2025年01月24日
北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
[ロシア科学研究機関による2024年-2025/2026年アフリカ海域“大調査航海”展開状況(1月19日)]
今年2024年8月から始まったロシア科学研究機関による2024年-2025/2026年アフリカ海域“大調査航海”の枠組みによる2024年-2025年のプログラムに基づく投入調査船の現況を、ロシア漁業庁が1月19日発表した。
“大調査航海”は、科学調査船“アトラント・ニロ”(АТЛАНТНИРО)と“アトランチダ”(АТЛАНТИДА)により、18ケ国の排他的経済水域と領海で行われることになっている。
アトラント・ニロ”は報告日現在、モーリタニア海域から再びモロッコ海域に戻り調査を継続している。
一方“アトランチダ”はモーリタニア海域で調査を継続している。
なお、この“大調査航海”の最大の目的は、アフリカ海域の水棲物資源の評価であり、科学データの入手とロシア漁業の操業機会の発展にあるが、このほか輸出市場の拡大、アフリカ大陸におけるロシアの地政学的地位の強化に新たな機会を生み出すことに貢献することになる。
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