息つく間もなく…古典、新舞踊五十五演目
松川流「寿恵弘会」は、5月11日(日)、宮崎県の新富町文化会館において、舞踊の会を開催しました。
本番当日は55の演目を会場の皆さんに披露されました。
約半分の22演目が京都からの本衣裳を身に付けての踊り。
しかも舞台で一瞬に衣裳が変わる「引き抜き」という技法や、舞台の袖に引っ込んで衣裳を着替えて登場する「早変わり」という歌舞伎独特の衣裳の技術も駆使して観客の皆さまに楽しんで頂きました。
舞台裏では、着付けの準備で大わらわです。
今回の本衣裳の着付けは「きつけ塾いちき」が承りましたが、リハーサルで引き抜いた衣裳は、あくる日の本番のために「引き抜きの仕掛け」を作り直さなければなりません。
「きつけ塾いちき」の衣裳方は、リハーサルが終わってから衣裳の仕掛けを作り、本番に備えます。
観客をハッと驚かせ、踊りの世界に引き込むための仕掛けですから、失敗は許されません。
終わったのが本番前夜の9時過ぎ。
本番では大きな失敗もなく幕となりました。
素晴らしい手際で「引き抜き」を演出して頂いた、後見役の坂東寛二郎先生に感謝です。
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松川流「寿恵弘会」は、5月11日(日)、宮崎県の新富町文化会館において、舞踊の会を開催しました。
本番当日は55の演目を会場の皆さんに披露されました。
約半分の22演目が京都からの本衣裳を身に付けての踊り。
しかも舞台で一瞬に衣裳が変わる「引き抜き」という技法や、舞台の袖に引っ込んで衣裳を着替えて登場する「早変わり」という歌舞伎独特の衣裳の技術も駆使して観客の皆さまに楽しんで頂きました。
舞台裏では、着付けの準備で大わらわです。
今回の本衣裳の着付けは「きつけ塾いちき」が承りましたが、リハーサルで引き抜いた衣裳は、あくる日の本番のために「引き抜きの仕掛け」を作り直さなければなりません。
「きつけ塾いちき」の衣裳方は、リハーサルが終わってから衣裳の仕掛けを作り、本番に備えます。
観客をハッと驚かせ、踊りの世界に引き込むための仕掛けですから、失敗は許されません。
終わったのが本番前夜の9時過ぎ。
本番では大きな失敗もなく幕となりました。
素晴らしい手際で「引き抜き」を演出して頂いた、後見役の坂東寛二郎先生に感謝です。
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