2011年09月12日 モスクワ発
[漁業分野の露米政府間諮問委員会が行われ重要な合意がなされる]
2011年9月9日、米国モントレーにおいて、ロシア側代表を連邦漁業庁副長官ファミンが務め、漁業分野における米露政府間諮問委員会(ICC)の定期会合を終了した。
この会合の主議題はスケトウダラ資源についてで、オホーツク海中央部、およびベーリング海中央部の漁業モラトリアム問題について相互理解を確認した。
また今回、ベーリング海におけるスケトウダラ資源の共同研究の組織と現状、およびIUU漁業防止にかかる法的措置に関する専門家の会合を開催した。
ロシアと米国の漁業研究機関代表者は、スケトウダラ資源の情報を交換し、露米共同研究プログラムを準備する科学的な専門家会合を、来年2012年設置することを決めた。
さらに、ロシアFSBと米国沿岸警備隊の国境管理局の代表者は、IUU漁業防止に関する協定案を議論し、2012年前半での調印を目指すことに合意する一方、FOC便宜地籍船の存在がこの合意の大きな障壁となっていることを共通の認識とした。
なお、今回の会合で米国側は、北極海での漁業を禁止する露米協定の締結を提案し、これに対しロシア側は、そのような合意は、国際法の基本原則にかかわる問題であるという事実を指摘した。
[漁業分野の露米政府間諮問委員会が行われ重要な合意がなされる]
2011年9月9日、米国モントレーにおいて、ロシア側代表を連邦漁業庁副長官ファミンが務め、漁業分野における米露政府間諮問委員会(ICC)の定期会合を終了した。
この会合の主議題はスケトウダラ資源についてで、オホーツク海中央部、およびベーリング海中央部の漁業モラトリアム問題について相互理解を確認した。
また今回、ベーリング海におけるスケトウダラ資源の共同研究の組織と現状、およびIUU漁業防止にかかる法的措置に関する専門家の会合を開催した。
ロシアと米国の漁業研究機関代表者は、スケトウダラ資源の情報を交換し、露米共同研究プログラムを準備する科学的な専門家会合を、来年2012年設置することを決めた。
さらに、ロシアFSBと米国沿岸警備隊の国境管理局の代表者は、IUU漁業防止に関する協定案を議論し、2012年前半での調印を目指すことに合意する一方、FOC便宜地籍船の存在がこの合意の大きな障壁となっていることを共通の認識とした。
なお、今回の会合で米国側は、北極海での漁業を禁止する露米協定の締結を提案し、これに対しロシア側は、そのような合意は、国際法の基本原則にかかわる問題であるという事実を指摘した。