kenharuの日記

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高千穂から日向へ

2011-04-20 | 旅行記
道の駅「高千穂」の朝。
ここは神話の国。
車窓に入れる借景は、いつもは花や景色だが、今朝のはこれ。
天細女命(あまのうづめのみこと)の像。

天岩戸の前で裸踊りをしたという女神さんだが、朝食向きの借景ではなかった。

朝食は、イチゴジャムをコッテリ載せたパンと、タケノコの煮つけと、ホットミルク。
ジャムもタケノコも、旅に出てから、カミさんが手作りしたものだ。
手間暇かけて手作り料理をするのは、これが旅行であると同時に、車上生活だからである。
昨日はワラビを3束買って、アク抜きをした。

朝食を終えると高千穂峡へ。
結婚40周年の記念に、高千穂峡のパンフレットにある写真と、同じ構図の記念写真を撮ることにした。
二人で貸しボートに乗り、これを橋の上から撮影してもらった。

おめでたい二人が「40周年バンザイ」とやっている写真だが、肝心の顔が見えない(笑)

これは神都高千穂大橋。

一番奥の橋は、ものすごい高さである。

峡谷の遊歩道を歩き、天岩戸神社、天安河原と回った。
常時双眼鏡とお散歩用カメラを持参しているので、野鳥が出る度に遊べる。
今季初のオオルリを見たし、久し振りにサンショウクイに出会えた。

昼食後、高千穂を後にして、日向灘に向かった。
日向市の細島にある馬ヶ背・・・日本一の柱状石があるという岬を散策。
見事な、柱状石の断崖絶壁。

岬の岩は、全部が柱状石のように思えた。

その後、日向灘を10キロほど南下して、道の駅「日向」に到着。
今日は観光ばかりで、少し歩きすぎた。
駅の温泉に浸かって身体をほぐし、これから就寝。
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佐賀関から高千穂へ

2011-04-19 | 旅行記
大分県の道の駅「佐賀関」の朝。
道路沿いの駐車場なので、朝夕は通行量が多いものの、夜は案外静かで、良く眠ることが出来た。

一匹6000円の関サバに、多少の未練を残しながら、佐賀関を出発し、佐伯市へ向かった。
佐伯の魚市場でカミさんを下ろし、ボクは1人で佐伯駅の西方にある女島地区で、1時間ほど鳥探しをした。
今は鳥たちの渡りの時期なので、意外な鳥が出る可能性がある。
ほんの一瞬だが、見慣れない小鳥が現れて、ちょっとばかり興奮。
写真が撮れたので、後でこいつの正体を調べるという、お楽しみが出来た。

カミさんが佐伯魚市場で2種類のサバを買った。
ひとつは「関の鮮サバ」。
この実質は関サバだそうで、佐伯の水揚げなので「関サバ」の名称が使えないのだという。
もうひとつは、ボクの好物であるノルウェーサバ。これは食べ比べるための購入。
写真は左がノルウェー。右が「関の鮮」。



昼食は佐伯港の金太郎という食堂で、大分名物の「りゅうきゅう」と「あつめし」。
「りゅうきゅう」というのは、甘めのダシ入り醤油に漬け込んだ刺身をご飯に載せたもので、簡単に言えば刺身のヅケ丼のことである。

これに、熱いお茶をかけて食べれば「あつめし」になる。
7割がたを「りゅうきゅう」で食べ、その残りを「あつめし」にした。
これは旨いものというより、土地の食べものだ。

道の駅に立ち寄りながら、高千穂に向かう。
途中の日之影町にある「日之影温泉駅」で湯に浸かった。
変わった名前のホテルだなと思ったら、2両連結の列車が置いてあって、その中に客を泊めるらしい。
車両の窓から2段ベッドらしいのが見える。

車中泊をし続けてきた人が、このホテルに泊まるだろうか?

