今年ももう直ぐ終わり、又、1つ歳を取っただけで冥土が近くなったことだけは確かです。今年何ができたかな、余り思っていなかったけれど、一年を振り返って一年だけを考えるという事は素晴らしいです。思えば西暦2000年、世紀を越えて歴史的な21世紀を迎えた大事な年、残念ながら何があったか全く覚えていません。
1996年に亡くなった司馬遼太郎氏は、「21世紀に生きる君たちへ」の中で「私の人生は すでに持ち時間は少ない、例えば21世紀というものを見ることができないに違いない」と書いています。2000年を迎えるとは大変な事だったのです。私の様なアトムや鉄人28号の世代、ずっと先の未来の事と思った21世紀、今、世紀をまたいで我々は生きているのです。
そんな歴史的な時、2,000年を全く覚えていない。情けないと言うか思い出というものがありません。来年は平成26年2014年です、大正より長くなって、もうあれから14年もたっているのです。この年になって、これからどう考えても今まで生きて来た年月よりも、残りの人生少なくなって来たのは分かります。人間いつかは死を迎えるのは分かっているのですが、不思議にそれも今の所他人ごとです。
我が家では、額に写真をそこやあそこに飾っていますが、過去を振り返り語るのに写真程便利なものはありません。アルバムから出してください、飾る効力が分ります。
しかし、写真無しに思い出すのも、なかなか良いものと思います。ロンドンからパリまでバスで渡った事がありました。ドーバー海峡をホーバークラフトで、これが凄く早かったのを思い出します。途中に寄ったフランスのバスストップ、そこで休憩したのですが、未だにその光景を思い出します。フランスの田舎で映画を見ている様な雰囲気のある建物が忘れられません。
写真が一枚でもあったら思い出が現実に近くなるのですが、でも、写真はありません。写真が無い分、自分のイメージでそこを思い出すと思っています。その時は、とりあえずパリに行く事に必死で、バスの席の隣に同年輩の英国人にパリの宿泊施設の事情を聞いていました。当時、毎回ホテル予約無しで行ってましたから、本当に怖いものも知らずの若者だったと思います。
もう一度、同じルートで行きたいと思っていますが、余裕を持って、回りをモットゆっくり見たいものです。今の所、夢になっています。実際は、思うほど大した事は無いかも、そんな事は無い信じたいと思います。
福田みどりさんが熱烈に愛した夫(司馬遼太郎)を亡くして何年も絶望の中にいた後、やっとたどり着いた言葉を‘司馬さんは夢の中’で「昔の光を追うのは、もうやめます。それよりも若い世代に未来の光を託すことのほうが大切ですもの’という考えに達しました。私は何も出来そうに無いので、少しでも自分の経験を若い人に伝えて行こうと思います。
1996年に亡くなった司馬遼太郎氏は、「21世紀に生きる君たちへ」の中で「私の人生は すでに持ち時間は少ない、例えば21世紀というものを見ることができないに違いない」と書いています。2000年を迎えるとは大変な事だったのです。私の様なアトムや鉄人28号の世代、ずっと先の未来の事と思った21世紀、今、世紀をまたいで我々は生きているのです。
そんな歴史的な時、2,000年を全く覚えていない。情けないと言うか思い出というものがありません。来年は平成26年2014年です、大正より長くなって、もうあれから14年もたっているのです。この年になって、これからどう考えても今まで生きて来た年月よりも、残りの人生少なくなって来たのは分かります。人間いつかは死を迎えるのは分かっているのですが、不思議にそれも今の所他人ごとです。
我が家では、額に写真をそこやあそこに飾っていますが、過去を振り返り語るのに写真程便利なものはありません。アルバムから出してください、飾る効力が分ります。
しかし、写真無しに思い出すのも、なかなか良いものと思います。ロンドンからパリまでバスで渡った事がありました。ドーバー海峡をホーバークラフトで、これが凄く早かったのを思い出します。途中に寄ったフランスのバスストップ、そこで休憩したのですが、未だにその光景を思い出します。フランスの田舎で映画を見ている様な雰囲気のある建物が忘れられません。
写真が一枚でもあったら思い出が現実に近くなるのですが、でも、写真はありません。写真が無い分、自分のイメージでそこを思い出すと思っています。その時は、とりあえずパリに行く事に必死で、バスの席の隣に同年輩の英国人にパリの宿泊施設の事情を聞いていました。当時、毎回ホテル予約無しで行ってましたから、本当に怖いものも知らずの若者だったと思います。
もう一度、同じルートで行きたいと思っていますが、余裕を持って、回りをモットゆっくり見たいものです。今の所、夢になっています。実際は、思うほど大した事は無いかも、そんな事は無い信じたいと思います。
福田みどりさんが熱烈に愛した夫(司馬遼太郎)を亡くして何年も絶望の中にいた後、やっとたどり着いた言葉を‘司馬さんは夢の中’で「昔の光を追うのは、もうやめます。それよりも若い世代に未来の光を託すことのほうが大切ですもの’という考えに達しました。私は何も出来そうに無いので、少しでも自分の経験を若い人に伝えて行こうと思います。