染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

店主、「美しい春画」展をみる

2024年11月30日 | 店主の一日
今月初に京都に行った時に見た「美しい春画展」
大英博物館での大ヒット、国内では永青文庫美術館での開催以降、禁を解かれたかのようにポツポツと春画の展覧会が開かれます。
大抵は18歳以下は入場禁止で館内は撮影不可。
今回もそうでしたね。

それを除けば老若男女、一人見からグループまで様々な人が見にこられています。
こうして見に行って見ましたが、果たして何を見たいのかがよくわかりません。
あはは。
浮世絵展なんかを見ると「ああ、こんな柄のきものはよいよね」とか思うのですが、わざわざ春画にきものの柄を見なくてもよいように思います。
「何を」というわけではないのですが、「春画展」の雰囲気を感じに行ったと書いておけば収まりがよさそうです。
いや、もちろん、ここで書き記すにはどうかと思うようなことも多少はあるのですよ。
あはは。
展覧会のミュージアムグッズもありましたが、これはさすがに衆目に晒して歩くわけにはいかない感じに思たり、ポストカードも「これはあかんやつやろう」と思い、何も買わずにでました。

細見美術館の後は近くの洋食屋さん。
個人的にはここのオムライスは日本で一番美味しいと思っているのです。
近年のオムライスは上にオムレツを載せて切り開くととろとろの卵が出てくるのが流行りですが、やはりオムライスはキチンと焼いてチキンライスを巻くに限ります。
実に満足。

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店主、コンラン展をみる。

2024年11月28日 | 店主の一日
東京ステーションギャラリーの「テレンス・コンラン モダン・ブリテンをデザインする」を見たりしました。

どんな人が見にきているのだろうと思ったのですが、若い方も多かったですね。
「セレクトショップ」「ライフスタイルショップ」のはしりみたいな感じでしょうか。
新宿にコンランショップができた時にはずいぶん、カッコいいお店があるものだなと思いました。
あの頃、布物を扱うイベントがあって企画書を書いて出店したりしていたのですよ。
展示の多くは撮影不可でしたが、赤、青、緑のカトラリーやポップなテキスタイル、当時のCMなんかが流れます。 アーツアンドクラフツやバウハウスの影響を受けた家具はや食器はカッコいいですね。

食器やスプンなんかを気に入ってちょっとだけ買ってきたことはあるのですが、どうも僕の家では浮いた感じです。作りがしっかりしているので長持ちしてますけどね。
椅子とか欲しいけど高くて買えない。
たいして知っているわけではなかったのですが、レストランからまちづくりに近いことまでを行う大変の事業家だったのですね。勉強不足ですいません。

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スズメバチが巣をかける。

2024年11月28日 | 店主の一日
きはだやの社奥の裏の駐車場には大きな欅の木と甘柿の木があります。
この落ち葉掃きがなかなか大変なのですが、これもようやく終わりそうです。
ふと木をみたらなんだかメロンくらいの大きさのものがぶら下がっています。
ハテと思って見てみるとどうもスズメバチの巣のようです。
あの場所に巣をかけるのは初めて見ましたが、また厄介なことをしてくれたものです。

今年はどうやら裏年で柿もほとんど実をつけなかったのですが、実をつけていたら蜂をおどかして結構な騒ぎになっていたのかもしれません。
雪が降ったら冬の間に落してしまわないとなりません。

やれやれ。


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人間臨終図鑑

2024年11月27日 | 店主の一日
先日、「硝子戸の中」を読んでいて思ったのです。随分と老練な文章だよなと。〜大作家相手にいうのも変だけど。
やっていることも、言葉遣いも。
でもよく考えてみたら漱石が亡くなったのは49歳の時です。
「硝子戸の中」を書いていたのは48歳の時です。
よくみる漱石の写真は45歳の時のもののようです。
大作家の文章を老練と思うどころか、もう、すっかり漱石の年を追い越してしまっていました。

