旅、思いで思い出し           何も知らずに旅にでた!

昔ズート昔、旅をした。何も知らない私が、若かった,若いだけだった!
半世紀前の事....

497 記憶(毎週土曜日に更改しています)

2016-12-10 03:54:04 | ブログ
死なない人間はいない。それどころか生きるもの全て確実に死を迎えると言えます。お金で取り戻すことができないものを奪われてしまう程悲しい事はないです。

 一年前に親の年金を受け取る為、その死を隠して親の年金を騙し取っていた人の事を書きました。それが可愛く見える程の事件が多発しています。余りに次から次へと、上村遼太くん(13)が深夜多摩川河川敷で殺害・遺棄された事件を忘れれないで下さい。ただ記憶に残っている人は少ないと思います。偉そうな事を言っていますが、僚太という名前を、記憶しているだけでした。改めて川上と苗字を記憶から思い出しました。良く残酷な事をするものができるものだと思っていました。

 ここに来て先日、鈴木流聖ちゃんが車の中で発見されたのですが、今や残るものは写真だけで、それも愛くるしい姿、親族に撮られたものでした。そんな子を死に追いやった2人。未だ、その真相が分かっていないので、推測ですが、言葉も話せないあどけない幼児を親の勝手で殺してしまったと思っています。
 泣く事しか抵抗できない、空腹で、その事も出来なくなって、人でなしとしか言いようがありません。まだ、事の善悪を知る前の幼児を、若さの過ち、間違いで殺されては、本当にどうしょうもありません。涙が出てきます。他人でもこうなんです....

 ただ、忘れるという人間の記憶というものは、悲しさを和らげて、時として優しくなるものです。誰かの記憶に残して、自分が確かにここに存在した足跡を残して消え去りたいものです。まあ私の場合、無理でしょう。良く孫子の代迄といいますが、いずれにしても2-3年したら忘れ去ってしまうでしょう。だから、生きている今が大事と思っています。

 小学生の頃、作文に将来何になりたいか書きなさいといわれ、自分が何を書いたか自分の事は忘れてしましました。同じように他人が何を書いたかまるっきり忘れてしまいました。一人記憶に残っているのが、「普通のサラリーマンになりたい。」と言った村x君の事でした。
 そのように思う人間はいなかった、当時はまだまだ庶民の学校でサラリーマンとは面白さを狙ったとしか思えませんでした。クラスの中でも老舗の麹を作る古い家で、家にはオクドウサンが8つもある大きな家で、その彼は、何があったのか自殺をしたと聞きました。世の中分からないものです。

 今年も年末、送らなくても良いと思うのですが、年々増えるのが喪中はがきのハガキです。皆さん元気に、間違い、元気だけではダメです、健康に年を越して下さい。
コメント
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