切ります)
http://www.ccjc-net.or.jp/contents_detail.php?co=new&frmId=1470

◆「~目前に迫った消費税引き上げに備える!~
 これだけは理解しておきたい!消費税転嫁対策特別措置法のポイント」

 政府は、転嫁対策特別措置法を制定し、消費税率引き上げ時の順守事項等や消費税還元セール等の表示行為の禁止事項を定めました。東京商工会議所では、本法案のポイントについて講演いただくセミナーを開催します。当日は、公正取引委員会の担当者から制度の内容につき講演いただくとともに、本法の内容をわかりやすく解説したパンフレットをお配りいたします!

[日 時]7月24日(水)17:00~18:30
[場 所]KDDIホール(東京都千代田区)
[参加費]無料  [定員]100名(定員になり次第、締め切り)
http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-49959.html

◆「新しい市場のつくりかた」セミナーを開催します

 東京商工会議所板橋支部では、三宅秀道氏をお招きし、まったく新しい発想から新たな価値を生み出し新市場を創造するためのエッセンスを著書の具体例を交えながら説明するセミナーを開催します。

[日 時]7月31日(水)15:00~16:45(懇親会は17:00~18:30)
[場 所]東京商工会議所 板橋支部(東京都板橋区)
[参加費]無料(ただし、懇親会は2,500円、会員は1,500円)[定 員]40名
http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-49809.html

◆「観光商材大商談会(東京トラベルマート)」を開催します

 東京商工会議所及び東京観光財団では、「東京の観光」をテーマに旅行会社(バイヤー)に直接売り込みできるBtoBの商談会を開催します。
 
[日 時]8月22日(木)  13:00~18:30
[場 所]東京商工会議所ビル(東京都千代田区)
[参加費]第1部:10,000円/1名(ただし、会員は5,000円/1名)
          第2部:3,000円/1名
[定 員]40企業 ※定員を超えた場合抽選
[対 象]商業施設、宿泊施設、レジャー施設、食品・雑貨販売、飲食店、
     産業観光施設、運送業者(タクシー等)など
[申込み締切]7月1日(月)
http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-49662.html

◆「経営後継者研修(第34期)」の受講生を募集しています

 中小企業大学校東京校では、経営後継者に必要な基本的能力や知識を実践的かつ、体系的に習得できる「経営後継者研修」を実施します。

[日 程]平成25年10月1日(火)~平成26年7月25日(金)
[定 員]20名 [対象者]経営後継者候補又は経営幹部候補
[場 所]中小企業大学校東京校(東京都東大和市)ほか校外での現地講義あり
[受講料]1,200,000円(教材費・税込)
http://www.smrj.go.jp/inst/tokyo/keieikoukeisha/index.html

  出典: e-中小企業ネットマガジン




■東京:初級財務研修 ――■

 初級財務研修 第3回
                 企業をとりまく会計と税務

                 
                 【講師】 経営士・税理士  谷澤 佳彦 氏(日本経営士協会 理事)
                  http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/1065.htm?s

                ■内 容:保険積立金(生命保険の処理)、事業税、役員報酬

■対 象:日本経営士協会会員(入会申請中の方を含みます)
                     財務の基礎を理解する意欲ある人

■日 時:平成25年7月3日(水) 19:00~20:45
                     ※今年度から開講日・時間帯を変更しました

■会 場:日本経営士協会事務所
                     東京都文京区後楽2-3-10 白王ビル4F
                     http://www.jmca.or.jp/pdf/JMCA_Map.pdf

                ■受講料:当日会場にてお支払い下さい
  日本経営士協会会員          2,000円/回
                  (但し、知修塾または経営士塾塾員は) 1,000円/回
                  非日本経営士協会会員         5,000円/回

■問合せ:日本経営士協会 事務局
>> http://www.jmca.or.jp/toiawase/

                ●詳細情報・受講申込み
>> http://info.jmca.or.jp/seminar/301/detail/zai_s20130703.htm


■愛媛経営支援センター ――■


 第5回 異業種交流会

                 【講師】 経営士  木本 康聖 氏

■日 時:平成25年7月6日(土)17:00~20:00

■場 所:ムーングロウ(三番町3-2-8)

                ■参加費:5,000円(軽食付 後半90分飲み放題)

■参加資格:経営者・コンサルタント(目指している方もOK)

