302 キーウエストなどフロリダの思い出

　古い話、フロリダへ子ずれで行った時に、ダラスでチェックインした際にファストクラスにアップグレードしてくれました。マイアミに着いて手荷物の所で横の人から、弊社の会長が乗っていたけど知っていたかと聞かれました（考えるとどうして同じ会社の人間と分ったのか？それも今気づく）。
　それから半年後に無料の子供の搭乗の制限が１２歳までと厳しくなりました。我が家は何時も飛行機に乗る時は、エコノミーに乗る時も一番良い服装で、常に与えていない玩具等、３才ですが行儀も問題ないように気をつかっていました。唯一写真を撮ったのがいけなかったのかと思いました。我が家が子供の搭乗を制限したようで、いつも何かその後、罪の意識を感じていたのでした。
　その時は、アメリカで車の運転も随分慣れた時分で、キーウェストに行きました。空港でレンタカーを借りて、そこを出て直ぐに右折して一般道に出ました。その時ビックリ、前から車が、他の日本人がやったのを聞いていましたが、自分自身が日本と同じように左側の車線に入ってしまいました。大慌てで、右車線に入った事を思い出します。

　空港と言っても、レンタ会社の駐車場の回りは車が少なくて助かりましたが、日本から直接マイアミ迄行った後、直ぐに車を運転した為にちょっとした大きなミスでした。その後、右折の時は心の中で右右と言うようにして回る様になりました。向こうの道は比較的簡単で、E（東行きイースト）W（西行きウエスト）と道路標識に道路番号と一緒に書いてあるので間違った事はありません。

　ただ日本の道路標識には何時もクレイムを付けたくなります。良く思うのが大阪方面を目指して行くと、大阪の手前で大阪の看板が無くなり、そうかと思ったら大阪の市心四ツ橋の本町で、こんな所で迷っている人がいるとは思えない和歌山方面侵入禁止とか、まるで運転をした事がある人が考えたとは思えないのです。カーナビが無い私の様な人間は、何時も悩むのでした。カーナビを売る為に日本はややこしいのに違いありません。それを考えるとアメリカでは、ひょっとしてカーナビの普及率が悪いかも知れません。

　キーウェストへは、入る道さえ分ったら間違わず行きに高速を利用して、帰りに地道を通って、又景色を楽しみました。お陰で途中に休む所に良いカフェがありました。キーウェストは、なんと言っても何匹も猫のいるヘミングウェイの館が印象に残っています。セブンマイルブリッジはその名の如く、途中休み休み走りました。
　
　一度フロリダ州の懐かしのボカラトン、デイトナビーチを越えて行く、ソーグラスに行った時でした。ソーグラスはゆったりとしたリゾートでした。フロリダは行けども行けども同じ感じの広い道にウンザリして丁度昼ご飯時分でしたから、洒落たレストランがあったので入ろうとしたのでした。　家族がTシャツと半ズボンで草履を履いているから、その格好では無理と言うのをアメリカだからマシテ昼だから構わないと言って入ろうとしたら、体よく断られました。

　アメリカでも昼間の道路脇の店に、服装にコダワル所があったのでした、フロリダから恥ずかしい失敗談を又しても思い出しました。