ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

ロシアFOC/IUU取締情報109“МасуМару5“

2012-06-18 16:51:19 | 日記

2012年06月18日 カムチャツカ発
[北東管区国境警備局がカニ密漁カンボジアFOC船を拘束]
ロシアFSB北東管区国境警備局は、オホーツク海において20トン以上のカニを違法に漁獲、所持していたカンボジアFOC船“МасуМару5”(ます丸5号)を拘束したと発表した。
国境警備当局が、この船長の違法行為により拘束するのは3回目となる。
当局所属警備艇“Барс”(バルス)は、オホーツク海のロシア排他的経済水域において、“МасуМару5”を発見、呼び出したが、応答がなかったため、モーターボートも使用して停船させ、これを検査した。
“МасуМару5”はカンボジア旗で、船長と9名のロシア人、ほかに2名のウクライナ人で乗組員は構成されていた。
“МасуМару5”は船内に、専用漁具、海水循環式活魚水槽と冷凍製品の輸送機器を設備し、21トンのタラバガニ、アブラガニ、ズワイガニ(オピリオ)などの活カニを許可なく違法に所持していた。
違法に所持されていた活カニは、当局により生息地へ海中還元され、“МасуМару5”はペトロパブロフスクカムチャツキー港へ連行された。
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ロシアの韓国向けカニ輸出にかかる原産地証明取得手続きが規定される

2012-06-18 13:12:30 | 日記

2012年06月16日 モスクワ発
[ロシアの韓国向けカニ輸出にかかる原産地証明取得手続きが規定される]
合法的なロシア産の、活、生鮮および冷凍カニの韓国向け輸出のため、原産地証明書取得の手続き等が規定され、2012年6月25日からロシア漁業庁沿海地方管理局が承認申請の受付を開始する。
この手続き規定は、2012年5月15日付漁業庁命令No403に基づくもので、同年6月7日に法務省登記され、同年6月14日1200に公示された。
2012年4月16日、当時の首相プーチンが命令No297へ署名、ロシア政府は、韓国向けのカニとその製品の合法的輸出を目的とする原産地証明の認証機関として、ロシア漁業庁を承認した経緯にある。
この証明書の取得は、ロ韓IUU漁業防止協定に基づくもので、活、生鮮および冷凍カニ等の製品を、韓国が、今後、輸入する際、原産地等を確認するために必要となった。
(*輸出者書込用様式PartAを参考添付)
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