■定 員:20人

■問合せ:木本経営コンサルタント事務所
>> http://keieishi.net/contact/index.html

                ●詳細情報・受講申込み
>> http://keieishi.net/news/detail.cgi?page=0


今日のブログ
今日は何の日
今日の出来事
今日の独断解説
必見経営情報

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【日刊経営マガジン 独善解説】 温泉街を発電所にして地産地消に成功

2013-07-01 17:49:21 | ◇経営特訓教室

■【日刊経営マガジン 独善解説】 温泉街を発電所にして地産地消に成功


icon30
 経営コンサルタント歴35年の経験から、

  ◇ 経営者・管理職の皆様
  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
  ◇ プロの経営コンサルタント

の皆様に、時宜に即した情報を毎日お届けしています。


icon22
【今日のブログ】 ←クリック

 本日お届けした、その他の記事が掲載されています。

【今週の注目】ポイントを掴むと見えるものが異なってくる<o:p></o:p>
 漠然とものを見るのではなく、今何がポイントなのかを押さえてみると、それまで見えなかったものが「視える」ようになります。
                 今週の動きを、NHKニュース、日経サイト他を参照して、独断と偏見で項目を選んでみました。また
、最新記事を時系列的に掲載している【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。



7月1(月)
政府・日銀:6月企業短期経済観測調査、甘利経済財政・再生相講演
財務省:7月見込み財政資金対民間収支
民間:5月鉄鋼輸出量、6月大手百貨店売上高速報、6月と1~6月の新車・軽自動車販売台数
アメリカ:5月の米建設支出、6月サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数
ユーロ圏:5月失業率、6月消費者物価上昇率速報値
中国:6月製造業購買担当者景気指数(PMI)


今日は何の日

季節の移ろいを見せる毎日ですが、毎日が変化の日です。今日は何なのかを起点に、経営の視点で物事を見て、徒然に自分の思いを記述した、エッセーとは異なる文章にまとめてみました
総合インデックス 日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます
7月  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31



独善解説

【経営コンサルタントの独り言】 
 独断と偏見で、その日のニュースや話題などを、タイミング良く、できるだけ公平公正にお伝えしたいと思います。また、最後に私なりの私見も付けることがあります。読者の皆様からは「わかりやすい」をお褒めの言葉をいただいています。最新記事を時系列的に掲載しているまとめて【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。



■ エネルギーの地産地消のすすめ 3 2013/07/01

 東日本大震災・原発事故を受けて、自然エネルギーへの関心が高まっています。

 「自然エネルギー」といいますと、私たちは風力や太陽光を思い浮かべますが、当ブログでもこれまで、バイオマスや再生オイル、地熱や波浪などの発電を紹介してきました。

 原発の解説でおなじみのNHKの水野倫之解説委員が、地域特有のエネルギーを生かして発電する地産地消の 導入拡大に向けた様々な取り組みへの必要性を主張していますので、ご紹介します。

【これまでの記事】
 ◆1 優れモノのはずである地熱発電所の新設なし
 ◆2 なぜ地熱発電が火山国日本で盛り上がらないか

◆3 温泉街を発電所にして地産地消に成功

 地熱発電は、火山国であり、世界第3位の地熱資源国である日本では、今後見直され、新設が進むことがこれまでのことからわかってきました。しかし、まだその開発には課題があるのです。

 地熱発電に適した場所を想像してみてください。モクモクと立ち上がるゆけむりといえば、日本人なら「温泉」を想像するでしょう。すなわち地熱発電に適している場所は温泉の近くにあります。

 地熱発電に蒸気を取り出してしまうと温泉のお湯が減りますと、温泉関連の地元から反対の声が上がり、中には開発が中止になったケースもあります。

 長崎県雲仙市の小浜温泉は、江戸時代から続く湯治場として知られていますので、多くの読者が訪れていると思います。温泉街のいたるところで白い蒸気が見られます。

 この地に地熱発電の計画が持ち上がったのは2004年のことです。井戸の掘削が計画されたところ、源泉を持つ旅館の経営者らが猛反対をしました。

 温泉が出なくなってしまういうことが懸念されるからです。

 その後、事業者や大学、旅館組合が話し合いの場となる協議会を設立して、井戸を掘らずに温泉の湯をそのまま使う小規模な方式が提案され、2013年春から発電にこぎつけました。

