染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

かくして「たぬぅきさん」は洗われる

2024年12月31日 | 店主の一日
我が家の恒例、「たぬぅきさん洗いの儀」

どうでもいいような作業がいつしか、年中行事に加わったりします。
たぬぅきさんがなぜ洗われなくてはならないかについては僕もさっぱりわからないです。

今年は暖かい初冬だと思っていたら突然、雪が降ってそのまま根雪になりました。
例年であれば秋に咲いたバラが寒さで枯れてから雪になるのですが、まだ花が残っている時に雪が積もったので、花も寒そうです。

この後、日が暮れると「お鐘様の儀」になります。
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怒涛の年末

2024年12月29日 | 店主の一日
なんだかひどく慌ただしく年末を迎えました。
きはだやは今年の仕事を終えました。
お餅の発送も全て終わりました。年始の三越日本橋本店、池袋東武百貨店での催事の荷物もだしました。
今年も皆々様に大変にお世話になりました。
ありがとうございました。

新年は1/2から三越日本橋本店、池袋東武百貨店の催事に出展いたします。
皆様のお越しをお待ちしております。

十日町は雪の多い年末になりました。ここ一二年は小雪でしたので、少しお億劫ですが、この雪もまた十日町らしいものです。
よい年をお迎えください。

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軽井沢 その4

2024年12月22日 | 店主の一日
機会があれば聴いてみたいと思っていたバッハ・コレギウム・ジャパン。でも、機会は作らないとないです。
席はステージのすぐ前です。
ちょっと角度が悪いかなと思ったのですが、この席のすぐ前のステージ上に椅子が二つあって、出番が休みに時のレイチェルさんとアレクサンダーさんが座る場所なのでした。


チラッと目が合うとレイチェルさんはにっこりととてもチャーミングに微笑むのでした。
メサイア全曲なので三時間の公演ですが、あっという間でした。
素晴らしい時間でした。
ちょっと出来心で美術館に来ただけのつもりだったのですが、天恵のようでした。
親密感のあるステキなホールでした。
観客の方も地元にお住まいなのか、別荘なのか、ホテルに泊まっているのか、なんだかそんな感じの方も多かったですね。
いい時間でした。

#軽井沢大賀ホール
#バッハコレギウムジャパン
#きはだや
#きはだや店主
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軽井沢 その3

2024年12月22日 | 店主の一日
そもそも、軽井沢に来たのはもう20年以上前。夏の混雑にうんざりして、僕の様なせっかちな人間の来るところではないなと。
それ以来、近づいていません。
安東美術館の向かいには軽井沢大賀ホール。

話はには聞いていたのですが、ソニーの元大賀典雄氏の寄付で建てられたという建物。
「今日は何かやっているのかいな?」と行ってみるとバッハ・コレギウム・ジャパンのヘンデルのメサイア!!
これはスバラシイ!
当日券を聞くと A席が3枚と立ち見席があると云う。
メサイア全曲となると立ち見は避けてステージ前のA席を購入。
初めは美術館をみたらどこかで温泉に浸かって帰ろうと思っていたのですが、予定変更です。
開演まちょうど一時間。
まだお昼を食べていなかったので、歩いていて見つけたラーメン屋に。
軽井沢の食べ物は東京と同じ値段ですね。


「もしかして、よくyoutubeに出ている人ですか?」だって。
いや、全然違います。
あはは。
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軽井沢 その2

2024年12月22日 | 店主の一日
昨日は安東美術館に行ってみたくて軽井沢に。
夏は混んでいそうなのでこの時期ならと。
十日町から二時間半ってとこですね。
来館者用の駐車場がなく困惑しましたが近くに町営駐車場がありました。
設立の安東氏のコレクションを展示した私設美術館。展示品は藤田嗣治だけというもの。
安東氏の邸宅に招かれたような空間で藤田の絵を見ると云うコンセプトになっています。

最初の部屋で美術館についての解説のビデオを見てから進みました。これだけの絵を集めるのにどのくらいのお金がかかるのかわからないのですが、お金持ちっているのですね。
僕は藤田の絵といえば、竹橋の国立近代美術館にある戦争画が好きなのですがここにはそんな殺伐としたものはなく、猫と少女が並びます。
戦前のパリで描いたものもよいですね。「モンパルナスのキキ」

なるほど私邸に招かれたようなゆったりとした感覚で絵を見ることができました。
クリスマスなんてすっかり忘れていたのですが、美術館はクリスマス仕様になっていて、少し華やかな気分になるのでした。

ざわめく街もよいですが、こんなクリスマスもよいです。
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店主、軽井沢に来る

2024年12月21日 | 店主の一日
ちょっと軽井沢まで来てみました。
夏は混雑がひどくてあまり近寄る気にならないのだけれど、この季節はよいです。
十日町より随分寒いけど。





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「山は輝いていた」

2024年12月13日 | 店主の一日
今年は東京以外はほぼどこにも行かない年でした。他、関西に二回。
大抵、夏になると山にも登って見たり、野湯に浸かったりするのですが、それもなし。

そん中、先日出張に出た際に本を持っていくのを忘れて現地調達、。
欠けているものを補おうとするのか。


登山家たちが書いてきた本を抜粋して紹介したもの。
前半は穏やかに過ぎていくが後半は一気に息苦しくなる。
山野井泰史の章に至っては心臓に負担をかけるほどの緊張が要るのでした。
夜に読んだので悪い夢を見るのではないかとドキドキしたのですが、案外平気でした。

僕はそんなギリギリの登山はしないのだけれど、常にその「場所」に憧れてきたように思います。
「場所」は山の頂きではなく、また山にも限らないけれど、それを手にしたらかといってどれほどの価値があるわけではないのに命を危険にさらしてまでも求めていく「場所」です。

でも、そんな「場所」から離れていると別にそんな難儀なことをしなくてもよいよなとか思ってしまうのです。
来年はのんびり苗場にくらいいけるとよいです。




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Bow Shaverさんからのご案内。

2024年12月12日 | 店主の一日
Bow Shaverさんから作品展のご案内をいただいたのですが、どうも年末は出かける予定がないのでご紹介。
会場のギャラリー世田谷233というのが実によいのですよ。
ここにも行きたいのですけどね。僕の行動範囲から世田谷線に乗っていくのが意外と億劫ですいません。
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絹唐桟

2024年12月09日 | 店主の一日
できてきました。新柄の絹唐桟。
当然ですが縞柄は無限に作ることができます。
細い縞を入れるとシャープな感じになりますが、印象は少し薄め。

それならば細い縞を二本並べてみたらどうかと。
スッキリしたいい縞です。
細手の玉糸に生糸を撚り合わせた素材はほどよい光沢があり、サラリとした着心地で単衣にもよいかと。




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初雪

2024年12月07日 | 店主の一日
今朝は初雪。
天気予報では「新潟県の山沿いは24時間に100センチ」と慌てたことを言っていましたが、初雪としては程よい感じ。

子供の頃の雪は今とは全く違った感覚がありました。
子供の頃、初雪になると母親はいつもよりも早く「初雪が降った」と起こしにくるのでした。
急いで起きて家の窓から雪を眺めるのです。
鈍色の低い空から湿った雪がぼたぼたと落ちてきます。
囲い板の隙間から眺める雪の様子は子供には実に心地よいものなのでした。
初雪の景色はやはり低い目線が似合います。




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