5時過ぎに、道の駅「高千穂」に到着した。
早速、2種のサバを焼いて食べ比べた。
カミさんもボクも「関の鮮サバが旨い!」で一致。
脂ののりは同程度だが、ノルウェーは身がホクホクと柔らかい。
「関の鮮サバ」はホクホクしていなくて、身がしまっており、味が濃厚に感じられた。
次回は刺身を食べたいな。

食後に高千穂神社で観光神楽を見物。
退屈させられたが、高千穂気分になれたのは良かった。
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洗濯日

2011-04-18 | 旅行記
道の駅「ゆふいん」の朝。
車窓から隣を見ると、一緒に泊まったFご夫妻のクルマが消えていた。
早朝に一瞬だけエンジン音を聞いたから、あのときに、静かに出発されたのだろう。
昨夜のうちに、お別れをしておいたものの、空いた駐車スペースが寂しく見えた。

朝食後の家族会議で「今日は洗濯日にする」と決定。
替えの下着類が底をついたからで、この旅初めての洗濯になる。
いつも持参する着替えは、ほぼ半月ぶんだ。
多過ぎればかさばるし、少な過ぎれば洗濯代が不経済になる。
半月ぶんというのは、これまでのクルマ旅から定まった経験値である。

洗濯の前に、まず朝風呂だ。
湯布院にも共同風呂はあるが、人気の温泉街だから駐車場は有料が多く、そのうえ道が狭い。
それに、おっさんのボクに湯布院ブランドの値打ちなど、全く分からない。

すぐ近くの湯平温泉まで走った。
無料駐車場にクルマを入れると、観光客の姿はゼロ。
渓流沿いの狭い温泉の、歩き回れる範囲に、5つもの共同浴場がある。
いちばん近い、橋本という共同風呂まで、桜の花びらが舞う路地を歩いた。

共同風呂に管理人は居ない。
料金箱に200円を入れる。


靴脱ぎ場からの写真。

脱衣所と浴室の間には、気持ちばかりの仕切りがあるだけで、実質ワンルーム。
男湯にも女湯にも客は居らず、二人ともノビノビと入浴出来た。
空いているから、浴室も掛け流しの湯も、清潔そのもの。

その後、大分市内で洗濯。
コインランドリーは時間がかかる。
昼食後には元町あたりの石仏を見て回った。
三川温泉で本日2度目の温泉に浸かってから、夕刻、道の駅「佐賀関」に入った。

佐賀関は関サバで有名だ。
ここの漁師が釣り上げたサバだけに、「関サバ」のブランドがつけられる。
近隣の漁港から出漁した漁師や、対岸の佐多岬の漁師は、関サバのブランドが使えない。
道の駅の売店を覗くと、小ぶりな関サバ1本に6000円の値段。
こいつを食べるか、見送るか・・・
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玖珠・宇佐・杵築、別府・湯布院

2011-04-17 | 旅行記
玖珠町にある道の駅「くす」の朝。
9時間近く眠ったので、今朝は気分爽快。
ここは静かに眠れるP泊向きの駅なのだが、惜しいことに給水が無い。

9時過ぎに宇佐市方面に向けて出発。
玖珠から2キロほど走ったところにある清水瀑園に立ち寄り、名水を汲んだ。
今まで各地で名水を汲んでいるが、味覚が鈍感なのか、美味しいと思ったことはほとんど無い。
しかし、この清水瀑園の水は、珍しく美味しいと感じた。

まずは宇佐神宮へ。
日本全国にある八幡神社の総本社だと聞いたので、一見の価値があるだろうと期待しての参拝だ。
実際とても大規模な神社で、朱色の華やかさが印象に残った。


次は国東半島の根元を横断するように走り、熊野磨崖仏の見物へ。
受付で「長い階段を上るので杖をお持ちなさい」と言われ、カミさんは断念。
ボクがひとりで上った。
ふうふう言いながら丸太の階段を上り終えると、次は長い石段。


