2024年11月08日
北海道機船漁業協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二
[北海道隣接サハリン州 2024年漁期 増殖事業向シロザケ採卵10億粒に近づく(10月25日)]
近年、北海道に隣接するサハリン州では太平洋サケマス増殖事業において10億尾内外の稚魚放流を実施しており、その内容を問わなければ、数量的に、双方は、ほぼ、同等の増殖事業を展開していることになる。
今年2024年漁期、同州の10月25日までの増殖事業向の太平洋サケマスの採卵は11億5,300万粒に達している。
当該魚種別採卵数は次のとおりとなっている。
シロザケ 9億8,549万3,400粒
カラフトマス 1億6,767万7,100粒
ギンザケ 52万4,000粒
サクラマス 13万4,800粒
サハリン島の増殖事業向の太平洋サケマスの採卵はほぼ完了している。
択捉島と国後島の採卵は9月後半から開始され、11月中旬まで続けられることになる。
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