goo blog サービス終了のお知らせ 

ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
http://kisenren.com
一般社団法人北洋開発協会

カンボジアFOC船船主に天然資源損害賠償金"MARINER"FUGO"

2012-02-03 01:09:45 | 日記
2012年02月01日
サハリン発
[カンボジアFOC船船主に天然資源損害賠償金が科せられる]
サハリン地方裁判所は、環境法違反等によりロシアFSBサハリン国境警備局に拘束された、カンボジアFOC船"MARINER"と"FUGO"の船主に損害賠償金を科す判決を下した。
"MARINER"の船主"YUGEN KAISHA HOKUYO"(有限会社北洋)は2.5百万ルーブル、そして"FUGO"の船主"NEW WORLD COMPANY LTD"は、2.3百万ルーブルを天然資源に与えた損失への補償として支払わなければならない。

(以下参考過去情報)
2010年06月24日 サハリン発("MARINER"事件)
[サハリン国境警備局が2隻のカンボジア旗商業船を拘束]
ロシアFSBサハリン国境警備局は、ロシア海域における水棲生物資源の密漁密輸で、2隻のカンボジア旗商業船を拘束した。
6月18日、サハリン国境警備艇が、アニワ湾南東海域をパトロール中、カンボジア旗商業船を検査したところ、違法な1,600kgのカニ製品、250kgのニシン、スケトウダラが発見された。
この違法な活動をしていた商業船は母港プノンペン、船名”Snaike”乗組員14名は全員ロシア人と判明、当局はこれを拘束した。
また、6月20日、当局は、別のカンボジア旗商業船を拘束した。
この別のカンボジア旗商業船の船名は“Mariner”で、12トンの違法なズワイガニを所持しており、同様に乗組員は14 名で全員ロシア人だった。
この“Mariner”は、今年3月にも違法な商業活動を行いサハリン国境警備局に拘束されている。

2011年04月15日 サハリン発(“FUGO”事件)
[サハリン国境警備局がカニ密漁でロシア漁船とカンボジアFOC船を拘束]
ロシアFSBサハリン国境警備局は取締活動に所属航空機を投入し、タタール海峡ロシア排他的経済水域において、カニを密漁したロシア漁船“Соломон”(ソロモン)と、カンボジアFOC船“FUGO”を拘束したと発表した。
当局の検査により、“Соломон”からは、12トンの活カニと専用漁具、また、“FUGO”から23トン以上のカニ製品が発見されたが、それぞれ、これらの漁業活動を満たす許可は所持していなかった。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ロシア 北朝鮮とIUU漁業... | トップ | 国境違法横断カンボジアFO... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事