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鮭(さけ)の西京焼弁当/パクチー

2015年06月19日 | 田舎生活の衣食住
 既に我が家の定番・鮭の西京焼。西京味噌に漬け込むだけで、こんなに美味しくなるなんて…。
 ほかには味付け卵にコンニャク煮、そら豆・ゴボウ天、トマト(家で穫れたのでただ。アイコと言うミニトマト。1個だけだけど、今年の初物)とキュウリ、かき菜のおひたしで、四捨五入して160円でした。
 これに「アジアンスープ紀行」というインスタントのスープ春雨の「ベトナム風香草チキン」を食してみたのですが、お湯を注いだ瞬間に、プーンと香るパクチーの香り。なんだか、タイの屋台が懐かしくなりました。1食31円なので、弁当と合わせて191円になりました。







 トマトが安かった。普段は通らない道なのですが、そこにあった八百屋です。大きさは不揃いですが、12個で120円。1個10円。これなら毎食食べられる。即購入。やはりスーパーばかりではなく、小売店もたまには覗いてみよう。と決めた梅雨空の下。1個づつラップで包めば結構持ちます。我が家では、野菜類は皆、小分けにしてラップで包んで保存しています。芋は別だけどね。





 昔は、町内に一軒はこういった小売店があったもので、帳面を持って買いに行き、その帳面に買った物と値段を鉛筆で書き込んで貰い、月末に支払うといったシステムだったものです。
 これって、皆顔見知りで、信用が出来るから成り立った商いなのでしょうね。買い物籠を下げて出掛け、そこから帳面を出し、新聞紙に野菜を包んで貰っていたあの頃が、少しばかり懐かしくなりました。

 アジアの食にパクチーは不可欠と言っても過言ではないくらいに、あちこちで見掛けますが、最初に、このパクチーなる物を口にしたのは、今から25年くらい前の神田の「台南ターミー」でした。「台湾拉麺」の具として乗っていたのです。見掛けはグリーンの爽やかさんだったのですが、まず鼻に付くあの匂い。そして口にした瞬間、みるみる表情が曇って、口がへの字になった筈。「なんじゃこりゃあ」。思わず松田優作になりました。
 とてもとても自分のような子どもが口に出来る物ではなく、拉麺本体さえも食べ切れなかったのでした。
 店の人に聞いたところ、「台湾パセリです」と、のお答え。そうです。当時は未だ、パクチーと言っても知っている人は余り居なかったのでしょう。そして、聞いた物だから好ましいと思ったのか、中皿に山盛りのパクチーをサービスまでされてしまいました。
 多分、連れが食べたと記憶しています。
 あれから、約十年後、まさか自分がパクチーの本場に住もうとは夢にも思っていませんでした。
 で、好きになったかと言うと、以前ほどではありませんが、今でも苦手。トッピングだったら取り除きますが、混ぜ合わせてある場合、例えばソムタムなどの場合は、我慢して食べられれうようにはなりました。が、入っていなければその方が有難い。
 パクチーは東南アジアの食品と安心してはいけません。上海でもあんな北の北京でも、きっちり麺や雲呑にトッピングされているのです。「あいやー、出たな。おのれっ」。苦々しい思いで取り除くわたくし。
 よく通っていた春雨麺屋もたらふくトッピングしてくださるので、「今度は予め、パクチー抜きで」と注文しよう。と、毎度思うのですが、ついつい忘れてしまい、目の前のパクチーを見て思い出す。といった繰り返しで、ついぞ、パクチー抜きの春雨麺を食べることは出来ませんでした(笑)。




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