 地熱発電所の経営も合同で行うことで、旅館の経営者たちも納得しました。

 源泉からは100度のお湯をとりだせますが、大規模な地熱発電を行うには温度が低すぎます。

 その対応策が練られました。発電所内に、低い温度ですぐに蒸発する液体を循環させ、温泉のお湯だけを利用することで気化する小規模な発電方式です。

 安定して発電設備1台当たり30kW前後、120世帯分の電力を賄う能力があります。 2014年からは、電力会社が電気を買い取る予定です。将来的には温泉街に源泉を持つすべての旅館に発電機を置いて温泉街の電気をすべてこの方式で賄うことを目指すそうです。

 これまでは、地熱発電といいますと大手の事業者が主体となり、それに対して地域住民が反対運動を起こすという構図でしたが、小浜温泉では小規模ながらも地産地消方式をとり、住民の間に「自分たちの発電所」という意識が持てたことが、問題解決に繋がったと言えます。

【今後の掲載予定】
 ◆4 バイオマス発電
 ◆5 バイオマス発電の課題は克服できるか?

■ エネルギーの地産地消のすすめ 2013/06/30

 東日本大震災・原発事故を受けて、自然エネルギーへの関心が高まっています。

 「自然エネルギー」といいますと、私たちは風力や太陽光を思い浮かべますが、当ブログでもこれまで、バイオマスや再生オイル、地熱や波浪などの発電を紹介してきました。

 原発の解説でおなじみのNHKの水野倫之解説委員が、地域特有のエネルギーを生かして発電する地産地消の 導入拡大に向けた様々な取り組みへの必要性を主張していますので、ご紹介します。

【これまでの記事】
 1 優れモノのはずである地熱発電所の新設なし

◆2 なぜ地熱発電が火山国日本で盛り上がらないか

 火山国日本で、なぜ地熱発電の新規開発が10年以上にわたってなかったのでしょうか?

 当然、いろいろな課題があるからですが、では、どのような課題があるのでしょうか?

 まずはコストの問題です。蒸気を取り出すだけですので、コストが問題となるとは予想していませんでした。

 大規模な地熱発電所となると200~300億円もかかります。

 幸いなことに、去年から固定価格買い取り制度が始まりました。地熱発電による電気は、1kWあたり27円~42円で電力会社が買い取ってくれることになりました。

 次の大きな問題として、地熱発電に適した場所です。地熱資源の8割が国立・国定公園の中にあり、ここでは開発の規制があります。

 去年、環境省が規制を緩和したことにより、今後は、条件付きながら開発が認められることになりました。

 このような条件も整備されてきて、地熱発電は20か所以上で建設が計画されています。

 しかし開発にはさらなる課題があるのです。

【今後の掲載予定】
 ◆3 温泉街を発電所にして地産地消に成功
 ◆4 バイオマス発電
 ◆5 バイオマス発電の課題は克服できるか?

■ エネルギーの地産地消のすすめ 2013/06/29

 東日本大震災・原発事故を受けて、自然エネルギーへの関心が高まっています。

 「自然エネルギー」といいますと、私たちは風力や太陽光を思い浮かべますが、当ブログでもこれまで、バイオマスや再生オイル、地熱や波浪などの発電を紹介してきました。

 原発の解説でおなじみのNHKの水野倫之解説委員が、地域特有のエネルギーを生かして発電する地産地消の 導入拡大に向けた様々な取り組みへの必要性を主張していますので、ご紹介します。

◆1 優れモノのはずである地熱発電所の新設なし

 自然エネルギーには、 全国的に導入が進む風力や太陽光に比べて、地域的な制限の多いバイオマスや地熱発電などもあります。一方で、拡大に向けて様々な取り組みが始まっています。

 地熱発電というのは、地下のマグマの力を使って電気を作る方法です。マグマで暖められて地下に溜まっているお湯に向けて井戸を掘って、パイプを通して蒸気を取り出し、その勢いでタービンを回して発電する方法です。すなわち地熱発電は火山のある地域特有の自然エネルギーで、「優れモノ」と言えます。

 平均的な地熱発電所では最大出力が25,000Kw、これは年間で6万世帯分の電気量に相当します。

 それでは、その優れモノの地熱発電所は、国内にどれくらいあるのでしょうか?

 日本は世界3位の地熱資源が確認されていますが、これは原発20基分に相当します。ところが発電所は17か所に留まり、あわせて52万kWです。まだ原発1基分にも満ちませんし、驚くなかれ、10年以上に渡って新規建設がなかったのです。

【今後の掲載予定】
 ◆2 なぜ地熱発電が火山国日本で盛り上がらないか
 ◆3 温泉街を発電所にして地産地消に成功
 ◆4 バイオマス発電
 ◆5 バイオマス発電の課題は克服できるか?