ここに面白い石碑があった。

石段を見て引き返すやつは不信心だぞ、という脅しだ。

歩きにくい石段を上り終え、出会った石仏は、意外にも温和な顔をした不動明王だった。
愛嬌のある下膨れ顔。

ボクは思わずVサイン。

昼近くになったので、急いでクルマを走らせ、別府市内のホテル白菊のレストラン「菊の間」へ。
お目当ては880円の「とり天ランチ」。

安くてボリュームたっぷり。
ポン酢で食べるとり天は旨かった。

食後に、十文字原展望台から別府湾を眺めた。


明礬温泉で待望の硫黄泉に浸かってから、道の駅「湯布院」までひとっ走り。
道の駅では、山口県のFご夫妻が待っておられた。
初対面ではあるが、既にブログとメールでは知り合いの仲。
いわゆるオフ会というやつで、ご夫妻のキャンピングカーにお招きいただいての宴会となった。
酒の肴を持ち寄ると、想定外のご馳走になったので、食卓を記念撮影。
話がはずみ、大いに楽しい夜となった。

(お招きいただき、ありがとうございました。明日も良い日でありますように!)
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道の駅「童話の里 くす」

2011-04-16 | 旅行記
熊本県小国町「豊礼の湯」の朝。
赤飯と野菜を蒸し器で調理して朝食にした。

ここらは温泉地帯である。
朝食後は双眼鏡をぶら下げて、曲がりくねった細い上り坂をブラブラと歩いた。
一軒宿である「豊礼の湯」から300メートルほど上ると、少しだけ視界が開け、眼下に湯煙の立ち上る集落が見えた。
湯処らしい景観だ。


アトリの群れが朗らかな声で鳴いている。
道端の菜の花やワラビを摘みながら、さらに散策。
ここらの家々には、湯か蒸気かの配管が引き込まれているようで、必ずどこからか白い湯気を噴出させている。
庭先で蒸し料理を作る主婦の姿が見えた。
電気や水道と同じように、温泉蒸気が引き込まれたら便利だろうな。

豊礼の湯の駐車場で、ワラビのアク抜きをしたり、昨日買ったイチゴのジャム作りなどをして、昼少し前ごろに玖珠町に向かって出発した。

今夜のP泊場所である、道の駅「童話の里・くす」に到着。
なぜ「童話の里」なのかは分からないが、駅には巨大な桃太郎の像があり、道の向こう側の山には強そうな赤鬼が立っている。

赤鬼を横から見たら、誰かに良く似ていた。


時間が余っているので、川沿いの道を歩きながら、またまたバードウォッチング。
入浴は近くの望山荘の温泉(200円)に浸かった。
自宅を出てからちょうど半月、15日が過ぎた。
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温泉蒸し

2011-04-15 | 旅行記
道の駅「ながゆ温泉」の朝。
町には100円~500円の温泉が幾つもある。
100円温泉はぬるいので、200円の長生湯で朝風呂に浸かった。
低料金の温泉はいずれもが、フランスの地下鉄みたいな、無人の自動出入口になっている。

回転式の金属棒の間に身体を入れて、200円を投入すれば、中に入れる。

朝食後、長湯温泉を後にして、再び小国町まで走った。
道の駅「小国」で給水し、役場前にある「役場ん前咲いた」というレストランで昼食。

魚料理のワンコインランチ(税込525円)が、安くて旨かった。

午後は、青色の湯が有名な「豊礼の湯」へ。
ここにはキャンピングカー専用駐車場があって、P泊することが出来る。

露天風呂は、初めて見るコバルトブルーの温泉。
曇天でこの色だから、青空なら、もっと青く見えるのかもしれない。
折り良く、桜も満開だった。

先日、自宅の風呂に乳青色の入浴剤を入れ、それに桜を浮かべて楽しんだことを思い出し、桜の花を浮かべてみた。

湯と桜の色はマッチするが、浴槽が広すぎて、花の存在感などは無いも同然。桜風呂というのは、自宅の小さな浴槽向きの趣向だとわかった。

風呂上りには、期待の蒸し料理。


入浴客は、この蒸し器を自由に使うことが出来る。
土管が蒸し器代りに並べてあり、バルブを開けば110度の温泉蒸気が土管に吹き込む仕掛けだ。
蒸し器の傍らには、食事用のテーブルが用意されている。
屋内にもテーブルがあるから、雨や寒い日でも大丈夫だ。

