今日で中越地震から20年です。
ひどく昔のことにようでもあるし、もうそんなに経ったのかとも思います。
多くのものを失い、随分悔しい思いもしました。
「なんで、こんなことになるのだろう」と思ったりもしましたが、それらはもう残像としてもかなり薄くなってしまっています。
それでよいのです。
そんな事を常に考えながら前に進むことは困難です。
地震の日の事は今までも何度もブログに書いてきました。
純平くんの車で東京から長野経由で十日町に戻ってきました。
飯山の町でコンビニでおにぎりを買いたかったのですが、地元の人や消防団の人が緊急であらかた買って行ってしまって何もありませんでした。
かなり遅い時間でしたが、ラーメン屋さんが空いていました。
お店にお願いして十日町に帰る旨を話しておにぎりを作ってもらいました。
このバットいっぱいのおにぎりを僕は忘れる事はないでしょう。
「おおぎやラーメン飯山店」さんありがとうございました。
この写真は何度も登場していると思います。
地震の写真を見ていたら、黙々と片付けをする父親の写真がありました。
僕は半分、あまりの被害に半分、面倒になっていました。
今では脚も悪くすっかり老いてしまいましたが、父親から学んできた多くを思い起こしました。