一体、58歳で亡くなった人はどなたなのでしょうかね。
以前に買って積読していた本に「人間臨終図鑑」があります。

著名人を亡くなった年齢で分けての忌の際を書いた本です。
58歳で亡くなった人はジュリアス・シーザー始め、12人が挙がっていました。
個人的に心酔するような人はいなかったです。
僕が記憶にある人では政治家の中川一郎氏が亡くなったのは58歳でした。
なるほど。
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果てなき縞の原野

2024年11月17日 | 店主の一日
イトノサキ、四日目。
実はきはだや店主は諸般の事情で本日は会場不在。
日曜なのにすみません。
昨日は絹唐棧をお求めのお客様が多数。
縞は無限の拡がりがあります。
作っていて自分が何を求めているのかわからなくなったり、最果てのない原野にうんざりする事もあるのですが、こうしてお求めいただくお客様がいらっしゃるのはありがたい事です。
一応、本日最終日。
更紗帯もまだまだ揃います。
お出かけください。

#イトノサキ #絹唐桟 #唐棧 #きはだや







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イトノサキ 三日目で考える。

2024年11月16日 | 店主の一日
イトノサキさん、三日目。
こうして並んでいる帯を眺めながら次のネタを考えたりするのです。
ずっと更紗を染めてきたのですが、ここ二年程にインドで伝統的に行われているブロックプリントで制作をしています。
きはだやで型染めしている時も古来の更紗の雰囲気がでるようにあの手、この手で工夫をしてきました。
それでも「工夫」でなくてリアルに作っていて、その手仕事の先にある「あじ」を求めて加工先にブロックプリントの源流であるインドに加工先を求めてきました。
インドでもこうした手仕事の工房はどんどん少なくなっています。
木型で捺すだけの作業ですが、誰でもキレイに捺せるわけではありません。
そう、ご飯を握れば誰でもが寿司職人になれるわけではないのです。
まして生地はきはだやで織ったものを現地に送って染めてもらっています。
今まで彼らが作っている薄い布帛の生地とは全く違うのです。
版の重なり、ちょっとしたムラ、それも「あじ」だと思うのです。
そんな更紗の帯を一堂にご覧いただけたり、自分でその場にいて、次にどんな事をしようかと考える場所をいただけるのはとてもありがたいことと思うのです。


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小川晴暘と飛鳥園

2024年11月16日 | 店主の一日
イトノサキさん三日目なのですが、開店前にちょっと見にいってきました。
半蔵門ミュージアムの「小川晴暘と飛鳥園」
以前に奈良でも展示があったのですが日程が合わずに見れなかったので残念に思っていました。
実際の仏像を見に行ってもこの写真にあるように近づくことは叶いません。
小川晴暘親子や土門拳のような優れたカメラマンの目を通して仏像の持つ祈りを見るのは実際の仏像を見るのと少し変わった視点がとれてよいです。
フィルムで撮ったシャープなオリジナルプリントを見るのも実によいものです。


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千駄ヶ谷 ホープ軒

2024年11月14日 | 店主の一日
今日はイトノサキさんにおりました。
閉店後、千駄ヶ谷のホープ軒へ。
学生の頃からよく来ておりましたが、前回食べたのは十年くらい前か。
かつての記憶も含めて美味しくいただきました。
でも、もう大盛りはムリ。
今日はネギラーメン。
#ホープ軒 #きはだや #きはだや店主食べる






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イトノサキ

2024年11月14日 | 店主の一日
今日は外苑前のイトノサキさんにきました。
絹唐棧と更紗帯の展示をしています。
絹唐棧も生糸、真綿、お召しと季節に合わせて選べます。
更紗も新柄、新色もできてきました。
会期は今日14日から17日までです。
きはだや店主も16日まで会場におります。
イノトサキは地下鉄銀座線外苑前から徒歩6分程です。



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イトノサキさんへ。

2024年11月10日 | 店主の一日
11月14日から17日まできはだやは外苑前のイトノサキさんへ出張いたします。
イトノサキのオーナー森田さん(あびるさん)とも随分長いお付き合いになりました。
実のところ、悩みが増えるとイトノサキさんに行くのです。 あはは。
お店の窓から青山墓地が正面に見える好立地w

きはだや店主は14日から16日まで会場におります。
どうぞ、お出かけください。



イトノサキさんはこちら
https://itonosaki.tokyo/


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