友人と一緒に、いろんな食材を持ち込んで蒸し、宴会を楽しんだ。
ジャガイモ、サツマイモ、卵、サトイモ、ブロッコリー、キャベツ、ホウレンソウ、生ピーナツ、シュウマイ、赤飯、カボチャ、蒸し饅頭・・・いろいろ食べて、みんな満腹。

美しいコバルトブルーの湯につかって、蒸し器料理を楽しんで、P泊させてもらったのに、たったの500円という安さだ。
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濃厚ラムネ風呂

2011-04-14 | 旅行記
道の駅「原尻の滝」の朝。
今日も晴天で、チューリップ畑が美しい。
午前中は道の駅周辺を散歩したり、バードウォッチングしたり、ブラブラして過ごした。
昼食は駅のレストランで名物のトリ天。

午後は、日本一のラムネ風呂(炭酸泉)をうたう、秘湯に向かった。
40キロほど走って、七里田温泉の「木の葉の湯」に到着した。

ここはまだ目的のラムネ風呂ではない。
「木の葉の湯」にある自動券売機で「下の湯」の入浴券を買うと、「下の湯」のカギが貰える。
それを持って、川沿いの道を100メートルほど下ると、問題のラムネ風呂がある。

写真は「下の湯」への下り坂。


浴室にあった注意看板。

大量の炭酸ガスが気泡として出るため、過去に窒息死事故があったらしい。

これが浴室。

炭酸ガスは空気よりも重いので、それを追い出すための換気扇が低い位置に取り付けられている。
床を茶褐色に覆っているのは、析出した温泉成分だ。

湯温は36度少々と、ぬるい。
源泉を加温していないから、含まれるガスが抜けずに、濃いラムネ状態が維持されている。

湯に浸かると、まるで泡風呂に入ったかのようだ。
特に源泉の注ぎ口付近に居ると、細かい泡で体中がプチプチする。
たちまち手がアワアワになった。


アワアワの腕に、指先で三角形を描いてみた。


これは面白い。
面白いけど、ぬるすぎる。
1時間じっと浸かって、ようやく湯船を出た。
冬場に入ったら、春まで出られないだろう。
ラムネは夏向きだ。

風呂上りに少し走って、道の駅「長湯温泉」に到着。
この駅の周辺もラムネ温泉だらけである。
温泉街を散歩していて、カラアゲ屋をみつけ、晩飯のオカズにトリの南蛮揚げを注文した。


南蛮揚げが揚がるのを待っていると、「からあげ八十八ヶ所巡り」という冊子を片手に持った、メタボな青年が現れたので、尋ねてみた。
「八十八ヶ所でカラアゲを食べるのですか?」
「はい、これにスタンプを集めています」
「八十八ヶ所が全部揃うと?」
「カラアゲ大使になれます」

見回すと店頭にポスターがある。


大分県は、トリの天ぷらやカラアゲが、やたらに多い。
「八十八ヶ所」は、県民の健康を考えれば、感心出来る企画ではない。
メタボ青年は1000円ぶんのカラアゲを買うと、スタンプを押してもらい、満足げに帰って行った。
カラアゲ大使など、よしたほうがいいぞ・・・・
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原尻の滝

2011-04-13 | 旅行記
道の駅「原尻の滝」の朝。
大分にお住まいのKさんが会いに来てくれた。
ブログからボクの居場所がわかったのだそうで、全くの初対面である。
このパターンの出会いは、たいていが愉快だ。

Kさんもキャンピングカー乗りだが、二つの会社の経営をしているバリバリの現役で、いろんな興味深い話が聞けた。
これはKさんのアイデア商品。

子供が指を挟まない、ブランコ用のチェーン。
どうやらヒット商品になっているようだ。
夕方には奥様と一緒に遊びに来られ、貴重な観光情報などを頂戴した。(ありがとうございました)

