kenharuの日記

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開拓の精神

2012-09-27 | 旅行記
道の駅「ひがしかわ道草館」の朝。


道の駅にはカメラ機材の展示室がある。


駅の係員に「なぜカメラ機材なのですか?」と尋ねてみた。
一村一品運動が流行った頃に、「わが村の一品は、モノではなく、写真にしよう」と決めたのだそうだ。
「町も人も写真に撮れるような美しさでありたい」という願いなのだという。
一村一品運動は単なる経済活動だと思っていたので、これには感心させられた。

駅裏の通りを散歩した。

北海道には、草花の植えられた道が多く、そのどれもがきれいに管理されている。
冬が長いことへの反動だろうか。

少し歩くと、開拓100年の記念公園があった。

北海道を旅していると、多くの村に、開拓の記念碑や記念公園がある。

公園の真ん中に、不思議な物体があった。

巨大な御影石の球が、ゆっくりと回転している。

近寄って見ると、球の下から水が噴出している。

水の圧力と表面張力の働きで、浮いた球が、僅かな力で回り続ける仕掛けだ。
ドイツ製だそうで、御影石の重さは2トンもある。

さらに歩くと東川中学校がある。
校舎に掲げられたスローガンは「開拓・自立・希望」


北海道で言う「開拓」には、特別な意味合いがある。
精神的基盤と言ってもよい。
開拓の艱難辛苦を、聞かされて育った子供も多いだろうから、大書されたスローガンが頼もしく見えた。

お昼前後は、旭川市内で買い物とコインランドリー。
午後は、柚子胡椒作りに使う唐辛子を貰うために、家庭菜園を持っている友人宅を訪ねた。
他にも、採りたての野菜と果物を頂戴した。
これは掘り上げてもらった、大好物の山ワサビ。

4~5年ものだとか。

今夜のねぐらは新十津川のふるさと公園。
入浴はホテルグリーンパーク。
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