■ 上記以前の最近の記事 ←クリック

icon30
【今月の経営コンサルタントの独善解説】 ←クリック

◇ 2013年 6月中旬の世界動向を時系列で見る 経営コンサルタントの独善解説 ←クリック
◇ 2013年 6月上旬の世界動向を時系列で見る 経営コンサルタントの独善解説 ←クリック
◇ 2013年 5月下旬の世界動向を時系列で見る 経営コンサルタントの独善解説 ←クリック
◇ 2013年 5月中旬の世界動向を時系列で見る 経営コンサルタントの独善解説 ←クリック
◇ 2013年 5月上旬の世界動向を時系列で見る 経営コンサルタントの独善解説 ←クリック
◇ 2013年 4月下旬の世界動向を時系列で見る 経営コンサルタントの独善解説 ←クリック
◇ 2013年 4月中旬の世界動向を時系列で見る 経営コンサルタントの独善解説 ←クリック
◇ 2013年 4月上旬の世界動向を時系列で見る 経営コンサルタントの独善解説 ←クリック
◇ 2013年 3月下旬の世界動向を時系列で見る 経営コンサルタントの独善解説 ←クリック
◇ 2013年 3月中旬の世界動向を時系列で見る 経営コンサルタントの独善解説 ←クリック
◇ 2013年 3月上旬の世界動向を時系列で見る 経営コンサルタントの独善解説
 ←クリック

セミナー案内

 皆様のご参考になればと、公的機関からの情報をお送りしています。ご自身の判断と責任で行動してください。

  セミナー案内一覧 ←クリック


  毎日複数本発信 

今日のブログ
今日は何の日
今日の出来事
今日の独断解説
必見経営情報

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■■ 【今日は何の日】 7月1日 弁理士の日

2013-07-01 07:37:17 | ◇経営特訓教室

■■ 【今日は何の日】 7月1日 弁理士の日

【今日は何の日】 文月

 今日から7月、文月ですね。まだ、梅雨が明けませんが、梅雨明けの後は暑い夏ですね。
                  
 
■ 弁理士の日
 
 1899年7月1日に、「特許代理業者登録規則」が制定され、弁理士制度が発足したことを記念しています。
 
 経営コンサルタントの資格である「経営士」もそうですが「弁理士」という資格も一般の人には余り馴染みがないかもしれません。
 
弁理士は、特許や実用新案など、いわゆる工業所有権といわれる権利取得のために必要な書類を、本人に代わって出願したり、審判等に関して必要となる手続きの代行をしたりすることができる国家資格です。
 
  図 日本弁理士会 ←クリック





 
■ 【今日は何の日】その他
◇ 安全運動、国民安全の日
◇ 銀行の日
◇ 更正保護の日
◇ 富士山開
◇ 沼津島上寺施餓鬼会
◇ 祇園祭(~28日)
◇ 博多祇園山笠(~15日)
 
■【独り言】 社長にコンサルタント情報はいらない??
 
 経営者・管理職というのは、専門莫迦であってはならないと考えています。広い視野を持たない経営者・管理職は、自社の経営上においても狭い見方しかできません。
 
 経営者・管理職が「経営コンサルタントとは何か」をきちんと理解していなければ、経営コンサルタントに依頼することはないでしょう。
 
 大企業が経営コンサルタントに多大なお金を投じていると言うことをお聴きになると思います。世の中に経営コンサルタントという職業が存在し続けると言うことは、それなりの価値があるからです。
 
 逆に、経営コンサルタントには、経営に関する知識・情報が不可欠です。ですから、私どものブログでは両者に関する情報をお届けしています。
 
 ものごとは、一面からのみ見るのではなく、裏を返していることも大切と信じています。
 
 
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 6月30日 経営コンサルタントの業務

2013-07-01 06:49:34 | ◇経営特訓教室

■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 6月30日 経営コンサルタントの業務



 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

【 注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。


【あらすじ】 【登場人物】 【作者紹介】 ←クリック

 6月30日 経営コンサルタントとは

 日曜日というのに、目覚めが早かった。早朝散歩に出る前に、昨日疑問に思った「経営コンサルタントとは」について、自分の考えを、思いつくまま、ランダムに書き出してみた。

