ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

日本との漁業協定 今月内に妥結しないなら「決断」=韓国閣僚

2018-04-05 13:02:47 | 日記

2018年04月05日
北海道機船漁業協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二
[日本との漁業協定 今月内に妥結しないなら「決断」=韓国閣僚]
排他的経済水域(EEZ)での漁獲割当量などを決める日本との漁業交渉が2年にわたり妥結できていない問題について、韓国の金栄春(キム・ヨンチュン)海洋水産部長官は4日、記者懇談会で「協定の実務交渉(期限)は4月までと設定されている」として、今月内に妥結しない場合は「決断」を下す考えを明らかにした。
世宗聯合ニュースが伝えた。
同ニュースによると、金氏は「担当局長に今月内に妥結しなければ非常な決断をするしかないとの意思を日本に伝えるよう指示した」と述べた。
協定は1999年1月に発効し、毎年の漁期(7月1日~翌年6月30日)に合わせて交渉を行い、EEZでの漁獲割当量などを協議してきた。韓国は日本のEEZで主にサバやタチウオを漁獲している。
交渉は2016年漁期に合意に至らず、約2年間宙に浮いたままだ。
金氏によると、それにより釜山の大型巻き網漁の売上高が30%減るなどの影響を受けている。
金氏は「該当水域で韓国側が10匹を獲ると日本側は1匹しか獲れない不均衡のため、日本の立場としては(交渉を)したがらない」として、「日本はタチウオ漁船の削減などの譲歩を要求しているが受け入れ難く、細部の交渉を続けている」と説明した。
また、「今月までに解決できなければ5月からは通常の交渉ではなく、別の方式の交渉か決断が必要な時期に変わる」として、「両国の水産当局の交渉で解決できないため、別のレベルで問題を解決するか、決裂させなければならないと思う」と強調した。
協定の破棄を検討しているかどうかについては、「今はそこまでは言えない」と具体的な言及を避けた。
韓国が福島などの水産物の輸入を規制していることが交渉に影響を与えているとの指摘もある。金氏は「当然内部的には交渉に影響を与えているとみている」としながらも、「ただ、日本は水産物(輸入)禁止措置と結びつけて話しておらず、我々の方から聞いても別(の問題)だとしている」と述べた。

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韓国業界 政府に韓日漁業協定交渉妥結を求める決起集会を実行

2018-04-05 10:35:24 | 日記

2018年04月05日

北海道機船漁業協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二

[韓国業界 政府に韓日漁業協定交渉妥結を求める決起集会を実行] 

2018年4月4日、釜山水産業界は政府に韓日漁業協定交渉妥結を求める決起集会を実行した。

韓国一般紙(WEB)が伝えた。

釜山水産業界が韓国政府に対し、22カ月間にわたって交渉が難航していている韓日漁業協定の妥結を求めた。 

大型巻き網水協など5つの水協と全国巻き網労組、釜山共同魚市場、仲卸売人協会などに所属している約3000人の漁業従事者は4日午前、釜山西区(ソグ)共同魚市場で「釜山漁業者総決起大会」を開催した。 

釜山市民団体協議会代表パク・イノは「主要漁場だった水域が、ある日突然操業できなくなり、政府は交渉妥結はおろか最低限の支援もしてくれない」と述べた。

集会に参加した釜山市長ソ・ビョンスは「海洋水産部の実務陣ではなく、青瓦台(チョンワデ、大統領府)や長官が動いて日本と交渉するべきだ」と韓国政府を批判した。

決起大会ではあわせて海上デモも行われた。

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稚内税関支署 ロシアからのケガニ4年ぶり 日刊宗谷紙

2018-04-05 00:58:02 | 日記


2018年04月03日
北海道機船漁業協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会
[稚内税関支署 ロシアからのケガニ4年ぶり]
稚内税関支署では2018年2月の外国貿易概況を発表、約4年ぶりにロシアからケガニが入ってきたと発表した。日刊宗谷紙が報じた。
同紙によると、稚内税関支署では、同年2月の外国貿易概況をまとめたが、輸出入総額は1億1,600万円で4か月ぶりに前年同月を上回った。
輸出は魚介類が無かったことで前年同月を下回ったが、輸入は活のタラバガニが2か月ぶりにあったほか、約4年ぶりにロシアからケガニが入ってきた。
輸出は200万円でロシア向けの穀物などその他のみ。
前年同月は魚介類が金額にして2,500万円あったため、前年同月の6.6%と大幅に減少した。
一方の輸入は1億1,400万円で前年同月の3.4倍。
ロシアからのケガニが計27.5トン、金額にして6,600万円あったほか、カナダからのその他(含再輸入)で4,800万円。
活ガニの内、ケガニは16トン、3,400万円あり、日ロ政府間のカニ密漁・密輸防止協定が発効した平成26年以来約4年ぶりの輸入。
タラバガニは昨年12月以来2か月ぶりで10トン、3,200万円だった。
なお、外国貿易船の入港隻数は11隻で前年同月より1隻増加。
国籍別の内訳はロシア3隻、トーゴ5隻、シェラレオーネ1隻、タンザニア2隻だった。
同支署によると3月も活ガニ運搬船が入港していることが確認されているほか、今年初めてとなる活ウニの輸入もあり、2月に続いて金額が伸びるのではないかと見ている。

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