きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

「舞踊と振袖の着付け専門講座」の二日目です《午前》

2016-10-06 09:50:34 | 舞踊と振袖の着付け

午前中は「股旅物」のおけいこでした
古い話で恐縮ですが、浪曲の一節に、

白の蛇型の単衣、紺の一本独鈷、手綱染めの上三尺、千草の半股引、同じく山のつかない脚絆素足にわらじ、きものの裾を三方高っかくはしょって、新刀鍛冶池田鬼神丸を一本差してこぼれ松葉の手ぬぐいを首んとこに引っ掛けて、右の手に要の取れた扇子を一本持っていたそうです。」
(広沢虎蔵 「三十石船」より。森の石松の姿を描写したところ)

こんなところを想像して、股旅物を作り上げていきます。
下は、結んだ角帯の上から上締めを締めているところ。
今回の股旅物では、刀の下げ緒の作り方などもお勉強しました。




 






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