ずいぶん前から使っている、着付けの便利なお供です。
日本舞踊の着付けに欠かせない、針と糸。
衣紋の衿を止めたり、衣裳の袖と襦袢の衿を整えたり。針糸の役割は意外と大きいのですが…
そんなときに使う「裁縫セット」は大小いろいろあります。
そんな中で、踊り手さんが少なく、着付師(衣裳方)も一組(二人)で伺うときなどに重宝している裁縫箱を紹介致します。
裁縫セットの大きさは、高さ22cm、巾22.5cm、奥行き18cmの手軽な大きさです。
正面の黄色いカバーを引き上げて、取っ手の付いている上面をひっくり返して差し込むと、裏面には、針山や糸通し器、和ばさみなどの付いた面が現れます。(①~③)
箱の中には、二段になった引き出しがあって、その奥には、白赤黒三色の木綿糸の二段になったボビンがセッティングされて、箱の上段の黄色い所から糸を繰り出します。下の段の糸が無くなると、上段の糸を使えるようになっています。(④~⑥)
家庭でも重宝する裁縫セットですよ。
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