ウォーキングがてら、カミさんと滝を見物。

水量不足で、切れ切れのナイヤガラ。

吊り橋を通って、川向こうの農道を歩きに行った。

遠くからカメラを向けると、決まってバンザイのポーズ。
まるで小学生のVサインだ。

日中は格別の予定も無いので、人の居ない河原に移動し、今夜の大宴会に備えて燻製作りをした。

材料はシシャモとサケのトバで、オカズにも酒の肴にもなる。
少し焼きすぎて、ほろ苦い。

今日の入浴は、久住町にある温泉「大地の湯」

名前も気に入ったし、良い泉質だった。
今夜のP泊は、再び「原尻の滝」。
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原尻の滝へ

2011-04-12 | 旅行記
「ひびきの郷」の朝。
起き抜けに給水して、近くの道の駅「水辺の郷おおやま」に移動した。それからゆっくりと朝食。

「おおやま」は岩だらけの川沿いにある駅だ。


河原に整備された遊歩道があるので、双眼鏡をぶらさげて、カミさんと2時間ほどの散歩。


小鳥たちが番(つがい)を作る時期なので、いつもとは違う、面白い行動が見られて楽しめた。
虫をくわえたセグロセキレイが、メスに求愛給餌しようとして、見事に振られるのを見た。

昼前に日田市に入ると、想夫恋焼きそば本店の看板が目に入った。

先日食べた想夫恋やきそばはイマイチだったが、友人に「日田市内で食べるのがお奨めです」と言われたのを思い出して、入店してみた。
言われた通りで、先日のよりは明らかに旨い。
しかし、しょせん焼きそばは焼きそば。

日田市の駅前で買い物をした。
駅前が始発の、市内循環バスの名称が「ひたはしり号」。

駅前のラーメン屋の看板には、濁点つきの「久留米」の文字。

駄洒落の多い町だ。

買い物を済ませ、書店で温泉博士をゲットしてから、来た道を引き返し、田の原温泉「大朗館」で入浴。
レトロな貸切檜風呂。


風呂上りにひとっ走り。
途中の、くじゅう高原で一休み。


今夜のP泊場所である、道の駅「原尻の滝」に到着した。
折り良く、チューリップフェアの真っ最中。
車窓の借景にチューリップ畑を入れての夕飯となった。右上にキャンピングカーが小さく写っている。
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大分県へ

2011-04-11 | 旅行記
道の駅「おおとう桜街道」の芝桜前で2度目の朝を迎えた。

今朝も1億円のトイレを気持ちよく使わせてもらった。
ボクとカミさんとで5000万円ずつ、合わせて1億円だ。

駅でのんびり過ごしてから、11時ごろ出発。
二人とも少し疲れ気味なので、今日は短い距離を移動するだけの予定とした。

道の駅をハシゴしながら走る。
道の駅「ひこさん」は農産物直売所が充実しており、カミさんは大好物のタケノコの初物を見つけて購入した。
道の駅「小石原」付近は小石原焼きの窯元がいくつも並んでいて、駅の売店は瀬戸物市場状態。ここは見て楽しんだだけ。

途中で「竹の棚田」を見物。
ここは「急峻な斜面に細切れ田んぼ」という風景ではない。
山間の蛇行した道を走ると、大きめの石垣棚田が延々と続く、独特でのどかな風景である。
移動しながら眺めないと立体感を得られないのだが、一応写真に撮った。
真ん中を流れる川沿いの田んぼが一番低く、それが両側の山に近づくにつれて高くなっている。


道草を食いながら、道の駅「水辺の郷おおやま」に到着。
ここに泊まるつもりで来たのだが、国道沿いの細長い駐車場は、やかましくて安眠出来そうも無い。
「しょうがないから、いつもの手を使おうか」
「いつもの手」というのは、近場に静かな空き地を見つけて泊まり、翌朝の起き抜けに道の駅に戻る、という方法である。
早速、対岸の川沿いの道を探索して、格好な空き地を発見した。

しかし、近くの「梅の香温泉・なごりの湯」に入りに行ったら、そこがP泊向きであると分かり、「いつもの手」は不要になった。
なごりの湯は、広大なリゾート風の「ひびきの郷」の中にあって、周辺にP泊場所はいくらでもあった。

満開の枝垂桜を車窓の借景に入れて夕食(卓上にご馳走が並ぶ前の写真)。


なごりの湯の、露天風呂から見上げた断崖絶壁。
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