きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

舞踊の着付け、真剣に学ぶ仲間!

2014-07-07 01:17:31 | 舞踊と振袖の着付け

鹿児島で衣裳方(舞踊着付け)の講座…二題
「きつけ塾いちき・鹿児島」では、自装、他装の教室ほかに、衣裳方の教室がさかんです。
今日も、午前・午後の二つの講座がありました。
午前の部は、「男のはしょり着付けに、角帯三種」。研修生は さん。
午後の部は、「女のはしょり着付けに、半巾帯の一文字と片流し」。研修生は さんです。

「手先の長さが命」…男の帯結び三種。
男の着付けは、粋に着せること。 自分の中に粋な形が描けていないと野暮になります。
それと…帯結びも簡単そうで、なかなか思ったようにはいきません。
 
まず、手先を一発で決められなくて苦労するものです。

身体に帯を一回巻いたあとで、手先の長さを変えようと、帯をズルズル動かすのは禁物…。
着せてもらう踊り手さんにとって、とても気持ちの悪いもので、舞踊の着付けでは×印

帯のかたさや織の種類でも手先の長さが微妙に違ってきて、勘を養うのも必要になってきます。

いずれにしても、最初に手に持つ「手先の長さが命」なのです。
これは、男の帯結びに限った事ではありませんが…。

さん・ さんのお二人は、とても真剣に学んでいらっしゃいました。





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