 自分が書き出して物を見ながら、「これで正解なのか?」と思いながら、昨日見た、バイブルの枠記事をもう一度見ることにした。そこには、次のことが書かれている。

● 企業理念、経営計画など基本方針を構築・再構築する支援をする。

● 顕在的および潜在的な問題・課題をともに見つけ出し、分析し、現状を謙虚に認識し、その改善・改革の意識を高める。

● 方向性をともに考え、共通目標・共通認識・共通行動できる体制作りの支援をする。

● 具体的な行動方針・方法論をともに明確にし、その実施および進捗管理を支援する。

● 大局的に全体を見渡し、第三者の視点で冷徹な判断を下し、助言する。

 広辞苑の説明とは打って変わって、具体的である。具体的とはいえ、わからないことが多い。これを自分が書き出したメモに付け加えた。いつも、パソコンに入力することが多いのに、ペンで書いたのが何か新鮮な行動のように思えた。

 早朝散歩の時も、妻との買い物の時も、これをチラチラと見た。

 6月29日 経営コンサルタントとは

 土曜日の午前中は、コーヒーを飲みながら、考え事をしたり、本を読んだり、好きなクラシックを聴いたりとすることが多い。

 最近、自分が経営士・コンサルタントを目指していると意識することが多くなったような気がする。そのたびに「経営コンサルタントとしてのドメイン」「経営コンサルタントとしての専門性」というような言葉が頭の中をグルグル回る。

 今朝は、ドボルザークの新世界を聴きながら、経営コンサルタントのバイブル、こと「経営コンサルタントへの“秘密”の道」という本を手に取った。これまで何度、この本を手にしたことか、そんなことを思いながら、パラパラをページを繰り始めた。

 「経営コンサルタント」という枠記事が目に飛び込んできた。広辞苑によると「「企業経営の相談・診断・助言・指導を行う人」と、いかにも国語辞書らしい表現である。私が求めている「経営コンサルタントとは」という疑問を解決するにはほど遠い説明である。

 6月28日 商社マン

 月末の最終日なので、部課の月報を見たり、自部門の計画と実積との数値を見たりした。
 毎月計画数値と、実積、その際分析などを毎月行う。こんなことをこれからも続けるのか・・・などという思いがよぎった。
 これが商社マンか・・・ これがサラリーマンの宿命か・・・

 6月27日 経営コンサルタントのお勧め図書

 昨日発行された「経営士ブログ」で、タイトルを見て面白そうだと思っていながら、見ずにおいたブログがある。【経営コンサルタントのお勧め図書】というブログである。

 毎月第4火曜日に発信されブログで、日本経営士協会の会員が、ご自身が読んだ本の中で興味を持たれた書籍が紹介されている。経営士・コンサルタントが、どのような本を読むのか、それを知るだけでも興味がある。

 毎号、その中身も期待を裏切らない。

 今月号は『医療のからくり』という本である。日本の医療技術は高いものを思っていたのに、実はそうではないことを知った。医療制度そのものにもいろいろと問題があるというのである。

 本書の著書である和田秀樹氏は、論理思考についてもユニークな考え持っていて、以前その著作を読んだことがある。氏のレパートリーの広さに恐れ入った。

 6月26日 知修塾と塾員登録

 昨日は、惰性的に知修塾の申込をしたが、そういえば知修塾のコーディネータをしている笹本先生が「塾員登録をしては?」と誘ってくれたことを思い出した。「塾員登録」とは何だろう?

 なにげなしに経営コンサルタントへの道サイトを開いてみると、そこに知修塾(←クリック)に関するページがあることがわかった。

  http://www.glomaconj.com/seminar/seminar/jmca_chishujuku.htm

 そのページによると「知修塾とは、知識の修得と表現力の養成をすることにより、経営士・コンサルタントとして、プロフェッショナルな活動ができるようになることをコンセプトとしているユニークな研修会」という説明があった。

 そう言われると先輩会員から知修塾について聞いたことを思い出した。単なる座講による、受け身の研修ではなく、会員が講師となって、自分の研究結果を発表する研修会である。すなわち、受講者は講師の話を聞いて知識を吸収するだけではなく、その内容や話方やプレゼンテーションのやり方についてのコメントも出さなければならないという。

 受講する側も、意見やコメントを言わなければならないから、それだけでも人の前で話をするという表現力の養成に繋がる。

 知修塾のユニークなところは、受講するだけではなく、輪番で講師にならなければならない。

 ただし、講師を担当するには「塾員登録」が必要なのだ。

 先輩の前で講師をするなんてとてもできないので、塾員登録をすることは止めることにした。

 6月25日 セミナー案内メールマガジン

 毎週火曜日には、日本経営士協会からセミナー案内メールマガジンが配信される。今日は「5」のつく日なので、レギュラー版も配信されてきている。

 何となく疲れを感じた一日であったので、セミナー案内のみを開いた。7月の知修塾と財務初級講座の開催案内である。とりあえず知修塾の受講申込をした。

 6月24日 著名な経営コンサルタントが経営実務までやるのか?

