きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

魅力あるきものの世界を…遠山先生が、「着物リフォーム作品展」

2018-10-30 01:00:31 | きもののTPO

きものを愛する意味を教えてくれる、266点の「作品展」
鹿児島市宇宿町で、「遠山和裁着付け教室」を昭和54年から続けていらっしゃる遠山ツネ子先生。
「きつけ塾いちき」の衣裳方認定者、第一号でもあります。
それ以来、12年のお付き合いです。

この度遠山先生は、40年間の和裁士の歴史の中で、リフォーム続けてきた、きもの・帯・などを取り揃え、「着物リフォーム作品展」として、みなさまにごらん頂いています。。
最終日は10月31日ですが、多くのきもの好きが作品展にお越しになっています。
リフォームの作品数は、266点。
そのなかには、145枚のきものの生地(端切れ)をつなぎ合わせたきものなど、滅多に観ることの出来ない、作品群です。
遠山先生の作品展は、大盛況です。




南日本新聞に掲載された、取材記事/10月28日 朝刊
遠山先生の「作品展」は、南日本新聞でも取り上げられ、話題になりました。
ご一読くださいませ。



会場には、リフォームされた素敵な帯の数々が…
帯のリフォームも、概念を変えるほど素晴らしいものです。



こんなに小さな端切れまで使っているなんて…!
その昔、北国では、大豆3粒包める端切れは残して使いました。
しかし遠山先生の端切れは、1粒も包めないものが多くありました。
車のキーと見比べて頂ければその小さな端切れの大きさが分かるはずです。

最近まで(昭和の前半まで)、端切れは貴重なものとして大切にされていました。
仏教の世界でも、「お布施」という言葉が残っているのは象徴的です。
物を大切に使ってきた日本人の心の文化に思いを寄せる機会にしたいものです。







 

 

     
      
   


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