坂東寛二郎、寛十胤親子の会…赤川次郎氏評➠画期的な舞踊の会
12月21日(金)、国立劇場で、日本舞踊の親子の会があった。
そのプログラムの巻頭の辞で、作家の赤川次郎氏は、「この舞踊の会は、舞踊の会の中でもまことに画期的なものである。」と述べて、
「親子の会というだけでなく、寛十胤さんがリーダーシップを取って、創作舞踊を創り上げたことのすばらしさだ。」と評した。
また、「大勢の子供たちに呼びかけて、日本舞踊の愉しさ、面白さを伝えようと出演してもらった情熱に打たれる。」としたうえで、
「父親から受け継いだバトンを、さらに将来渡すべき世代を見据えてつなごうとする姿勢は高く評価されるべきだろう。」
そして、「今、寛二郎さんほど幸せな舞踊家はいない。」と結んでいる。
当日のプログラムには、友禅作家の鈴木三千絵さんなども、お祝いのことばを寄せられていました。
寛二郎(かんじろう)先生、寛十胤(かんとみ)先生、「第十回寛和会」おめでとうございます。
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