kenharuの日記

自由気儘な旅を楽しみませんか。キャブコンならシニアの身体に優しい、疲れない旅が可能。詳細はブックマークからHPへ。

初アキアジ

2012-09-12 | 旅行記
サケ(アキアジ)釣り場の朝は霧雨。
クルマの僅か3メートル前が釣り場だ。
サケ釣りは、実質的に今日が初めてである。

4時半過ぎからルアーを投げ始めた。
釣りたいのはメスだけなので、ウキ下を極端に深くした。
ほんとかどうかは疑問だが、メスは下層を泳ぐと聞いている。

5時前に最初のヒット。
サケはマスよりも大きいが、マスみたいに活発なファイトはしない。
ポンピング動作で、順調に魚を引き寄せていると、突然、道糸が切れた。
獲物は口にルアーをつけたまま、泳ぎ去った。
仕掛けを調べると、不慣れな、特殊な結び方をした部分が解けていた。

釣りを続けるには、仕掛けを作り直さねばならない。
食いの良い時間帯は、僅か1時間ぐらいしか無いのに、このトラブルは大きなロスになった。
結局、7時まで釣って、今朝の釣果はブナのかかったメス1本。

サケは遡上が近づくと、体色が銀色から茶色に変わる。
この変色のことを「ブナがかかる」と言う。
ブナがかると、肉の味が落ちることもあって、喜ばれるのはピカピカの銀ジャケである。

そう思いながら、釣った魚を見下ろしていると、地元の人が「これはアンタが釣ったのかい?」と声をかけてきた。
「いいのを釣ったね。これは一番高いアキアジだよ」
オスとは異なり、メスの場合は、ブナのかかったものが高価なのだという。
その理由は、卵の成熟度にあるらしい。

早速、記念写真を撮った。

最初の一本が「ブナのかかったメス」で良かったな♪

朝食のために、道の駅「マリーンアイランド岡島」に入ると、友人のキャンピングカーが2台泊まっていた。
早速「ブナのかかったメス」見せて、ひとしきり自慢をさせてもらった。
自慢の代金は、イクラで支払うことにしよう。
コメント (9)