 経営コンサルタントというのは、経営に関する高度な知的な業務のみを行うプロであると考えていたのが、実務的な部分までも支援するということが終日頭を離れなかった。

 夜、ぼんやりとTVのビジネス番組を見ていたら、有名な女性評論家?が何やらはなしていたが、内容を全然把握していなかった。実際に、この番組に出ているような有名な先生が、実務までやっているのだろうか?

 6月23日 経営コンサルタント業務の範囲

 日曜日は、定例の儀式である妻の食料品や日用品の買い出しのアッシーであり、荷物持ちでのお供である。買い物が長くなったので、ファストフード店に入り、昼食を済ますことにした。

 食欲があまりないのでチキンのフライとレタスをバンで挟んだ○○チキンとコーヒーを注文することにした。子供達は暑いので冷たい物を注文したいという要求に妻が応えていた。

 私は、○○チキンを方張りながら、経営コンサルタントのバイブルを開いた。部分的には何度か読んでいるはずなのに、紐を解くとまた新しい発見がある。今日もその期待を込めてページを開いた。

 アッと小声を上げたらしく、妻や子供達だけではなく、周りの人の詰めたい視線を感じた。

「依頼主が、自分の会社・組織のどこに問題があるのか、問題点がわからないこともあります」という記述は、経営コンサルタントの存在価値を考えると当然である。ところがその次の文章である。

「問題はわかっていながら、どう対処したらよいのか困っていることもあります」

 企業は、自分で問題がわかっていながら、経営コンサルタントに依頼するというのは、具体的な解決策を経営コンサルタントに求めるので、ここも自分の理解が届く範囲であった。

 それに続く文章が「それどころか問題も、その解決策もわかっていながらコンサルタントに依頼してくることもあります」という下りで、どうも大きな声を上げたようである。

 経営者は、自分で、自社の問題点も、その解決策もわかっていながら、経営コンサルタントにコンサルティングを依頼するというのである。始めは「そんな莫迦な!」と思ったりもしたが、バイブルがおかしなことを教えてくれるはずはない。

 これこそが、先日、文具店の経営者が経営コンサルタントに業務を依頼するだろうかという疑問の答えなのかもしれないと思った。

 中小企業や零細企業では、問題も解決策もわかっていながら、それを実行するために人材がいないところが多いと言うことなのだろうと納得した。

 だが、それが気になり、帰宅後親友の秋元に電話をした。

 ショックだったのは、彼はすでにそのことを私以上に理解していたことである。

 経営コンサルタントは、知識や情報の切り売りだけではなく、実務的な部分までも支援することがあるのだろう。

 ■■「経営コンサルタントへの道」  ←クリック



経営コンサルタントを目指す人の60%が訪問するページ


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

経営コンサルタントの独り言

2013-07-01 03:41:03 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言



ブログを更新しました。 『■■【カシャリ!一人旅】 福岡県 宗像大社 三笠宮殿下歌碑と神宝館』 http://t.co/hnWu2H76Cq






ブログを更新しました。 『■■【経営情報・セミナー案内】 あなたも狙われている!?』 http://t.co/r8W3yJ9K6z






ブログを更新しました。 『■■【日刊経営マガジン 独善解説】 なぜ地熱発電が火山国日本で盛り上がらないか』 http://t.co/5Q9fbAsaOI






ブログを更新しました。 『■■トランジスタ電卓開発者は 【今日は何の日】6月30日』 http://t.co/unROzkOOFe






ブログを更新しました。 『■■【経営コンサルタントの独り言】  ブログトラブルに巻き込まれてしまいました!! 経営士ブログ』 http://t.co/efFkgLcGg1






ブログを更新しました。 『■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 6月29日 経営コンサルタントとは』 http://t.co/7hsX9usEpn







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする