西学院長のお人柄で築かれた10年の歴史
岡山の「西美代子きつけ教室」は、今年10周年を迎えました。
西学院長(写真)のお人柄に惹かれて、生徒さんの輪が広がり、現在では休みのないほど教室があります。
今日は創立10周年の認定式。
パーティーに80名が参加➠時代風俗衣裳や振袖着付け、鬼面太鼓も
この日は厳粛な認定式のあと、楽しいきものパーティーが行なわれました。
舞台では、振袖の帯結びショーや、時代風俗衣裳の着付けショー。鬼面太鼓。剣舞や民舞も行なわれ、参加者は楽しい時間を過ごしました。
詳しくは、後日このブログでも紹介したいと思います。
会場には「三枚襲」の婚礼衣裳が展示されて!
会場には、西家に伝わる、江戸後期から、明治・大正期の婚礼衣裳『三枚襲』が展示されました。
この時代の、「きものの文化遺産」といえる「三枚襲」を目の前で観れることは稀有なことだと思います。
参加者は、白・紅・紫の婚礼衣裳を興味深くご覧頂いていました。
補整・裾・腰紐・衿➠ひとつひとつ、基本に忠実に
差し迫った「来年の成人式」に向けて、連日おけいこを続けている振袖着付けの皆さん。
今日はお二人のおけいこに、二人の幹部講師が付きっきりで指導していました。
今日は、10年以上お勉強している方と、最近毎日おけいこに来ている方の振袖専科でした。
技術が上達すれば、指導者はその上の技術を要求する。その繰り返しで変化がないように見えますが、らせん階段のような進歩をしていきます。
ある程度の所でお稽古を止めてしまうと、上のステージを学ぶ機会を失います。
着付けに限らず、技術の世界はそんなものだと思うのです。
着付けを好きになってもらって、技術の計り知れない深さを知ってもらいたい。そう思います。