ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

国境違法横断カンボジアFOC船の船主も責任を逃れることはできない“Спринг Винд”

2012-02-06 13:01:49 | 日記

2012年02月01日 サハリン発
[国境違法横断カンボジアFOC船の船主も責任を逃れることはできない]
サハリン地方裁判所は、ロシア国境を手続きを取らずに横断する等の違法行為をし、ロシアFSBサハリン国境警備局に拘束されたカンボジアFOC船“Спринг Винд”(スプリングウインド)の船長スレイマノフに対し、罰金10万ルーブルの判決を下した。
また、“Спринг Винд”が拘束された際、船内からカニ製品が発見されており、このFOC船の船主である外国企業“HARUKAZE Co.,LTD”(春風社)の役員も責任を問われることとなる。

(以下参考過去情報 “Спринг Винд”事件)
2011年07月25日 サハリン発
[サハリン国境警備局がカンボジア籍高速船を拘束]
2011年7月23日夜、ロシアFSBサハリン国境警備局は、ロシア国境を違法に横断する船を拘束した。
当局所属警備艇がアニワ湾南の領海6マイル地点で、船体表示のない外国製と見える高速船を発見したところ、この不明船はライトを消し、ロシア海域から離脱するため逃走を開始した。
不明船は2時間、当局の呼び出しと信号に応じず、危険な航行を続け、日本の排他的経済水域へ逃げ込もうとしていたが、警告射撃を受けた後、ようやく停船した。
この不明船を検査したところ、船名が“Спринг Винд”(スプリングウインド)でカンボジア船籍となっており、船内にケガニ1トン、1,709固体の水棲生物資源を所持していたことが分かった。
当局により“Спринг Винд”の更なる検査がおこなわれることになる。
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